平成28年第6回新ひだか町議会臨時会会議録(第1号)
○議事日程 第1号
平成28年10月25日(火) 午前9時30分開会
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定
第 3 行政報告(町長・教育委員会)
第 4 議案第 1号 平成28年度新ひだか町一般会計補正予算(第4号)
○出席議員 (20名)
1番 細 川 勝 弥 君 2番 志 田 力 君
3番 渡 辺 保 夫 君 4番 川 端 克 美 君
5番 木 内 達 夫 君 6番 北 道 健 一 君
7番 進 藤 猛 君 8番 白 尾 卓 人 君
9番 田 畑 隆 章 君 10番 畑 端 憲 行 君
11番 建 部 和 代 君 12番 池 田 一 也 君
13番 福 嶋 尚 人 君 14番 阿 部 公 一 君
15番 日向寺 敏 彦 君 16番 築 紫 文 一 君
17番 城 地 民 義 君 18番 下 川 孝 志 君
19番 谷 園 子 君 20番 川 合 清 君
○欠席議員 (0名)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
○町長より通知のあった議事説明者
副町長 本 庄 康 浩 君
総務企画部長 坂 将 樹 君
住民福祉部長 名須川 一 君
健康生活部長 渡 辺 勝 造 君
健康生活部参与 小 松 幹 志 君
総合ケアセンター総合施設長
町立静内病院長
健康生活部参与 八木橋 厚 仁 君
三石国民健康保険病院長
経済部長 土 井 忍 君
農林水産部長 木 村 実 君
三石総合支所長 阪 井 典 行 君
総務課長 藤 沢 克 彦 君
マイナンバー制度準備室長
企画課長 岩 渕 博 司 君
地方創生推進室長
地域情報化推進室長
契約管財課長 米 田 和 哉 君
契約管財課参事 田 口 寛 君
税務課長 榊 要 君
マイナンバー制度準備室参事
税務課参事 中 島 健 治 君
マイナンバー制度準備室参事
福祉課長 木 村 博 成 君
児童館長
生活改善センター館長
マイナンバー制度準備室参事
福祉課参事 久 保 敏 則 君
マイナンバー制度準備室参事
生活環境課長 川 上 康 徳 君
マイナンバー制度準備室参事
生活環境課参事 大久保 信 男 君
マイナンバー制度準備室参事
健康推進課長 石 原 義 弘 君
地域包括支援センター参事
健康推進課参事 角 田 しのぶ 君
地域包括支援センター長
健康推進課参事 伊 藤 信 夫 君
静内病院事務長 米 田 一 治 君
地域医療情報化推進室長
三石国民健康保険病院事務長 佐 伯 智 也 君
地域医療情報化推進室参事
介護老人保健施設まきば事務長 池 田 由貴子 君
特別養護老人ホーム静寿園長 寶 金 司 君
特別養護老人ホーム蓬莱荘所長 久 保 稔 君
ケアハウスのぞみ施設長
デイサービスセンターみついしセンター長
みついし居宅介護センター長
地域包括支援センター参事
デイサービスセンターみついしセンター参事
田 森 由美子 君
みついし居宅介護センター参事
地域包括支援センター参事
建設課長 酒 井 隆 君
建設課参事 池 均 君
生活環境課参事建設課参事 水 谷 貢 君
建設課参事 木 村 辰 也 君
建設課参事 野 垣 尚 久 君
商工労働観光課長 上 田 哲 君
商工労働観光課参事 山 口 一 二 君
上下水道課長 野 本 武 俊 君
上下水道課参事 小野寺 大 作 君
上下水道課参事 浅 野 義 裕 君
静内終末処理場長
三石浄化センター施設長
農政課長 秋 山 照 幸 君
基幹集落センター長
農政課参事 城 地 哲 也 君
農業実験センター長
静内ハウス団地主幹
農政課参事 萩 澤 慶 一 君
和牛センター長
水産林務課長 石 丸 修 司 君
水産加工センター長
水産林務課参事 早 瀬 秀 一 君
会計管理者 竹 田 三智子 君
地域振興課長 田 中 伸 幸 君
会計課参事
町民福祉課長 阿 部 尚 弘 君
児童館長
高齢者共同生活施設やまびこ施設長
総務課主幹 上 田 賢 朗 君
マイナンバー制度準備室主幹
総務課主幹 中 村 隆 志 君
マイナンバー制度準備室主幹
総務課主幹 中 山 雄一郎 君
総務課主幹 成 田 葉 子 君
総務課主幹 千 葉 憲 児 君
企画課主幹 柴 田 隆 君
地方創生推進室主幹
地域情報化推進室主幹
企画課主幹 寺 田 巧 君
地方創生推進室主幹
契約管財課主幹 桂 田 達 也 君
契約管財課主幹 今 田 憲 孝 君
契約管財課主幹 小 松 和 彦 君
税務課主幹 佐々木 直 子 君
マイナンバー制度準備室主幹
税務課主幹 植 村 純 也 君
マイナンバー制度準備室主幹
税務課主幹 関 澤 淳 子 君
税務課主幹 及 川 敦 司 君
福祉課主幹 丸 山 薫 君
マイナンバー制度準備室主幹
福祉課主幹 布 施 和 継 君
静内保育所長 長 森 裕 子 君
静内保育所副保育所長 木 村 清 美 君
東静内保育所長 上 田 美智子 君
東静内保育所副保育所長 欅 田 真 美 君
静内子育て支援センター長 角 谷 恵理子 君
生活環境課主幹 斉 藤 智恵美 君
マイナンバー制度準備室主幹
生活環境課主幹 阿 部 容 子 君
マイナンバー制度準備室主幹
健康推進課主幹 樋 爪 旬 君
健康推進課主幹 田 中 陽 子 君
健康推進課主幹 小野寺 敦 子 君
健康推進課主幹 中 村 香 君
健康推進課主幹 渡 辺 由 江 君
地域包括支援センター主幹
健康推進課主幹 戸子台 弘 一 君
地域包括支援センター主幹
地域包括支援センター主幹 柴 田 美 奈 君
デイサービスセンターみついし主幹
静内病院主幹 酒 井 裕 美 君
地域医療情報化推進室主幹
静内病院主幹 及 川 わたる 君
地域医療情報化推進室主幹
三石国民健康保険病院主幹 渡 辺 智 之 君
地域医療情報化推進室主幹
特別養護老人ホーム静寿園主幹 木 村 研 一 君
特別養護老人ホーム蓬莱荘主幹 坂 田 一 洋 君
ケアハウスのぞみ主幹
デイサービスセンターみついし主幹
平 野 和 久 君
みついし居宅介護センター主幹 斉 藤 伊 君
地域包括支援センター主幹
建設課主幹 斉 藤 勝 智 君
生活環境課主幹
建設課主幹 西 岡 雅 彦 君
商工労働観光課主幹 森 宗 厚 志 君
商工労働観光課主幹 荻 原 一 誠 君
上下水道課主幹 西 堀 智 幸 君
上下水道課主幹 佐 藤 まゆみ 君
上下水道課主幹 及 川 和 也 君
上下水道課主幹 森 誠 一 君
上下水道課主幹 筒 井 康 弘 君
上下水道課主幹 亀 井 洋 孝 君
農政課主幹 飯 田 裕 紀 君
農政課主幹 大角地 浩 君
農政課主幹 橋 谷 俊 裕 君
農政課主幹 伊 藤 静 生 君
農政課主幹 五十嵐 克 昭 君
農業実験センター主幹 岡 田 俊 之 君
水産林務課主幹 新 川 兼 一 君
水産林務課主幹 大 山 慎 司 君
水産林務課主幹 渡 辺 英 樹 君
会計課主幹 小 島 知恵子 君
地域振興課主幹 村 井 弘 君
町民福祉課主幹 村 岡 幸 栄 君
町民福祉課主幹 佐 藤 礼 二 君
○教育委員会教育長より通知のあった議事説明者
教育部長 渋 谷 正 弘 君
管理課長 片 山 孝 彦 君
社会教育課長 中 村 敏 君
体育振興課長 田 畑 善 側 君
体育振興課参事 麻 野 和 彦 君
ライディングヒルズ静内施設長
図書館長 藪 中 剛 司 君
博物館長
学校給食センター長 中 村 哲 史 君
管理課主幹 中 村 英 貴 君
管理課主幹 三 上 泰 範 君
社会教育課主幹 齋 藤 亜希子 君
社会教育課主幹 森 治 人 君
社会教育課主幹 山 口 理 絵 君
社会教育課主幹 土 井 朋 英 君
体育振興課主幹 田 森 由美子 君
ライディングヒルズ静内主幹
体育振興課主幹 小 瀧 健 司 君
ライディングヒルズ静内主幹
体育振興課主幹 志 田 司 君
ライディングヒルズ静内主幹
図書館主幹 村 田 美 穂 君
博物館主幹 小野寺 聡 君
学校給食センター主幹 寺 越 正 央 君
○水道事業管理者より通知のあった議事説明者
経済部長 土 井 忍 君
上下水道課長 野 本 武 俊 君
上下水道課参事 浅 野 義 裕 君
上下水道課参事 小野寺 大 作 君
上下水道課主幹 西 堀 智 幸 君
上下水道課主幹 筒 井 康 弘 君
上下水道課主幹 亀 井 洋 孝 君
上下水道課主幹 佐 藤 まゆみ 君
上下水道課主幹 及 川 和 也 君
上下水道課主幹 森 誠 一 君
○農業委員会会長より通知のあった議事説明者
事務局長 池 田 孝 義 君
事務局主幹 二本柳 浩 一 君
○代表監査委員より通知のあった議事説明者
事務局長 渡 辺 洋 一 君
事務局参事 渡 辺 浩 之 君
職務のため出席した事務局職員
事務局長 渡 辺 洋 一 君
事務局参事 渡 辺 浩 之 君
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◎開会の宣告
○議長(細川勝弥君) おはようございます。
ただいまの出席議員数は20名です。定足数に達していますので、平成28年第6回新ひだか町議会臨時会を開会いたします。
なお、あらかじめ申し上げます。町長が入院中のため、副町長を町長の職務代理者とする連絡がありましたので、本日の会議は、副町長は職務代理者としての副町長といたします。
(午前 9時30分)
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◎開議の宣告
○議長(細川勝弥君) これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(細川勝弥君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、11番、建部君、12番、池田君を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(細川勝弥君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日に決定いたしたいと思います。ご異議ありませんか。
[「異議なし」と言う人あり]
○議長(細川勝弥君) 異議なしと認めます。
よって、本臨時会の会期は、本日1日に決定いたしました。
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◎行政報告・教育行政報告
○議長(細川勝弥君) 日程第3、行政報告の申し出がありますので、これを許します。
副町長。
[副町長 本庄康浩君登壇]
○副町長(本庄康浩君) おはようございます。行政報告を申し上げます。
はじめに、新ひだか町長の職務代理者についてであります。町長は、平成28年10月18日から10月27日まで病気療養のため入院することから、その間、町長の職務は、地方自治法第152条第1項の規定により、副町長が代理することになりました。
次に、新ひだか町10周年記念式典についてであります。平成28年10月15日に新ひだか町10周年記念式典を挙行いたしました。なお、本式典において、町表彰条例に基づき、永きにわたり本町の振興発展にご尽力いただきました方々に対し、記載のとおり、各、町表彰各賞を贈呈いたしました。
1枚おめくりください。低気圧による被害状況についてであります。7月27日から29日の低気圧による大雨の被害状況は記載のとおりでございまして、9月定例議会では中間報告をしておりましたが、最終被害額が確定しましたので、報告をさせていただきます。
次のページへまいりまして、台風7号による被害状況についてであります。8月17日の台風7号による大雨の被害状況は、記載のとおりでございまして、現在も継続調査中でありますが、9月定例議会での報告から被害状況に変動がありましたので、中間報告をさせていただきます。
1枚おめくりをお願いします。台風9号による被害状況についてであります。8月23日の台風9号による大雨の被害状況は、記載のとおりでございまして、こちらの被害状況につきましても同様に、現在も継続調査中でありますが、9月定例議会での報告から被害状況に変動がありましたので、中間報告をさせていただきます。
6ページにまいりまして、台風10号による被害についてであります。8月30日から31日の台風10号による波浪の被害状況は、記載のとおりであります。
次に、寄附についてであります。記載のとおり1件の寄附がありました。寄附者のご厚志に感謝申し上げ、有効に活用させていただきます。
次に、工事に係る契約の締結についてであります。仮契約をしておりました工事について、記載のとおり契約を締結いたしました。
1枚おめくりください。工事に係る入札の執行についてであります。記載のとおり、11件の工事に係る入札を行いました。なお、詳細は別添資料のとおりであります。
次のページにまいりまして、委託業務に係る入札等の執行についてであります。記載のとおり3件の委託業務に係る入札等を行いました。なお、詳細は別添資料のとおりであります。以上で行政報告とさせていただきます。
○議長(細川勝弥君) 次に、教育委員会の行政報告を行います。
教育長。
[教育長 野卓也君登壇]
○教育長(野卓也君) おはようございます。教育行政報告を申し上げます。
10月15日に挙行されました新ひだか町10周年記念式典において、教育委員会表彰を行いました。永年にわたり本町の教育、文化、スポーツの振興発展にご尽力をいただきました16名2団体の方々に、記載のとおり各賞を贈呈いたしました。受賞されました皆様方のますますのご活躍をご期待申し上げます。
以上、申し上げまして、教育行政報告といたします。
○議長(細川勝弥君) 行政報告の質疑については議案審議後といたします。
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◎議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(細川勝弥君) 日程第4、議案第1号 平成28年度新ひだか町一般会計補正予算第4号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
藤沢総務課長。
[総務課長 藤沢克彦君登壇]
○総務課長(藤沢克彦君) おはようございます。ただいま上程されました議案第1号についてご説明いたします。
議案第1号は、平成28年度新ひだか町一般会計補正予算(第4号)でございます。平成28年度新ひだか町の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,638万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ182億5,842万円にしようとするものでございます。第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございます。
第2条は、繰越明許費でございまして、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」のとおりでございます。
第3条は、地方債の補正でございまして、地方債の追加及び変更は、「第3表 地方債補正」のとおりでございます。
そこで、今回の補正予算の概要でございますが、本年8月に発生しました台風7号及び台風9号による大雨災害、台風10号による暴風波浪災害にかかります応急復旧経費及び災害復旧経費につきまして、被害状況や復旧経費の積算がほぼ固まりましたことから予算計上しようとするものでございます。
それでは、歳出の事項別明細書によりご説明をいたします。一般9ページをお開きください。3 歳出でございます。4款衛生費、2項清掃費、1目清掃総務費に300万円を追加し、8億とんで468万5,000円にしようとするものでございます。事業目7、流木等廃棄物処理経費でございますが、海岸流木集積業務委託料でございまして、台風10号による暴風波浪により海岸に漂着しました流木を集積するための経費でございます。財源でございますが、地域づくり総合交付金、道補助金となりますが、これを同額充当しております。なお、これらに係る運搬及び処理経費につきましては、財源も含めまして現在精査中でございますので、金額等が固まりましたら改めてご説明をし、補正予算をお願いしたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
9款、1項消防費、2目災害対策費では、519万円を追加し、4,744万8,000円にしようとするものでございます。事業目4、災害対策経費でございますが、8月に発生しました3つの台風に係る災害対応経費でございまして、職員の出動等に係る超勤手当等の他、土嚢の運搬設置経費、排水ポンプ据付撤去、土砂埋塞土の除去、倒木処理などの応急復旧経費について追加計上したものでございます。
10ページにまいります。11款災害復旧費、1項土木施設災害復旧費、1目河川災害復旧費では、8,080万円を追加し、1億5,558万3,000円にしようとするものでございます。事業目1、河川災害復旧事業でございますが、まず、修繕料でございます。台風7号においては、原島川ほか全12河川、12カ所。台風9号においては、ノブシナイ川ほか全20河川、39カ所の災害復旧に係る経費を計上してございます。財源につきましては、単独災害復旧事業債を同額充当してございます。
次に、委託料及び工事請負費でございますが、台風9号において、サカイ沢川及び有良川の護岸が決壊した箇所については、補助災害の採択となる見込みであることから、災害復旧に係る経費を計上したものでございます。財源でございますが、工事請負費に係る経費のみに充当されますが、土木施設災害復旧事業負担金、国庫負担金でございますが、2,960万円、補助災害復旧事業債740万円をそれぞれ充当してございます。
次に、2目道路災害復旧費では、1億3,400万円を追加し、3億79万3,000円にしようとするものでございます。事業目1、道路災害復旧事業でございますが、まず、修繕料でございます。台風7号におきましては、曙山下線ほか14路線、29カ所。台風9号においては、第一原条山線ほか全33路線、54カ所の災害復旧に係る経費を追加計上しております。財源につきましては、単独災害復旧事業債を同額充当してございます。
次に、委託料及び工事請負費でございますが、台風9号において春別農屋線の路肩決壊箇所について、補助災害の採択となる見込みであることから、災害復旧に係る経費を計上したものでございます。財源でございますが、こちらも工事請負費に係る経費のみとなりますが、土木施設災害復旧事業負担金、国庫負担金でございますが、7,200万円、補助災害復旧事業債1,800万円を充当してございます。なお、本事業につきましては、年度内での施工完了が見込めないことから、併せまして、繰越明許費の設定も行っているところでございます。
11ページにまいりまして、2項農林水産業施設災害復旧費、1目林業施設災害復旧費に1,300万円を追加し、4,730万円にしようとするものでございまして、事業目1、林道災害復旧事業でございますが、台風7号においては、3路線、3カ所。台風9号においては、15路線、24カ所の災害復旧に係る経費を追加してございます。財源につきましては、単独災害復旧事業債を840万円充当してございます。2目農業施設災害復旧費では1,500万円を追加し、2,380万円にしようとするものでございまして、事業目1、農業施設災害復旧事業でございますが、台風9号により被災した9地区、35カ所の農道などの農業施設の災害復旧に係る経費を計上してございます。財源につきましては、単独災害復旧事業債を970万円充当してございます。
12ページにまいります。3項その他公共施設災害復旧費、1目衛生施設災害復旧費では、140万円を追加し、338万9,000円にしようとするものでございます。事業目1、保健衛生施設災害復旧事業でございますが、台風9号により被災した静内霊園ほか全2施設、4カ所の災害復旧に係る経費を追加計上してございます。財源につきましては、単独災害復旧事業債を同額充当してございます。
2目公園災害復旧費では、140万円を追加し、320万円にしようとするものでございます。事業目1、公園災害復旧事業でございますが、台風9号による被災した花園公園ほか全3施設、3カ所の災害復旧に係る経費を追加計上しております。財源につきましては、単独災害復旧事業債を同額充当してございます。
3目民生施設災害復旧費では、60万円を追加し、60万円にしようとするものでございます。事業目1、社会福祉施設災害復旧事業でございますが、台風9号により被災しました静内温泉駐車場に係る路盤の一部崩壊に係る災害復旧経費について予算計上をしてございます。財源につきましては、単独災害復旧事業債を同額充当してございます。
13ページにまいりまして、4目公用施設災害復旧費では、199万3,000円を追加し、199万3,000円にしようとしております。事業目1、その他公用施設災害復旧事業でございますが、台風9号により被災しました静内柏台町有地の法面崩壊に係る災害復旧経費について予算計上してございます。財源につきましては、こちらも単独災害復旧事業債を190万円充当してございます。
以上で歳出の説明を終わります。なお、14ページ、15ページに給与費明細書を添付してございます。今回は、災害対応等に係る職員の超勤手当及び管理職特勤手当について補正をしてございます。詳細な説明は省略をさせていただきますので、後ほどごらんください。
次に、歳入の説明をいたします。一般7ページにお戻りください。2 歳入でございます。歳入の事項別明細書につきましては、一般7ページ及び8ページのとおりでございます。歳入の説明につきましては、歳出の説明時に充当財源としてご説明をしてまいりましたので、詳細な説明は省略をさせていただきます。後ほどごらんいただきたいと思います。収支調整につきましては、8ページの18款、1項繰入金、1目、1節基金繰入金において、財政調整基金繰入金を3,100万円追加し、また、10款、1項、1目、1節地方交付税1万7,000円の減額ではかっているところでございます。これらの財源につきましては、事業費等が確定しましたら精査をさせていただきたいと考えておりますので、ご理解のほうをお願いしたいと思います。
以上で歳入の説明を終わります。
一般3ページにお戻りください。第2表繰越明許費でございます。歳出でご説明しました事業につきまして、次のとおり設定しようとするものでございます。11款災害復旧費、1項土木施設災害復旧費、事業名は道路災害復旧事業でございまして、繰越明許をしようとする金額は9,000万円でございます。
4ページをお開きください。「第3表 地方債補正(追加)」でございます。起債の目的及び限度額でございますが、民生施設災害復旧事業債に60万円、公用施設災害復旧事業債に190万円。起債の方法でございますが、普通貸借または証券発行。利率及び償還の方法は文言記載のとおりでございます。これにより、地方債の限度額を27億8,150万円にしようとするものでございます。
次に、同じ表の「地方債補正(変更)」でございます。土木施設災害復旧事業債9,910万円を1億9,650万円に、林業施設災害復旧事業債1,190万円を2,030万円に、農業施設災害復旧事業債370万円を1,340万円に、衛生施設災害復旧事業債190万円を330万円に、公園施設災害復旧事業債180万円を320万円にし、地方債の限度額を補正前27億8,150万円に1億1,830万円を追加し、28億9,980万円にしようとするものでございます。
以上で一般会計補正予算の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(細川勝弥君) これより質疑を行います。質疑ありませんか。
18番、下川君。
○18番(下川孝志君) 河川の災害復旧事業についてお聞きしますけども、今回のようなケースは今後ともあり得ると思いますけれども、私が知ってるだけでも、河川なんかの状況というのは、河床が上がって、ちょっとの雨でも付近の農地に水が上がる、砂利が上がる。もしくは厩舎に入る可能性があるとの住民からの声があったりします。そういう意味では、災害が起きたからというだけでなくて、災害を最小限にやはり食い止めるということからも、河川のパトロール等で現況をどう把握してるかってことが大切だと思いますので、この災害も含めて各河川のパトロール状況、河床の状況とかっていうのは、どのような形でチェックしているのかをお聞きします。
○議長(細川勝弥君) 酒井建設課長。
○建設課長(酒井 隆君) はい。おっしゃるとおり、今回の災害等で河川の河道埋塞等を今回補正させていただいております。それで、日ごろの河川のパトロール等につきましては、建設課職員、町の車でパトロールさせていただきながら、地域の要望、今回の雨でちょっと土砂出たようだよ、こういう要望等も含めてですね、通報あった場合にはすぐに現地立ち会い等もさせていただきながら対応させていただいています。それで、災害になる前にというお言葉でございます。その中で、土木費の中で、そういう維持的なものはやらせていただいてるんですが、なにぶん、河川の数がなかなか多くて、皆さんが思うような、すべての河川をきれいに土砂さらいがなかなかできていない状況ですけれども、これについては、皆さんの情報提供、または自治会要望を踏まえながらパトロールも含めて対応させていただいていますので、ご理解ください。
○議長(細川勝弥君) 18番、下川君。
○18番(下川孝志君) 私は、昔、豊畑に住んでいるときもよくあるケースなんですけども、災害等を含めても、または災害までいかないにしても、なかなか町単費での修繕というか、なかなか難しい、被害を補うということは難しいので、もうちょっと、言葉が正しいかどうかしれませんけども、もうちょっと災害が来てから災害復旧事業の中でやるというような話がよくあったんですね。そうすると、その現場に、地域で暮らす人にとっては災害を受けなきゃやってくれないのかという、やはりイメージを持った経緯というのがありましたし、最近でもありますので、やはり、そこは財政的なこともわかりますけれども、やっぱり、地域の事情を今、課長が言ったようにね、地域の事情を聞いたりパトロールしたりしながら日常的な管理の範囲、それから、災害が起きてからやらなきゃならない範囲、または、単費でもってやるのにはこのくらいだから、きちっとした説明をして地域の人を理解をしないと、生活している人にとっては大変なんですよね。じゃあ、被害を待たなきゃならないというのが、やっぱりちょっと言葉上、対応上、まずい面もあるので、その辺はやはり地域に住んでる人の安心と安全という意味からも誤解を招かないように、きちっと地域の人の折り合いを含めた、きちっとしたパトロールをしていきたいということをお願いをいたしたいと思います。もし、答弁があったらいただきますけど。
○議長(細川勝弥君) 答弁ありますか。よろしいですか。要望でいいですね。
はい。ほかに。14番、阿部君。
○14番(阿部公一君) 予算の関係の8ページのところの基金なんですけども、基金繰り入れ金、今回もやります。今後、精査をするということですが、10月末で基金高、財政調整基金の金額がいくらになるか教えてください。
○議長(細川勝弥君) 藤沢総務課長。
○総務課長(藤沢克彦君) 今回、3,100万円繰り入れしまして、約、このままの状態でいきますと、財政調整基金は1億7,000万円程度の残になる見込みでございます。
○議長(細川勝弥君) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。
[「なし」と言う人あり]
○議長(細川勝弥君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終結いたします。
議案第1号に対して討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これから、議案第1号 平成28年度新ひだか町一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。
お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
[「異議なし」と言う人あり]
○議長(細川勝弥君) 異議なしと認めます。
よって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。
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◎行政報告の質疑
○議長(細川勝弥君) これから行政報告に対する質疑を行います。
報告事項のみについて質疑願います。
[「なし」と言う人あり]
○議長(細川勝弥君) ありませんね。ほかに。質疑なしと認めます。
よって、質疑を終結いたします。
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◎閉会の宣告
○議長(細川勝弥君) これで、本日の日程は全部終了いたしました。
会議を閉じます。
以上で、平成28年第6回新ひだか町議会臨時会を閉会いたします。
ご苦労様でした。
(午前 9時56分)