平成22年第6回新ひだか町議会定例会会議録

議事日程 第3号

                    平成22年9月16日(木) 午前9時30分開議

第 1 会議録署名議員の指名
第 2 一般質問

追加日程
第 1 議案第21号の訂正について

第 3 議案第 5号 平成22年度新ひだか町一般会計補正予算(第5号)
    議案第 6号 平成22年度新ひだか町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第 7号 平成22年度新ひだか町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
    議案第 8号 平成22年度新ひだか町休養施設等特別会計補正予算(第1号)
    議案第 9号 平成22年度新ひだか町三石地区簡易水道事業特別会計補正予算(第2
           号)
    議案第10号 平成22年度新ひだか町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第11号 平成22年度新ひだか町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第12号 平成22年度新ひだか町水道事業会計補正予算(第2号)
    議案第13号 平成22年度新ひだか町病院事業会計補正予算(第2号)
第 4 議案第14号 新ひだか町職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例制定
           について
第 5 議案第15号 新ひだか町手数料条例の一部を改正する条例制定について
第 6 議案第16号 新ひだか町立学校設置条例の一部を改正する条例制定について
第 7 議案第17号 新ひだか町集会施設条例の一部を改正する条例制定について
第 8 議案第18号 指定管理者の指定について
第 9 議案第19号 新ひだか町過疎地域自立促進市町村計画の策定について
第10 議案第20号 町道の路線認定について
第11 議案第21号 平成21年度新ひだか町水道事業会計決算認定について
    議案第22号 平成21年度新ひだか町病院事業会計決算認定について
第12 決議案第2号 交通安全町の宣言に関する決議について
第13 決議案第3号 防犯都市宣言に関する決議について
第14 決議案第4号 核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議について
第15 意見書案第16号 道路の整備に関する意見書について
第16 意見書案第17号 B型肝炎問題の早期全面解決を求める意見書について
第17 意見書案第18号 21世紀型の公共投資の推進による景気対策を求める意見書につい
             て
第18 意見書案第19号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書について
第19 意見書案第20号 「交通基本法」の理念に基づく鉄道分野への予算配分と政策推進を
             求める意見書について
第20 意見書案第21号 市町村国保への国庫負担の抜本的増額を求める意見書について
第21 意見書案第22号 介護保険料・利用料の軽減制度確立を求める意見書について
第22 意見書案第23号 「地上デジタル放送完全移行」の延期と援助措置の拡充を求める意
             見書について

第23 委員会の閉会中の継続審査(調査)及び継続事務調査について

出席議員(22名)
  1番 五十嵐 敏 明 君   2番 觸 澤   清 君
  3番 志 田   力 君   4番 磯 貝 廣 光 君
  5番 山 内 和 雄 君   6番 建 部 和 代 君
  7番 池 田 一 也 君   8番 井 上 節 子 君
  9番 日向寺 敏 彦 君  10番 畑 端   薫 君
 11番 築 紫 文 一 君  12番 神 谷 浩 嗣 君
 13番 遠 藤 敏 弘 君  14番 富 永   信 君
 15番 進 藤   猛 君  16番 南 川 州 弘 君
 17番 川 合   清 君  18番 細 川 勝 弥 君
 19番 増 本 裕 治 君  20番 福 嶋 尚 人 君
 21番 渡 辺 保 夫 君  22番 中 島   滋 君

欠席議員(0名)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人

    町長                   酒  井  芳  秀  君

 町長より通知のあった議事説明者
    副町長                  富  田     泰  君
    副町長                  畑  端  憲  行  君
    総務企画部長               木  内  達  夫  君
    住民福祉部長               岩  渕  勇  次  君
    健康生活部長               宮  口  信  次  君

    健康生活部参与
    総合ケアセンター総合施設長        小  松  幹  志  君
    町立静内病院長

    経済部長                 佐  藤  保  広  君
    農林水産部長               石  井  善  晴  君
    会計管理者                佐 々 木  政  義  君
    三石総合支所長              本  庄  康  浩  君
    三石国民健康保険病院長          三  浦  正  次  君
    三石国民健康保険病院副院長        八 木 橋  厚  仁  君
    総務課長                 名 須 川     一  君
    企画課長                 曽  我  啓  二  君
    企画課参事                土  井     忍  君
    バイオ・エコタウン推進室長        羽  沢     進  君
    財政課長                 清  水     全  君
    契約管財課長               相  楽  竹  夫  君
    契約管財課参事              道  鎮  和  宏  君
    税務課長                 斉  藤  滋  一  君

    福祉課長
    児童館長                 富  沢  宏  己  君
    児童養育相談センター長

    生活環境課長               渋  谷  正  弘  君
    アイヌ政策推進室長

    健康推進課長               神  垣  光  隆  君
    地域包括支援センター長

    町立静内病院事務長            渡  辺  勝  造  君
    町立静内病院総看護師長          谷     恵 美 子  君
    介護老人保健施設まきば施設長       藤  井  章  作  君
    介護老人保健施設まきば事務長       高  橋     保  君
    特別養護老人ホーム静寿園長        阿  部  公  一  君
    建設課長                 久  米     茂  君
    建設課参事                阪  井  典  行  君

    商工労働観光課長
    町民休養ホーム支配人
    老人福祉センター長            竹  田  幸  也  君
    林業研修センター長
    わがまちPR戦略室長

    上下水道課長               中  村  敬  司  君
    静内終末処理場長

    農政課長
    本桐基幹集落センター長          酒  井  哲  也  君
    延出基幹集落センター長

    農政課参事                奥  野  幸  男  君

    水産林務課長               土  井  義  男  君
    水産加工センター長

    会計課長                 長  舩  幸  生  君
    三石総合支所総務企画課長         田  辺  貞  次  君
    三石国民健康保険病院事務長        榎  本     勉  君

    三石総合支所町民福祉課長         榊        要  君
    高齢者共同生活施設やまびこ施設長

    三石総合支所町民福祉課参事
    地域包括支援センター参事         大  平  響  子  君
    三石国民健康保険病院参事

    デイサービスセンターみついしセンター長
    地域包括支援センター参事         岩  渕  雅  美  君
    みついし居宅介護センター長

    特別養護老人ホーム蓬莱荘所長       村  上     敬  君
    ケアハウスのぞみ施設長          長  船  輝  男  君
    総務課主幹                上  田     哲  君
    総務課主幹                藤  沢  克  彦  君
    企画課主幹                伊  藤  信  夫  君
    企画課主幹                布  施  和  継  君
    バイオ・エコタウン推進室主幹       小 野 寺  大  作  君
    財政課主幹                坂     将  樹  君
    財政課主幹                高  堰  良  子  君
    財政課主幹                上  田  賢  朗  君
    契約管財課主幹              八  田  敏  之  君
    税務課主幹                寺  越  正  央  君
    税務課主幹                中  島  健  治  君
    税務課主幹                大 久 保  信  男  君
    税務課主幹                大  山  慎  司  君
    税務課主幹                佐  伯  智  也  君
    福祉課主幹                中  村     敏  君
    福祉課主幹                千  葉  憲  児  君
    福祉課主幹                阿  部  尚  弘  君
    福祉課主幹                久  保  敏  則  君
    福祉課主幹                米  田  一  治  君
    静内保育所長               高  橋  和  子  君
    東静内保育所長              永  井  治  恵  君
    静内子育て支援センター長         中  田  寿 美 子  君
    生活環境課主幹              竹  田  三 智 子  君
    生活環境課主幹              浮  田  昌  輝  君
    生活環境課主幹              田  口     寛  君
    生活環境課主幹              渡  辺  浩  之  君
    アイヌ政策推進室主幹           石  原  義  弘  君
    アイヌ政策推進室主幹           藪  中  剛  司  君
    健康推進課主幹              池  田  由 貴 子  君
    健康推進課主幹              角  田  し の ぶ  君
    町立静内病院主幹             渡  辺  洋  一  君
    特別養護老人ホーム静寿園主幹       池  田  孝  義  君
    建設課主幹                岩  渕  博  司  君
    建設課主幹                酒  井     隆  君
    建設課主幹                池        均  君
    建設課主幹                田  中  伸  幸  君
    商工労働観光課主幹            宝  金     司  君
    商工労働観光課主幹            小  塚  洋  之  君
    商工労働観光課主幹            村  田  弘  明  君
    商工労働観光課主幹            佐  伯  義  己  君
    わがまちPR戦略室主幹          山  口  一  二  君
    上下水道課主幹              神  垣  博  樹  君
    上下水道課主幹              新  山  光  一  君
    上下水道課主幹              野  垣  尚  久  君
    上下水道課主幹              大 角 地     浩  君
    上下水道課主幹              桂  田  達  也  君
    上下水道課主幹              浅  野  義  裕  君
    農政課主幹                若  生  富  夫  君
    農政課主幹                森  宗  厚  志  君
    農政課主幹                秋  山  照  幸  君
    農業実験センター長            城  地  哲  也  君
    農業実験センター主幹           岡  田  俊  之  君
    和牛センター長              萩  沢  慶  一  君
    水産林務課主幹              久  保     稔  君
    水産林務課主幹              早  瀬  秀  一  君
    水産林務課主幹              水  谷     貢  君
    水産林務課主幹              野  本  武  俊  君
    三石総合支所総務企画課主幹        木  村  博  成  君
    三石総合支所町民福祉課主幹        中  村  哲  史  君

    三石総合支所町民福祉課主幹        竹  達  勝  利  君
    高齢者共同生活施設やまびこ主幹

    三石総合支所町民福祉課主幹        米  田  和  哉  君
    三石国民健康保険病院主幹         木  村     実  君

 教育委員会委員長より通知のあった議事説明者
    教育長                  河  村  一  夫  君
    教育部長                 塚  尾  英  夫  君
    管理課長                 磯  貝  正  之  君

    社会教育課長
    公民館長
    コミュニティセンター館長
                         阿  部  晃  二  君
    静内郷土館長
    アイヌ民俗資料館長
    文化センター館長

    体育振興課長               土  肥  一  司  君
    三石分室教育課長             川  端  克  美  君

    静内図書館長兼三石図書館長        渡  辺  喜 代 治  君
    女性センター・みらい館長

    学校給食センター長            石  川  義  輝  君
    管理課主幹                中  村  英  貴  君
    管理課主幹                佐  藤  礼  二  君
    社会教育課主幹              森     治  人  君
    社会教育課主幹              藪  中  剛  司  君
    体育振興課主幹              田  畑  善  側  君
    体育振興課主幹              麻  野  和  彦  君
    体育振興課主幹              田  森  由 美 子  君
    三石分室教育課主幹            片  山  孝  彦  君

 水道事業管理者より通知のあった議事説明者
    経済部長                 佐  藤  保  広  君
    上下水道課長               中  村  敬  司  君
    上下水道課主幹              大 角 地     浩  君
    上下水道課主幹              神  垣  博  樹  君
    上下水道課主幹              新  山  光  一  君
    上下水道課主幹              野  垣  尚  久  君
    上下水道課主幹              桂  田  達  也  君

 農業委員会会長より通知のあった議事説明者
    事務局長                 姥  谷     登  君
    事務局主幹                石  丸  修  司  君

 代表監査委員より通知のあった議事説明者
    事務局長                 田  代  芳  嗣  君
    事務局主幹                菅  沼  太  吉  君

職務のため出席した事務局職員
    事務局長                 田  代  芳  嗣  君
    事務局主幹                菅  沼  太  吉  君


開議の宣告

議長(五十嵐敏明君) [ 1 ] 皆さん、おはようございます。欠席議員の報告をいたします。5番、山内君から一身上の都合により本日の定例会を欠席する届け出が提出されておりますので、報告いたします。
 ただいまの出席議員は21名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

                                                      (午前 9時30分)

会議録署名議員の指名

議長(五十嵐敏明君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、17番、川合君、18番、細川君を指名いたします。

一般質問

議長(五十嵐敏明君) 日程第2、一般質問を継続いたします。
 20番、福嶋君。

                          〔20番 福嶋尚人君登壇〕

20番(福嶋尚人君) [ 2 ]  おはようございます。通告に従い、遊休資産であることを理由に売却する予定であった土地を賃貸することについてと入札についての2項目について、町長に質問をいたします。
 まず、遊休資産であることを理由に売却する予定であった土地を賃貸することについてお伺いいたします。今定例会の議案の総務費の立木伐採、枝払い業務委託料16万8,000円は山手町にある町有地を賃貸するためのものでありますが、これまで町長はいわゆる遊休町有地は売却する方針を議会で表明されていましたが、このたび売却方針から一転して賃貸に変更した理由、どのような賃貸契約であるのか、その内容等をお伺いいたします。
 次に、入札についてを3項目に分けてお伺いいたします。1番目として、入札において建築だけを平成19年度から等級格付を変更してA、Bの2つのクラスにいたしました。このことは、平成19年6月の定例議会で進藤議員の質問に対し、生活支援ハウス、本町公営住宅を除くと入札は6本程度しかなく、A、B、Cに分けると指名に入らないクラスが出てくるので、AとBの2つのクラスに分けて1,000万円未満と1,000万円以上にして、平成19年度と20年度の等級格付でいきたいと指名委員会で決定したと答弁されています。そして、平成19年度、20年度だけでなく、21年度、22年度も同様な格付となっております。いわば臨時的、緊急的な等級格付が継続しているのではないか、変更以前のA、B、Cの3クラスに改めるべきではないか、町長のお考えをお伺いいたします。
 2番目、一つの会社が複数の工事を落札するのは、他の会社の指名入札の受注機会を奪うものであることから、平成20年度の臨時経済対策において指名業者を5社程度に縮小し、今回受注した業者については次の工事には指名をしないということで受注機会の拡大を図った経緯がありますが、その後において受注機会の平等性の確保のためどのような施策をどのように図られているのかを町長にお伺いいたします。
 3番目、町長の公約である地元企業優先発注についてを2つの項目においてお伺いいたします。1番、町長は、これまで公約だけでなく、議会答弁においても繰り返し地元企業優先発注あるいは地元モンロー主義をおっしゃっておられます。地元企業の育成、そこで働く社員や家族、あるいは町内経済におけるお金の循環ということを考えると、地元企業に指名入札をする地元企業優先は町長の適切な政策であると私も歓迎いたします。さきの3月定例議会で、地元業者と町内業者の使い分けは新ひだか町独自の取り扱いであると答弁されましたが、その理由として、もともと本店が町内にあったが、支店になったところがあること、それでこれまでも支店として地元業者として継続していると答弁されました。私はそのときに、もともと本店であったところが支店となったという特殊な場合にはそのときに対応するべきで、本則は地元業者とは本社、本店でいくべきであると質問したところ、木内総務部長は22年度に向けて検討したいという答弁、さらに町長も来年度に向けて検討したい、地元モンロー主義という姿勢から今後とも、今までも臨時交付金のような事業についていわば純粋な地元業者に、また今回指摘のあった設備工事等を除いては地元業者と言われる業者に限定して入札を行ってきたので、その中身については少し時間をとって議論したいと答弁されました。以上が今年3月の定例議会での町長の答弁でありましたが、平成22年度になっての入札と地元業者の指名の関係の取り扱いについて町長にお伺いいたします。
 次、3番目、三石浄化センターの入札方法についてお伺いいたします。私は、今年3月の定例議会で入札及び随意契約における地元企業優先発注についてという質問の中で町長に質問をいたしました。その中で、町の答弁を要約すると、三石浄化センターについて、監査委員の指摘のとおり長期にわたる同一業者との随意契約について改善する必要がある。この監査委員の指摘に基づいて、見直しを早急に進めようと精力的に昨年から進めてきた。恐らく複数の見積もり合わせ、あるいは指名競争入札という方向に持っていくべきであると答弁されております。新ひだか町の静内地区にもこれらの業務を行う業者はいる。この静内地区の1社特命については、これは合特法の精神にのっとって特命をしていることについて監査委員に理解をいただいているが、三石浄化センターについては1社特命というのはなかなか難しいと監査委員が指摘されたそうです。そういった中で見直しをすると答弁されました。このことから、9月に公示された三石浄化センターの入札方法について町長にお伺いをいたします。
 以上を壇上からの質問といたしますので、答弁をよろしくお願いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 相楽契約管財課長。

                          〔契約管財課長 相楽竹夫君登壇〕

契約管財課長(相楽竹夫君) [ 3 ]  おはようございます。福嶋議員の1点目の遊休資産であることを理由に売却する予定であった土地を賃貸する理由について、今定例会の議案の総務費の立木伐採、枝払い業務委託料は山手町にある町有地を貸し付けするためのものであるが、これまでの売却方針から賃貸に変更した理由、賃貸の内容についてのご質問に答弁申し上げます。
 ご質問の山手町の土地は、現在普通財産となっており、遊休地としております。遊休地につきましては基本的に売却する考えでございますが、この土地の簿価がなかなか高く、買い手がつかない実情であります。町としては、この土地を何とかまちづくりに有効に活用できないものかとの思いもありまして、今回地元事業者から地元特産物販売所等を含めた福祉施設の建設、整備の話がありまして、協議をしてきたところでございます。国道沿いの土地を利用して、高齢者、障害者がともに働き、地元特産物の販売、また高齢者、障害者、子供たちが地域で共生できる社会の実現を目指し、地域で支援する地域交流スペース等の福祉施設としての建設を整備するものでございます。このことは、町長の公約であります地元特産品の直販売所の開設によりまして当町の宣伝効果、本町に7月に設けましたわがまちPR戦略室の施策、高齢者、障害者、子供たちを支援する福祉政策にも合致すること、また国の補助事業の窓口として7月23日に補助申請をしていることからも、町の福祉への支援として町有地の貸し付けをしたいとのことでありますので、ご理解を願います。
 次に、賃貸の内容でございますが、土地の貸付使用料といたしまして坪207円、1平方メートル当たり62円72銭、1,810.93平方メートルありますから、月額11万3,581円、年額136万2,972円となり、30年契約で現在協議を進めているところでありますので、ご理解を願います。
 次に、入札についての1点目の入札において建築だけを平成19年度から等級格付を変更してA、Bの2つのクラスにしたが、変更以前のA、B、Cの3クラスに改める考えはないかのご質問に答弁申し上げます。改正した理由として、受注機会が少ないことからA、Bの2クラスにしたもので、現在のところ変える考えはございませんが、A、B、Cランクにはめ込んだときに受注機会にアンバランスが生じると考えております。受注の均等性からも難しい問題だと認識しております。
 入札についての2点目、指名入札の受注機会の平等性の確保のための施策についてのご質問に答弁申し上げます。指名委員会の中では、常に受注状況を十分考慮しながら検討し、受注機会の均等に配慮して公平、公正に指名をしているところでございます。
 入札についての大きな3点目、町長の公約である地元企業優先発注について1点目の地元企業と町内企業とに区別する理由についてのご質問に答弁申し上げます。公共工事の入札につきましては、特殊なものを除きまして指名業者すべて対象工事に定める資格を有している地元業者、地元企業を指名しております。新ひだか町に商業登記法上の本店、または建設業法の主たる営業所がある町内業者と町内に営業所、支店のある業者とを従来から地元業者、地元企業としております。区別といたしまして、指名する中で通常の予算については町内業者と地元業者を指名しております。経済対策予算については町内業者としており、区別をしているものであります。地元業者については、新ひだか町に営業所、支店があり、事務所があって従業員がいて建設業法で言う営業所、支店で、新ひだか町と契約できる企業を従来から地元企業として取り扱っております。現在3社あります。その内訳でありますが、電気2社、舗装1社であります。22年3月の議会でご指摘のありました設備工事については、その実態から4月から町内業者に限定し、指名をしているところでありますので、ご理解を願います。
 2点目の三石浄化センターの入札方式についてご質問に答弁申し上げます。三石浄化センターの管理業務委託につきましては、本年8月23日から9月3日に入札に係る参加資格申請を受けまして、資格審査後に競争入札参加資格業者として登録になります。入札における指名につきましては、参加資格登録業者の中から指名をして入札を執行することになります。三石浄化センターの管理業務委託につきましても、同様に指名競争入札になり、9月29日に入札を執行する予定となっておりますので、ご理解を願います。
 以上、壇上からの答弁を申し上げます。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 4 ]  では、まず遊休資産であることを理由に売却する予定であった土地を賃貸することについて、町長に何点かお伺いいたします。今回の賃貸借ということですけれども、今まで町長は遊休資産は原則として売却するということを先ほど私壇上でも言いましたけれども、それで今回賃貸でなく売却をするということについては協議をしなかったのか、これについてまずお伺いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 5 ]  この点、私の判断ということでございますので、私から答弁申し上げたほうがよろしいかと思いまして、まず答弁させていただきます。
 この土地は、日高マンキという縫製工場が国道から、今その工場の跡地が残っておりますが、一帯として取得して、企業進出してきたということでございます。ところが、日高マンキさんが経営上の問題がありまして、半分残っている、要するに使っていない部分を町に買い戻してほしいということで、その部分、すなわち約半分、当時8,100万円で買い戻し、8,100万足らずですね、八千飛び何十万という価格で買い戻しております。それを坪当たりにしますと、たしか14万7,000円という金額です。それで、この簿価8,000万円とかという数字で買い求めている方は今どきいらっしゃらないという判断で私たち、副町長初め関係の契約管財課、総務企画部長等で話していたところでございます。当然ふさわしい取得者が、ふさわしいというのは既存の町のいろんな事業所に脅威を与えるような、そういったところでない。ふさわしいというとかなり限定されると思いますが、そういったところで買い手があらわれることは、それは非常に結構なことなのですが、なかなか考えられないと。そして、最近の例ですが、あの向かいの遊技場、パチンコ店の商いが坪当たり8万3,000円と記憶しております。そうしますと、皆様方のご理解を得て例えば10万程度に値下げして売るにしても、それでも面積掛け算しますと約6,000万近い土地の価格になります。それを取得して、さらにその上物を初期投資してやっていくという業種はどういう業種なのだろうということもいろいろ論議しましたけれども、なかなか難しいと。それで、直販店とかという形でそこが使われるならばいいがなというような思いでおりました。そこに、このたび福祉施設をそういう直販店を含んだものを建設したいということの相談があったわけであります。ですから、私にすると売却ということがなかなか困難であるということで、町有地のままお貸しをしていく方法が現実的な方策であるなということで、そういう方策をとらせていただいたと、こういうことでございます。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 6 ]  簿価が高いというのは一等地なので当然で、20年前か30年前かに町が売って、それをまた買い戻しただけですから、簿価が高いというのは一等地だから当然のことなのです。それを遊休資産ということで処分するのですから、簿価が高くてだめだと、ほかの手段を考えるとしたのは、今回の提案があって初めてそういうふうに考えたのですか、それとも遊休地だったけれども、なかなか買い手がつかないということで、もともと賃貸にしようと、そういう考えがあったのですか、いずれなのですか、町長。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 7 ]  いつ売り払いから賃貸に変わったのかということでございますが、まず売り払いのことで、これはその都度遊休地については売却が原則だという話を説明をしてきております。これは、18年度に行財政改革がございまして、その中の個別計画……

                          〔何事か言う人あり〕

総務企画部長(木内達夫君) [ 8 ]  わかります。短くやりますから。
 それで、公共施設等の管理運営計画、こういうのがありまして、この中で不用な土地については売り払いをして財源化を図ると、こういう計画がございまして、それを受けて原則遊休地については処分するということで今までも説明してきているところでございます。そこで、ご質問のいつ方針転換したのかということでございますが、私ども方針転換している考え方はございません。ただしかし、今回町長今お話ししましたようにこういう話が来まして、今現状の経済状況等からすると、今の簿価8,000万超える額ですから、これは売却というのは相当困難だろうと、見込みもないだろうという判断をさせていただいたところでございまして、今回の話がございまして、賃貸でも賃料が入るわけですから、遊休地ですとそのまま何も入りませんので、賃料が入る、そういうこともあって貸し付けしたいということで判断させていただいたということでございます。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 9 ]  買い手がいないだろうということの判断だというのですけれども、それについては後で若干触れますので、時間ばかりたっても、いろいろ詳しい説明していただいたので時間がたってしまったので、少しあれですけれども、地元業者から話が持ちかけられたということですけれども、町長の地元産直売店開設への働きかけという公約にも合致するということでしたけれども、町長みずからこの土地への誘致ということはなかったのか、そしてまた町長の公約で言う地元産品直売店開設働きかけの構想は今回の事業者とは別個のものであるのか、これについてお伺いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 10 ]  それにつきましては、公約で挙げたのはこの国道沿いです。直販店が、これだけの市街地を長く経由していく国道にそういったものが少ないということで、これは場所はどこということなく、そういうところがあれば、そういうところでやってくれる今のような民間業者ですとか法人、いろんな福祉法人もありますし、NPOもありますし、そういったところが乗り出すときに何らかの支援をさせていただきたいということで、今回の公約とのことで言いますと、これが合致をしたというか、それがあの場所であったということであります。ですから、また意欲のある方がいて、ほかの例えば古川のあのあたりでというような方がいらしたら、それについてはまた何らかの支援できることがあれば支援をさせていただくというような意味での公約掲載であります。
 以上です。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 11 ]  答弁漏れがあるのですけれども、この土地への誘致は町長みずからされたかどうかということを公約に絡んで私前段で質問しているのですけれども、誘致ということはなかったのですか。前に生協のときにも、建築基準法上あそこの高砂町では難しいと、ですから静寿園跡地はどうですかということもありましたでしょう、町長みずから。今回のこれに関して、町長からこの土地どうですかという働きかけがあったかどうか、これだけお伺いしているのです。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 12 ]  お答えいたします。
 私のほうからそういうお誘いをしたということは、ありません。
 以上です。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 13 ]  この会社、私登記簿謄本をちょっととってみたのです。登記簿謄本はだれでも公開されていまして、法務局行けば手数料1,000円でとることができます。この会社は大変立派なことをされていると思うのですけれども、この会社は有限会社です。普通有限会社というのは、株式会社と同様に自己の会社の営利目的、経済的利益の追求のための会社、主たる目的なのです。最近国の政策の変更によって有限会社、株式会社でも福祉施設をやることができるという一種の規制緩和があって、有限会社でこういうことをやると。通常は社会福祉法人がやることだと思うのですけれども、私は別にこの会社がやってだめだとは言っていません。有限会社は、役員1人でもできます。監査役がいなくてもできます。1人でも設立して、できるのが有限会社の最近の特徴です。監査役も要りません。そこで、この登記簿謄本をとってみたところ、役員2人、親族会社というか同族会社というか、お二人。監査役はいません。それは、国が認めているものだからいいのです。私は若干疑問があるので、私よくわからないのでお聞きしたいのですけれども、会社というのは目的の範囲内でのみ事業をなし得るのです。ここの目的は、介護保険とか障害者自立支援法による支援とか共同生活云々というのが会社の目的です。それに前各号に関連する主たる事業、これが目的です。これ以外のことは、どんな立派なことがあっても事業としてはできません。これが会社法で言う権利能力の範囲内です。ところが、この会社は総務委員会の資料によると、事業としては立派なのですよ、高齢者に関しても支援をすると、高齢者にも就労支援をするとか云々とかの事業の内容が書いています。そうすると、この会社の目的の範囲内におさまるのかどうか、私ちょっと疑問なのですけれども、これは会社の権利能力の範囲内で、高齢者を支援するということはこの会社の先ほど言った介護保険、障害者の自立云々という目的の範囲内なのかどうかについて私疑念がありますので、これについてご答弁をお願いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 14 ]  今回の事業計画書の策定に当たりましては、対象事業者としては公的介護施設等を整備する事業者という部分も含まれておりますので、この事業に関しましては合致していると思っております。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 15 ]  私は事業が合致しているとかでなくて、会社の目的の範囲かどうかということを聞いているのです。会社の目的の範囲外のことは、どんな立派なことでもできない。それが会社の権利能力なのです。ですから、目的の範囲内からいったら、目的を超えたことをやるのではないかと。事業としては立派です。いいです。会社というのは、先ほど言ったとおり目的の範囲内でしか権利能力、すなわち事業をすることができないのです。その点からいって、介護保険とか障害者自立支援、これに関してはこの会社の目的の範囲内だから、これしか事業をすることはできないのではないかと私は思うのです。ところが、高齢者も入っている。それは、会社の目的の範囲内、権利能力の範囲内ですかということ、法律上少し疑念があるので、それを聞いているのです。いいのですか、それで。
議長(五十嵐敏明君) 岩渕住民福祉部長。
住民福祉部長(岩渕勇次君) [ 16 ]  お答えいたします。
 この事業につきましては、障害者の自立支援法という、その部分も含まれているというふうに理解しておりますので、その部分も含まれると。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 17 ]  私は、障害者だめだと言っているのではないのです。高齢者も含めてあるので、事業としては立派ですよ、でも高齢者を含めて事業をすることが会社の目的の範囲内に入るのですかと、それ聞いているのです。障害者のことは、聞いていません。
議長(五十嵐敏明君) 暫時休憩します。

                          休憩 午前10時02分

                          再開 午前10時15分

議長(五十嵐敏明君) 休憩前に引き続き一般質問を継続いたします。
 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 18 ]  時間をとらせまして、申しわけございませんでした。
 この事業に入っている高齢者の方と申しますのは、ボランティアとかで入っていただく方で、障害者との活動の中で高齢者における働く意欲づくりというものを目的としてございまして、福嶋議員おっしゃられている定款の目的の中にはこの方は含まれないというふうに考えてはございますが、いま一度この部分を道とも協議いたしまして、もしか目的にうたう必要があるということであれば、定款の目的の変更等も含めて業者の方とお話をさせていただきたいと思っております。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 19 ]  定款の変更プラス登記の目的の変更も必要となるのですからね。それは結構だと思うのですけれども、その間、今定例議会で予算出ていますよね、三千何百万、ちょっと私覚えていないのですけれども、それそのまま審議してよろしいのですか、その点確認します。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 20 ]  今予算提案しておりますので、そのまま審議いただきたいというふうに思っております。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 21 ]  このまま現行では、例えばですよ、私の考えですから間違っているかもしれませんけれども、目的の変更をしないとこの会社は事業はできないと。事業をやるのは結構ですよ、障害者と介護保険とか。ところが、高齢者の方がやる場合には目的変更、定款変更、登記変更しなければだめだというふうにもし道のほうの見解があった場合、それは時間かかると思うのです。その前に我々議会が予算審査するのですか。会社がこのまま事業を遂行できるかできないか、それに関連した予算の審議を我々はしなければならないのですか、町長。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 22 ]  今の変更するかどうかというのは、これからの道との協議も必要だと私は思っております。ただしかし、今補助申請をしておりまして、内示はまだ来ていない段階でございまして、当初9月の上旬ということで言われたのが10月にずれ込んでいるというふうに聞いておりますが、いずれにしても今回予算について審議いただいて、並行して道と協議していくと、その中で必要であれば定款なり、それから登記の目的の変更、これは業者のほうと協議して、それは変更していただくものはしていただくということで進めさせていただきたいというふうに思います。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 23 ]  これ予算のときやるべきだと思うのですけれども、このままできるかどうかわからない会社の支援事業に関して議会で予算を審議するというのは私はいかがなものかと思うのですけれども、町長のお考えをお聞きしたいと思いますが。
議長(五十嵐敏明君) 富田副町長。
副町長(富田 泰君) [ 24 ]  基本的に、この事業を補助申請をして進めたいと。それで、その事業者が会社の目的、登記上のことでその事業を進めれるか進めれないか、それが解消できれば事業遂行には全然問題ないと。あるいは、要らないと、そのままでもよろしいと言ってくれるかもわかりません。それで、どの程度時間がかかるのか、ちょっと現時点ではわかりませんけれども、いずれにしても早急にしたいと思います。この事業は基本的に事業者も進めたいということですから、そういう指導をしなければならないということになれば速やかに手続等もすると思いますので、できればこのままの予算の状況の中で計上してもいいのか審議していただいて、予算執行上町の予算をくぐるものですから、道の財源がそういうことになっておりますので、下げて改めて審議をいただくということでなくて、事務処理手続等のことでございますので、このまま審議をしていただきたいと、このように思っております。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 25 ]  この問題ばかりやってもあれですけれども、最後に町長にもう一度お伺いします。議案出すときには、完全なものでなければ議会と審議できないと思うのです。ればたらという問題については、私は審議できないと思うのです。そうではないですか、町長。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 26 ]  今ご指摘の定款とか登記上の事業の範囲を逸脱した目的があるのではないかということでございますが、その点につきましては副町長答弁のとおり早急に指導機関の考え方を確認をさせていただきたいと思います。そのことと並行して審議が進んでいくという状況にありますので、なるべく早くというような状況でそういうことをきちっとお答えできるような状況にはさせたいと思いますが、補助申請を済ませ、ほぼ3,300万の国家予算の措置が見込める中で、何とかお認めをいただきたいなと、このように感じているところでございます。また、この際、今のようなご質問ですとか、それぞれ所管の総務委員会とか文教厚生委員会等に私たちのほうから考え方をお示しする時期が遅かったのではないかというご指摘をいただいております。そのことにつきましても今のような事柄も含めて本当に申しわけなく思っておりまして、今後気をつけて事業執行の中で説明を早く要するというふうに判断したものについてはそういう対応をさせていただきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 27 ]  町長のご答弁でしたけれども、私は納得できませんけれども、これは今後予算審議もありますので、その場で各議員のご意見というのもあるので、私はこの点ばかりやっているとほかの質問できませんので、次に移らせていただきます。
 それで、土地の賃貸借なのですけれども、先ほどご答弁で30年を考えていると、協議しているとおっしゃいましたけれども、借地借家法上の期間というのは最初は30年以上なので、私はこれについてこれでいいのかという観点から町長にお伺いしたいと思います。土地の賃貸借は、借地借家法第3条によって30年間以上、しかも期間の更新は同法第4条によって20年以上、10年以上の2回が認められているのです。ですから、更新を含めると最低で60年。以上ですから、先ほど30年で協議していると言いましたけれども、更新は20年以上ですから、最低20年であるから、30年の期間にしてもいい、40年の期間にしてもいい、3回目は10年以上ですから、20年以上にしてもいい、30年以上にしてもいいということが可能なのです。そうすると、いわば半永久的に町有地を賃貸借、借地することが可能になって、このような借地をすることによって土地を買うとほぼ同様の目的で借地人は借りることができる。これが借地借家法のいいところでもあり、ちょっと不安なところでもあるのです。そして、このような手法がもし今後も町有地に認められたら、遊休土地の売却ということが今後できなくなるのではないか、私は非常にそれを懸念しているのです。町長のお考えをお伺いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 28 ]  今福嶋議員おっしゃるとおりだと思います。今回契約しますと、今現在30年という考え方を持っております。ですから、更新可能ですから、おっしゃるとおりだと思います。ですから、それだけの年数貸し付けすると。では、売却できるのかと、それは売却できないわけです。ですから、貸し付けになると。これは、今後の状況になりますけれども、まず一たん貸し付けすると、それはそれだけの年数を貸し付けせざるを得ないというか、そういう契約になりますから、当然のことだというふうに思っております。そのほかの遊休地について同じようなことが言えるのでないかということでございますけれども、そのとおりだと思います。ですから、その辺の判断を売却とするのか、一義的には先ほど言いましたように処分したいというのがあります。ですから、それは例えば一団の土地あるいは小規模の100坪程度の土地、いろんな状況があると思いますので、それはその状況、状況に応じて考えていかなければいけないというふうに思っております。
 以上でございます。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 29 ]  100坪の土地を賃貸借ということは、普通ならない。売却です、普通は。そこの100坪の土地は、買いやすい土地です。私が言っているのは、このような広大な土地が先例になったときに、町有地の売却ということが本当に危惧されるということで私はお伺いした。ですから、そういう可能性があるということを含めて今後我々議会がこれを認めるかどうかということになると思います。それで、土地を賃貸借するということについて法律上本当にこれでいいのかという疑問が1つあります。借地借家法第13条によって、賃貸期間が満了した場合、借地人は建物買い取り請求権を行使することができるのです。これは形成権ですから、強制的に町は買わなければならぬ、嫌だとは言えない。そうすると、土地所有者である町は、その建物を時価で買い取らなければならない義務が法律上発生するのでないかと私は思うのですが、これは間違っているかどうか。
 そして、その場合に現在ある土地、建物だけでなくて、増改築する場合もありますよね、そのときは建物の時価は当然上がる。それをプラスして買わなければならぬ。あるいは、賃貸借期間中に新しい建物を建てる場合もあります。それについても、建物買い取り請求権という形成権を行使されたら、期間満了になれば、新ひだか町さん、買ってくださいと言われたら町は買わなければならない。そういうことがあるのです。単に賃貸借して、処分できない土地があるからいいよということにはならない。期間満了のときには建物買い取り請求権を行使するというのは法律で認められたことですから。こういうことを認識して町長は今回お貸しになるのですか、町長のご見解を伺いたい。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 30 ]  福嶋議員そちらのほうの専門家でございますから、私そのとおりだと思っております。ですから、60年後になりますと私ども生存しておりませんが、そのときにどういう状況になっているのか、果たしてそういう状況で借りている方からそういう申し出があるのかどうか、これは推測の域ですから、私は今の段階で答えることはできませんけれども、法律ですとか制度ですとか、そういうものがあれば、それは当然それに応じるという考え方持たなければいけないだろうというふうに思っております。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 31 ]  総務部長はそうかもしれませんけれども、町長の判断でやっているのですか、町長のご認識はどうですか。
議長(五十嵐敏明君) 暫時休憩します。

                          休憩 午前10時30分

                          再開 午前10時31分

議長(五十嵐敏明君) 休憩前に引き続き一般質問を継続いたします。
 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 32 ]  先ほど木内総務企画部長のほうから答弁したとおり、法が優先事項ですので、そのような求めがあればそういうようなことになるということを念頭に置いて賃貸借契約をしていきたいと、このように考えております。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 33 ]  それを議会側が認めるかどうかということだと思います。それで、この点で私懸念事項がもう一つあるのは、ご答弁要りませんけれども、土地を貸すと、事業というのがずっと永久にうまく繁栄していただけば本当に結構なことですけれども、10年後、20年後、30年後、どうなるかわかりません、社会情勢によって。会社がずっと未来永劫繁盛していただけば、まことに結構なことです。ところが、10年後、20年後、今日あることがあしたあるとは保証されません。万が一倒産、破産した場合には、その建物が町有地の中に残るのです。その場合どうするのかということがまた問題になってくるのです。こういう懸念事項もありますので、十分慎重に我々議員も判断しなければなりませんし、町のほうもそういうことも考えて事業を進めていただきたいと。
 それで、この土地の賃貸借で私ごく最近耳にしたので、間違っているかもしれませんけれども、最近町長に陳情されたお話があるというのですけれども、私の聞いている範囲内では、かねてからピュアの国道に出る土地について町はどうしても欲しかったと。ところが、売買というか、譲渡できなかったと。この土地と今回の問題になっている山手町の土地に関して交換と売却という陳情が町長のほうに来たというふうに聞いたのですけれども、これについて町長はどのように、そういう事実があるかどうか、それについて町長はどういうふうにお考えなのかお伺いしたい。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 34 ]  私が直接その話を受けているわけではありませんので、推察されるのは、副町長が承知しているかもしれないということで、答弁をさせたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 富田副町長。
副町長(富田 泰君) [ 35 ]  その件につきましては、つい1週間ほど前でしょうか、個人が朝早くに訪れまして、町長に会いたいというようなことで来られました。町長まだ出勤前だったものですから、私対応いたしまして、実はピュアの駐車場に通じる道路の用地について協力する用意があると、こういうようなお話がございまして、その方法としては売買ではなくて、もしあれであれば今予算に上がっている部分についての用地と交換というような話でもいいのだけれどもねと、こういうような話をほんの5分程度ですけれども、来まして。町といたしましては、そこに通じる道路、何年ごろだったかちょっと記憶にはございませんでしたけれども、すぐ出ませんでしたけれども、かつて道路整備としてそこのところを何とか整備できないかというような話あったことは私も記憶していると。ただ、現在ピュアそのものの支援策等について今いろいろと議論になって、予算上のこともあって議会でもピュアに対する支援のことも今いろいろ議論があるところなので、この話については具体化するということには今の時点ではならないので、とりあえずお話は聞かせていただいたということで、5分程度でしたけれども、お話だけを聞いて、お帰りを願ったという状況でございます。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 36 ]  町長には直接行かなかったというのは私の間違いだったかもしれないですけれども、それに関して町長が具体的に副町長から聞かれたということはなかったということですか。うわさ話、ちょっと小耳に挟んだというような、そんな程度なのですか、これは大変重要なことだと思うのですけれども。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 37 ]  それは、その後で、副町長がその方とお会いした後に報告を受けております。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 38 ]  遊休土地資産の処分ということに絡むと、町長先ほどだれも買う者がいないということがありましたけれども、私は先ほどちょっと示唆しましたけれども、今まで町が計画していた土地の取得ができて、なおかつ遊休土地を処分できるというお話が来たということは非常に重要なことだと思いますので、これについても一つの判断材料になるのでないかということを指摘して、遊休資産については質問を終わります。ただ、残念ながら私が質問してなかなか理解できなかった部分もありますけれども、遊休資産、土地の賃貸についてはこれで質問を終わらせていただきます。
 済みません、あと何分あるのですか。
議長(五十嵐敏明君) 37分。
20番(福嶋尚人君) [ 39 ]  では次、入札についてお伺いいたします。昨日川合議員も入札について、あるいは地元企業の育成について質問いたしましたので、重複する部分と重複しない部分がありますので、あと時間の関係もありますので、本当は詳しく質問したいのですけれども、一部省略して町長にお伺いしたいと思います。
 それで、先ほどご答弁では、Aクラスはそれまで入札予定価格1,500万以上の工事となっていたのを1,000万以上ということで下げてしまった結果、それまでBクラスの業者が受注できた工事がAクラスの業者が受注できるようになったと。これは、平成19年の財政的事情、大変厳しい事情だったということは理解できます。ですが、それから19、20、21、22年とたっております。町長も基本方針でおっしゃっておられるように、新ひだか町の財政は好転してきたというのですから、19年当時とはクラス分けについても変えるべきでないか、受注機会の均等ということを考えれば。私の耳にしている範囲内では、クラスの設定金額の変更がなければBクラスの業者に指名入札機会があったものがたまたま1,000万から1,500万に下がった。あれによって受注できなかったと。それによって、今まで建築に関する技術者も置いていたけれども、AランクにいってしまってBランクの仕事がなくなったと、それでやむを得ず建築技術者について、きのうも川合議員おっしゃいましたけれども、季節になってしまったと、常勤にしたくても仕事がないから。厚生年金もかけられない。年間の給料が払えない。でも、大事な社員だから、何とか残ってほしい。仕事も何とかとりたいということで、涙をのんで季節雇用をしているという事例が増えているということがあるのです。それで、先ほど言ったとおり19年当時とは経済的事情が違うし、Aランク、Bランクに分けることによって業者もかなり苦労しているということを考えると、来年度から等級格付が変更になりますから、それに関してもう一度A、B、Cの3つのランクに分けるか、あるいはほかの方法によって、金額をAランクをいきなり1,500万から1,000万に下げるのでなくて、ほかのBランクの業者にも本来ならばできた建設工事をできるように考えるとか、そういう方法というのは私は考えるべきだと思うのですけれども、町長、どうでしょうか。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 40 ]  今ランクづけの件でのご質問でございまして、行財政改革を継続して今やってございまして、財政収支がかなりとれなくて、かなり事業を絞り込んで19年、20年とやってまいりまして、その後国のほうの経済対策、2カ年連続で20、21ということでかなり交付金事業をしているというのが現状でございまして、ただその中で、結局19年度少なかった。ランクづけの見直しをして、金額も見直しをしたという結果で今のような事態に現実なっていると。しかも、実は22年度においてもそういう事態になっておりまして、現実に今年の22年度終わっておりませんけれども、建築のB、これは本当に少ないのが現実でございます。これは、どうしてこうなるのかと私ども悩ましいところでございます。というのは、設計金額でもってランクづけをそれに当てはめると、こういう形になっておりまして、その年度の事業によって金額が大きい、小さいが出てきます。当初予算で見ている段階で額的に何千万と見ても、分けるとか、建築も土木もそうですけれども、分けるということによって額が変わってくる。予算額でなかなか、Aのランクの件数が何件あるのだとか、それがなかなか当初の予算段階ではわからないという状況にありまして、実際には設計をして、その額が幾らになるかということでございまして、今のランク、決定して1年間やるのですけれども、なかなかうまいぐあいにバランスのとれた発注件数、Aランクは何件ぐらい、Bランクは何件ぐらい、そういうものはなかなか予想つきづらい面がございまして、本当に悩んでいるところでございます。今の建築のA、Bを例えばA、B、Cに分けたときにどうなるのだということになりますと、逆にそういう分け方をすることによってまたバランスが崩れることが考えられるという部分もありますので、それがいいのかどうなのか。A、Bでいいのかどうなのか、こういうことをもうちょっといい方法がないのかということで検討してまいりたいと思いますし、年度途中でそういう中で……

                          〔何事か言う人あり〕

総務企画部長(木内達夫君) [ 41 ]  失礼しました。私余計なことを言うわけにいきませんけれども、いずれにしてもランクの分け方、それから金額の設定の仕方、これについては十分また検討させていただきたいなと。今現在そういう事態に陥っている部分もございますので、どういう方法がいいのか、また再度内部で検討させていただきたいというふうに思います。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 42 ]  ランクで金額のことで最後に質問というか、要望というか、Aクラスはそれまで1,500万以上だったのです。1,000万に下げたと。入札に応じるためには、建設業法上の許可をとらなければならない。経審を受けなければならぬというのが前提ですよね。ところが、建設業法上建設の許可を必要とする金額、ある一定の金額は建設業法上の許可を得なくても自由にできる、ある一定の金額以上でなかったら建設業法の許可は要らないという建設業法上の要件があるのです。この金額幾らであるか、町長知っていますか。
議長(五十嵐敏明君) 相楽契約管財課長。
契約管財課長(相楽竹夫君) [ 43 ]  ご質問にお答えいたします。
 建築工事一式では1,500万、その他の土木一式では500万ということでございます。
 以上でございます。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 44 ]  私は何を言いたかったかというと、Aクラスの設定金額1,000万ですよね。部長今金額の変更の見直しも含めると言ったから、それについて私はこういう質問をしているのですけれども、Aクラスは1,000万以上の工事価格だと入札資格ある。1,000万の工事は、建設業法上の許可をしないで自由にできる。Aランクの業者が建設業法上許可を必要としないところまで、果たしてそこまで下げていっていいのかどうかという問題がある。ですから、1,500万だったのを1,000万に下げたというのは、それは19年当時は緊急的にやむを得なかったかもしれない。でも、建設業法上許可を必要とするのは1,500万以上ですから、それをあえてAランクを1,000万まで下げるのは、建設業法上の違反ではないですけれども、そういう縛りもあるのですから、そのことについても検討課題としていただきたいと思うのですけれども、どうですか。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 45 ]  そういう許可が要るとか要らないとかというのはあると思いますが、私念頭にあるのは、A、B、C、どういう分け方にしても、これ金額で設定すると。ただしかし、現実にそういう事業、予算組んだ事業がそれではどの程度あるのか。仮にですよ、仮にの話言いますが、仮に1,500万以下の事業ばかりだったと、維持修繕が中心で新たに建築するものがないといった場合に、例えばA、1,500万以上となったときにゼロになるわけですよ。では、それでいいのかということになりますから、ですから私言っているのは、金額云々と言っているのは、ある程度そういう件数もバランスがとれれば一番いいわけで、理想的なこと言うかもしれませんが、現実に非常に難しいのです、私先ほど説明したように。そのこともあるので、それに縛られて1,500万以上はAなのだという固定観念を持つことがいいのかどうかというのは、私はそういうことではないのではないかと。ですから、発注する年度によっていろんな事業が出てきます。仮に新築というものがなければ、そんなような事業が全部Bになってしまうのでないかということがありますから、それも含めて検討させていただきたいというのが先ほど説明した意味でございますので、よろしくお願いします。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 46 ]  新築がなければないのでないかとおっしゃいましたけれども、昨日川合議員もおっしゃったのですけれども、神森、柏台の公住の修繕というのですか、改築修繕というのですか、あれが出てくるのです。あれは、このままいったら全部Aランクになるのではないですか。それで、今木内部長が何もなくなるのでないかと言うから、私はその確認で言ったのです。全部Bランクにしろと私は言っていません。そういうことも含めて、金額含めて、先ほど言った建設業法上は1,500万以下の工事については許可は要らない。それをAランクでやっていいのかと。それと、今後柏台、神森の改築、改善工事はこのままいったらみんなAランクになって、逆にBランクの業者はみんな倒れていくのではないか、あるいはみんな従業員は常勤でなくて季節になって、たまたま入札があったから来てくれないかと、そういうふうなおそれもあるので、あるいはJV組んでやっていくとかいろいろな方法があると思う。だから、固定観念で考えるのでなくて、そういう方向で金額を含めて、ランク分けもA、B、Cの3つがいいのか、A、Bがいいのか、金額を含めてもっと柔軟に考えていただきたいというのが私の質問ですけれども。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 47 ]  壇上で課長がJVの話もしました。そういうことを念頭にしながら、私頭かたいようですから、柔軟な考え方を持って検討させていただきたいということでございます。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 48 ]  では次に、三石浄化センターの入札方式についてお伺いいたします。それで、参考資料ということで皆さんのお手元にあると思うのですけれども、それも参考にしていただきながら質問をさせていただきます。
 それで、よくわからないのが資格要件です。この1枚物、裏表ある。これは、町のホームページに出ているやつを、本当はもっと字が小さいのですけれども、私も最近乱視になってきたので読めなくなったので、ちょっと拡大して皆さんのお手元に出したわけですけれども、資格要件とあるのですけれども、その中の①の中で、平成21年4月1日現在において登録を受けていなければならぬと。国土交通省が規定する下水道処理施設維持業務管理者登録ということが要件になっているのですけれども、普通経審なんか受ける場合、当該年度、今年でいえば平成22年における前年度末、ですから平成22年3月31日現在にその資格を持っているかどうかが資格要件なのです。ところが、これでいくと21年4月1日と1年前にしている。普通は、その基準日というのは3月31日なのです、前年度末。なぜ21年4月1日という1年前のことにしたのか、まずお伺いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 中村上下水道課長。
上下水道課長(中村敬司君) [ 49 ]  今の質問につきましては、この登録に対しての資料が道から我々町村に回ってくるのが2年に1度、21年度の資料が最新情報として来ていましたので、この月日で登録している業者の確認行為とさせていただきました。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 50 ]  これ公示しているのですから、21年4月1日以降の国土交通省の規定する下水道処理維持管理業者になっているかどうかというのは、その業者が私登録していますよと、であれば今年の3月31日まででいいはずなのです。資料持っていないからということでなくて、公告というのはどういう業者がいるか知るためにやるのでしょう、違うのですか。
議長(五十嵐敏明君) 野垣上下水道課主幹。
上下水道課主幹(野垣尚久君) [ 51 ]  この登録名簿につきましては、ここに書かれていますとおり国土交通省のほうの登録名簿になるのですが、国土交通省のほうで各都道府県に所属する、関連する登録業者を、ここですと北海道に関係する業者名簿を別に作成して北海道のほうに送られてきます。それから各市町村のほうに配られるというような手順になってございます。また、21年度付で、現在22年度の維持管理業務が各市町村で契約されておりますので、その実績に基づいて行うということで、このまま平成21年度の最新情報として使用させていただいております。
議長(五十嵐敏明君) 残り20分です。
 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 52 ]  公示というのは、わかっていたらしないわけでしょう、わからないからするのでしょう。最新の21年度だって、先ほど言ったとおり町のホームページで公示をすれば21年4月1日から、普通は入札するために経審なんか受ける場合、前年度末3月31日までの資格を有するというのが基本なのです。だから、そのために基準日というのを設定するわけです。そうすると、21年4月1日から、あなたたちにはわからないかもしれないけれども、公示をすることによって国土交通省の資格を持った業者がいるかどうか、それを確かめるために公示するのではないですか、わかっていたら公示する必要ないのだから。答弁になっていないと思うのですよ。
議長(五十嵐敏明君) 暫時休憩いたします。

                          休憩 午前10時56分

                          再開 午前11時14分

議長(五十嵐敏明君) 休憩前に引き続き一般質問を継続いたします。
 中村上下水道課長。
上下水道課長(中村敬司君) [ 53 ]  先ほどの件ですけれども、資格要件の①の21年4月1日ということでありますが、21年度の登録につきましても認める考えでおりました。というのは、登録業者の登録確認する台帳が21年4月1日現在のものしか持ち合わせはないのですけれども、それ以降についての登録があれば、道のほうに確認行為をする予定です。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 54 ]  私のほうから、補足になるかもしれませんが、ご答弁申し上げたいと思いますが、21年4月1日というのは、結局道のほうで発行している冊子として確認できる内容が21年4月1日現在と、こうなっておりますので、今回それを告示したということでございまして、福嶋議員おっしゃっている22年3月31日でもいいのではないかというご質問でございます。私もいいというふうに思っております。それは、結局基準日を3月31日にする。4月1日と1年ぐらい違いますけれども、結局は21年度の登録されているかどうか確認するということでございますから、それは3月31日ということで基準日を設定して登録業者を確認するということはできることではないかと。ただしかし、今回担当としては4月1日という、台帳上4月1日現在ということでございますから、そういう意味で21年4月1日現在の登録業者ということにして告示をしたものでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 55 ]  資格業者かどうかは、これ以上言いませんけれども、資格業者は原本の確認でできるのですから、4月1日以降基準日を設定して。ですから、これについては私は間違っているのでないかというか、適切でなかったという理解している、この公告の仕方がですよ。何のために公示をするのか、資格ある業者を調べるためにやる。わかっている業者だけでやるのなら、別に公示する必要はない。ですから、今後このようなことはないようにしていただきたいし、こういうことをする公示で果たしていいのかどうかという問題点があると思います。
 それで、2番目、次の2ページ目なのですけれども、3番に資格の有効期間とあります。資格の有効期間が平成22年度から平成25年度とありますけれども、この資格という意味がよくわからない。あと、有効期間が何で22年から25年なのか。これ技術的なことかもしれませんけれども、告示の要綱ですので、適切なものであるかどうか私はちょっとよくわかりませんので、わかるようにご説明をお願いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 相楽契約管財課長。
契約管財課長(相楽竹夫君) [ 56 ]  入札の参加申請を受けまして、業者を資格審査した後、業者を登録します。その有効期間が22年から25年、3年間……

                          〔何事か言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 57 ]  この資格の有効期間ということでございますが、22から25と4年になります。これは、結局これから委託の入札を行うに当たって、維持管理、この期間を考慮した期間ということで考えて有効期間を定めているということでございます。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 58 ]  私は、資格はどういう意味かということを聞いている。どの資格の有効期間と言っているのか、資格の意味。それと、委託期間ないのですよね、有効期間はあっても委託期間はない。これで果たして、委託期間もわからないで入札に参加するような書類をつくれるのかどうか。委託期間がわかって初めて、ではここの新ひだか町に入札するために登録しようかと、そういうのが普通だと思うのですが、いかがですか。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 59 ]  あくまでも資格登録上の申請の期間を言っておりまして、登録期間というふうに解釈していただいて結構だと思います。そこで、今入札の期間をうたっていないということでございますが、契約期間ですか、うたっていないということでございますが、これはあくまでも登録をしていただく告示でございますので、課長が言ったように、この申請を受けて、そして登録をして、その後競争入札指名をすると、指名をした中でその期間が出てくるということでございますから、この中には入ってこない。あくまでも資格登録のための申請の告示でございますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 60 ]  次、委託仕様書について何点かお伺いしたいと思います。今年3月定例議会で町の答弁は、競争入札、または見積もり合わせを実施し、契約の相手方を決定する。また、業務の引き継ぎをスムーズにするため、仕様書、契約書の検討をし、その後の入札をすると答弁されたのです。ですから、私が資料請求したのは、当然このご答弁からいくと仕様書、契約書というのは変更したものが出てくるのでないか、どのような仕様書になっているかと思って私は資料請求した。そうしたら、担当者は、仕様書は変わっていませんよと、現在の仕様書しかありませんという答弁だったので、それならその仕様書を下さいと資料請求したのです。ですから、3月の定例議会ではこのままの仕様書ではだめだ。新しく仕様書をつくりかえて、それでやりたいという答弁をした。なぜ今回仕様書が変更されていないのか、いかがでしょうか。
議長(五十嵐敏明君) 中村上下水道課長。
上下水道課長(中村敬司君) [ 61 ]  仕様書の変更につきましては、大きな変更はありませんけれども、これからの入札に向けて仕様書は作成されております。ただいま閲覧してもらっている段階だと思いますけれども、福嶋議員からの請求の段階ではまだ閲覧前でしたので、旧仕様書を提出させていただきました。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 62 ]  閲覧かどうかは別として、私が資料請求したときには変更はありませんという答弁だったのですよ。変更はありませんと、従来のままでやりますというふうだったので、私はおかしいなと思ったのですけれども、それならば、現行の仕様書しかないのなら、ではそれを送ってくださいと、ついでに静内の終末処理場についても送ってください。何でいつの間にか変わったのですか、まだわずか1週間前ですよ。
議長(五十嵐敏明君) 野垣上下水道課主幹。
上下水道課主幹(野垣尚久君) [ 63 ]  電話を受けたのが私なのですが、私のニュアンスが悪かったのかもしれませんけれども、確かに今課長言われたとおり大きな変更はするつもりはありませんという答えをしております。実際具体的なところで一部だけ申し上げますと、特記仕様書の中の有資格者、第5条というところになりますが、そこでいきますと(1)の第1種電気工事士というふうに記載がございます。そこの部分を例えば第2種に変更したというような程度でございまして、特別大きな変更はしてございません。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 64 ]  私は仕様書の変更は当然あると思ったから質問したら、いや、ありませんと、では送ってくださいと。野垣さんそういうふうに言ったというのは別でも、資料請求しているのですから、大きな仕様書の変更はないということ、電気のことしかないというのなら、それを前提に質問させていただきます。だから、そういうときは、資料請求したときには、実はこういうわけだと、閲覧しているからと、閲覧しているから出せないというのもちょっとおかしいのですけれども、それはそれで今後私資料請求をまた上下水道課にするかどうかわかりませんけれども、そのときは一応こういうことだということを説明していただいて資料を渡していただかないと、私も資料請求に基づいて質問するわけですから、よろしくお願いいたします。
 それで、仕様書及び特記仕様書をお伺いしたのですけれども、合併して4年間なのですけれども、同じ新ひだか町内にある下水道処理場で仕様書が、特記仕様書もそうですけれども、統一されないのはなぜかなという疑問があるのです。仕様書というのは、普通同じ町にあれば、同じ下水道ですから仕様書というのは当然統一されるのでないかと、仕様書、特記仕様書を統一しない理由がもしあれば、教えていただきたい。
 それと、仕様書を特別変更したわけでないと、大まかではないというのですけれども、今回の資格要件、ホームページを見ると特記仕様書にはない資格要件が添付されているような気するのです。添付というか、記載されているような気するのですけれども、これは私の理解の間違いですか。
議長(五十嵐敏明君) 佐藤経済部長。
経済部長(佐藤保広君) [ 65 ]  1点目の仕様書が統一されないのはなぜかということでございますけれども、基本的に施設を管理する場合、そこの周辺の環境等によって、また建物の構造、それから機能等によって、管理は同じものもあり得ますし、違ってくることもあり得るということになるというように私は思っております。ただ、今福嶋議員ご指摘のとおり、わかりづらい部分があるとすれば、今後統一できる部分についてはきちっと文言等も整理して統一していくべきだという考えは持ってございます。
議長(五十嵐敏明君) 野垣上下水道課主幹。
上下水道課主幹(野垣尚久君) [ 66 ]  福嶋議員の2点目の質問なのですけれども、有資格者の資格要件について違いがあるのではということなのですが、今まで三石浄化センターについては1社随契という形で続けてきておりまして、その仕様書の中で先ほどの有資格者、第5条になりますが、(7)でその他安全衛生関係各種資格というふうに記載してございます。その中で、今まで随意契約であったということで、その中に含まれていたものを今回入札するということできちんと明記させていただいているということでございます。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 67 ]  明記したというのですけれども、私は追加されているのでないかと。告示のほうでいくと、2の資格要件の④のカ、一番下です。労働省安全何とかかんとかで刈払機取扱作業者安全衛生教育を修了した者、これは仕様書及び特記仕様書を見てもないですよね。どこかにあるというなら、私の見間違いかもしれませんけれども、ないですよね。それをこの資格要件の中に入れるというのは、私はそれはちょっと違うのでないかと思うのですけれども、いかがですか。
議長(五十嵐敏明君) 野垣上下水道課主幹。
上下水道課主幹(野垣尚久君) [ 68 ]  この草刈り業務の件については、労働基準局長から危険有害業務として指定を受けておりまして、現に三石浄化センターについては刈り払い業務をしなければならない箇所が多くございます。それで、実際に三石浄化センターについても刈り払い業務があるということで、この指定講習を受けていることになるのですが、この仕様書の中にその記載がないという話なのですけれども、この一般仕様書、特記仕様書のほかに設計書というものがございます。その設計書の中で積算の細かなことが記載されてくるのですけれども、その設計するときには日本下水道事業団で発行されております積算要領というものに基づいて実施しております。その中でその他業務というものがございまして、そのその他業務の中には周辺の清掃ですとか除草等の作業が含まれるということで、その中に記載されてくるということになっております。
議長(五十嵐敏明君) あと2分です。
 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 69 ]  私は、答弁に納得できません。特記仕様書にもないことが設計契約書の中に入っていると、それでいいというのは、それを公示するということは私は納得できません。町長のご見解、これでいいのかどうか。
 それと、随意契約です。日高管内で私調べたところ、平取町を除いて日高町、浦河、様似、えりも、これ随意契約やっています。全部本州の大手でやっています。随意契約は、違法ではありません。ですから、随意契約をやろうと思ったらできます。そのときに、町の政策として町長がこれまで地元優先、モンロー主義を言っておられます。ですから、随意契約でやるということは今回は無理かもしれませんけれども、ほかの下水道処理場では随意契約でやっています。随意契約については、3月の議会で私の質問に対して、不特定多数の者の参加を求め、競争原理に基づき契約の相手方を決定することが適当でなく、広く信用、技術、経験等を有する相手方を選定し、その者との間で契約することがその目的を達する上で妥当であると判断して、地方自治法施行令第107条の2第1項第2号のその性質、または目的が競争入札に適さないものとするときに該当するとして随意契約をしてきたと、三石浄化センターですよ、というふうに言っている。これは、町側の答弁です。ここにあるのです。ですから、随意契約をすることは、別に違法ではありません。だから、ほかの日高管内ではやっているのです。ですから、今回私はもうあれですからいいけれども、町長のおっしゃる地元モンロー主義、失礼ですけれども、今三石でやっているところは支店もありません。支店は札幌です。契約するのも札幌に行かなければなりません。そういうところで町長のおっしゃる地元モンロー主義の徹底、きのう川合議員もおっしゃいました地元企業の育成、そういう観点から、今後は随意契約で地元業者優先という考えでやるお考えは町長にあるかどうか。
 それと、先ほど言ったとおり、この問題については公告の期間の問題とか、仕様書、契約書、特記仕様書にもないものを入れる。これによって入らなかった業者もいると聞いています、入れなかった業者。本州大手の業者は入れました。しかし、地元の業者は入れなかった。仕様書、特記仕様書にない資格を入れることによって。こういうことをやっていいのかどうか、町長はどう考えているか。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 70 ]  前段の仕様書と違う部分の告示をしていいのかどうかという質問ございましたから、その点は事務的なものですから私からお答えしますけれども、これは告示しているのはあくまでも登録業者をこれから受け付けるというための告示でございまして、仕様書はその後つくる。先ほど上下水道課長説明したとおりでございまして、全くこれは問題ないということになりますから、これは福嶋議員も理解できるのではないかというふうに思いますから、あくまでも登録の受け付けのための告示だということでございまして、その後に仕様書をつくると、指名をして、閲覧をするということでございますから……

                          〔何事か言う人あり〕

総務企画部長(木内達夫君) [ 71 ]  ということでご理解いただきたいと思います。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 72 ]  随契の話でございますけれども、この課題が何年か前からあるということで、役場内でもいろんなメンバーと論議をしてございます。それで、本州に本社を持つ大手業者とでも申しましょうか、こういった方々が日高に相当入ってきてやっているという中で、契約金額とでも申しましょうか、要するに高いのでないかという話がありまして、そこに監査委員会のご指摘があったということで、今回指名競争入札という形をとらせていただくということでございます。それで、私とすればそこで一つのこれぐらいでできるのだなというものが得られるというふうにも思っております。そういうものを踏まえまして、地元におりるお金はなるべくよそへ出さないというご指摘、それからモンロー主義的な、今どこのまちでも地元優先ということで、私もそれをうたっておりますので、そういった方向性について、いわゆる適正な価格とでも申しましょうか、競争に基づいて、これぐらいでできるという目安をつかめるところで、また中で種々論議して、私の常日ごろ言っている主義、主張というものを具現化していけたらと、このように考えておりますので、ご理解お願いします。
議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 73 ]  最後に一言だけ言わせてください。この登録、部長は問題ないのでないかとおっしゃいましたけれども、資格要件が刈り払い機ですから、単なる草刈るだけの要件がないということで地元業者が入れなかった、登録できなかったのだから、それは下水道の本来からいったらささいなことなの。今までだって三石の下水道処理場、特記事項にも入れていなかったのでしょう。今回ぱっと入れてきた。僕は、地元業者を別に擁護しているわけではない。登録をそもそもできなかった、こういうことがある。
 それと、地元モンロー主義について町長のご答弁は、そうすると今まで随意契約でやっていた本州の大手企業は高い入札をしていたのだということを町長みずから認めたような気するのですけれども、それは旧三石町時代あるいは合併になってからの新ひだか町の問題ですから、今後については十分検討して、今後3年後には町長のおっしゃる地元モンロー主義で、昨日も川合議員がおっしゃったとおり地元企業の育成ということで検討して、真摯に検討していただきたいということで、私の質問を終わります。
議長(五十嵐敏明君) 佐藤経済部長。
経済部長(佐藤保広君) [ 74 ]  最初の設計書に盛り込まれていて、それは特記書にないものだというのはおかしいと、確かに私もそう思います。それで、今回は、これは私も1社随契で長い間やっている弊害の一つという考え方は持っております。ですから、今回はきちっと仕様書にうたうということを現実にやってきておりますので、それは必要な作業でございますので、きちっと仕様書にうたうと、こういうことでございます。
・・(・・・・・・) [ 75 ]  ・・、・・・・・・・・。
・・・・・・(・・・・・) [ 76 ]  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、・
 ・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・、・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・。
・・(・・・・・・) [ 77 ]  ・・、・・・。
・・(・・・・・) [ 78 ]  ・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・。・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

                          〔「・・・」・・・・・・〕

・・(・・・・・) [ 79 ]  ・・・・・・・・・・・、・・・・。
議長(五十嵐敏明君) 以上をもって一般質問を終結いたします。

議案第21号の訂正について

議長(五十嵐敏明君) 議長から1件お諮りいたします。
 監査委員より意見書の訂正の申し出があり、町長から会議規則第20条第1項の規定により議案の訂正の申し入れがありましたので、これを許可することとしてよろしいかお諮りいたします。このことについては異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 異議なしと認めます。
 それでは、これを許可することにいたします。
 これから正誤表を配付いたします。
 暫時休憩いたします。

                          休憩 午前11時43分

                          再開 午後 1時00分

議長(五十嵐敏明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・。
・・・・・・(・・・・・) [ 80 ]  ・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・。
 ・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・、・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・。

議案第5号から議案第13号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(五十嵐敏明君) 日程第3、議案第5号 平成22年度新ひだか町一般会計補正予算(第5号)から議案第13号 平成22年度新ひだか町病院事業会計補正予算(第2号)までの9件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 清水財政課長。

                          〔財政課長 清水 全君登壇〕

財政課長(清水 全君) [ 81 ]  それでは、ただいま上程されました議案第5号から議案第13号につきましてご説明を申し上げます。
 なお、議案第12号及び第13号につきましては、それぞれ担当課長及び事務長から説明いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、今回の補正につきまして総括的な内容を含めましてご説明申し上げますが、4月1日付の人事異動等に伴います人件費の整理、さらには8月23日から24日にかけましての低気圧による大雨被害の対策経費、あるいは制度改正等によりまして今回補正をしなければ事務事業の執行に支障のあるやむを得ない経費の補正でございます。ご理解をいただきたいと思います。なお、人件費の整理につきましては、一般会計及び特別会計ともに説明を省略させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、補正予算書のほうをごらんいただきたいと思います。それでは、議案第5号につきましてご説明申し上げます。議案第5号は、平成22年度新ひだか町一般会計補正予算(第5号)でございます。
 平成22年度新ひだか町の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億758万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ147億4,712万6,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 第2条は、地方債の補正でございまして、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書からご説明申し上げますので、12ページをお開きいただきたいと思います。一般の12ページになります。3の歳出でございますが、1款議会費、1項議会費、1目議会費では17万円の追加でございまして、人件費の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次に、13ページになりますが、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では353万1,000円の追加でございまして、一部次のページにもわたりますが、それぞれ人件費等の整理でございまして、説明は省略させていただきます。
 次のページ、14ページになります。4目財産管理費では21万1,000円の減額でございまして、(2)、その他公用施設管理経費は人件費等で、説明は省略します。(3)、財産管理事務経費では、山手町1丁目、旧日高マンキ前の町有地国道側の立木伐採、枝払い業務委託料でございまして、16万8,000円の追加でございます。
 次、5目車両管理費では143万円の追加でございまして、人件費等でございまして、説明は省略します。
 次のページ、15ページ、10目生活安全推進費では30万1,000円の追加でございまして、(1)、交通安全推進経費で交通安全指導車用備品購入の補正でございまして、22万1,000円の追加でございます。(3)、交通安全施設管理経費は、日々雇用賃金とカーブミラーの購入費、それぞれの補正でございまして、8万円の追加でございます。
 次、11目地域振興費では187万2,000円の追加でございまして、(7)から(19)まで、次のページにわたりますが、人件費の整理でございまして、説明は省略します。
 次のページ、16ページをお開きいただきたいと思います。13目諸費では1,296万8,000円の追加でございまして、(1)、税外過誤納等還付金で平成21年度の障害者自立支援給付費、障害者医療費及び女性特有のがん検診推進事業の精算に伴うそれぞれの国庫負担金等の返還金の補正でございます。
 2項徴税費、1目税務総務費では532万円の減額でございまして、人件費等の整理でございまして、説明は省略します。
 次のページ、17ページ、2目賦課徴収費では448万円の追加でございまして、(1)、賦課徴収事務経費は1節から8節までは人件費でございます。13節委託料になりますが、平成23年1月から所得税申告書等の電子的送付が始まるために、それに対応するための国税連携システム導入業務委託料616万7,000円、14節になりますが、審査システム利用料10万1,000円、それぞれの補正でございまして、合わせて448万円の追加でございます。
 次のページ、18ページをお開きいただきたいと思います。3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費では243万6,000円の追加でございまして、これも人件費等の整理でございますので、説明は省略します。
 次、4項選挙費、1目選挙管理委員会費では31万5,000円の追加でございまして、人件費の整理でございますので、説明は省略します。
 次のページ、19ページになります。5項統計調査費、1目統計調査総務費では313万3,000円の追加、次、2目統計調査費では2万2,000円の減額となっておりまして、それぞれ人件費の整理でございますので、説明は省略いたします。
 次のページ、20ページをお開きいただきたいと思います。6項監査委員費、1目監査委員費では19万2,000円の追加でございまして、(1)、監査委員経費で新代表監査委員の就任に伴います費用弁償の補正でございまして、3万5,000円の追加でございます。
 次のページ、21ページ、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費では413万9,000円の減額でございまして、(1)、民生委員協議会運営事業は民生委員の3年に1度の改選に伴います委員報酬、費用弁償、それぞれの補正でございまして、2万9,000円の追加でございます。(11)、(12)はそれぞれ人件費でございまして、説明は省略いたします
 次のページをお開きいただきたいと思います。22ページです。2目障害者福祉費では15万8,000円の追加でございまして、自立支援法の施行に伴います激変緩和措置の補助金でございます事務処理安定化支援事業補助金、障害福祉サービス移行促進事業補助金、地域移行支度経費支援事業補助金、それぞれの補正でございまして、10万8,000円の追加でございます。(12)は人件費で、説明は省略いたします。
 次、3目社会福祉施設費では172万7,000円の追加でございまして、(3)、集会施設等管理経費で、町長公宅を廃止いたしまして集会所として活用するためのこうせい集会所改修工事のほか施設用備品、それぞれの補正でございまして、72万9,000円の追加でございます。(6)、共同井戸管理経費では、豊畑第1共同井戸ポンプ圧力計、下豊畑共同井戸水中ポンプほかの修繕料の補正でございまして、99万8,000円の追加でございます。
 次のページ、23ページ、4目生活館費では9万2,000円の追加、5目国民年金事務費では2万円の追加でございまして、それぞれ人件費の補正でございまして、説明は省略します。
 6目老人福祉費では4,146万9,000円の追加でございまして、(8)、休養施設等特別会計繰出金は201万6,000円の追加でございまして、詳細は特別会計のほうで説明いたします。次のページ、24ページ、(9)、地域介護・福祉空間整備等事業は、地域就労ネットワーク支援施設及び既存の小規模福祉施設のスプリンクラー整備に係る補助金の補正でございまして、3,945万3,000円の追加でございます。なお、この事業につきましては、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の補助メニューのうち先進的特例交付金、10分の10の補助を受けて実施するものでございます。
 7目老人支援費では467万2,000円の追加でございまして、(4)と(8)につきましては人件費でございまして、説明は省略いたします。(6)、介護サービス事業特別会計繰出金は1,457万8,000円の追加でございまして、詳細は特別会計のほうで説明いたします。(7)、日高中部広域連合負担金は、日高中部広域連合負担金の一般会計分の減額でございまして、18万6,000円の減額でございます。
 次のページ、25ページ、8目老人福祉施設費では58万4,000円の追加でございまして、(1)、老人いこいの家運営事業は19万5,000円の追加でございまして、1節から7節までは人件費で、11節になりますが、石油ストーブの油漏れの修繕料6万円の補正でございまして、合わせて19万5,000円の追加でございます。(2)、ケアハウス運営事業は、1節から7節までは人件費で、11節になりますが、ボイラー循環ポンプ及び浴室混合栓の修繕料の補正でございまして、15万2,000円の追加、合わせて42万1,000円の追加でございます。
 次のページ、26ページをお開きいただきたいと思います。2項児童福祉費、1目児童福祉総務費では68万1,000円の減額でございまして、人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 2目児童措置費では9万円の追加でございまして、次のページ、27ページにわたりますが、(7)、広域入所保育経費では、町内在住の母親が第2子出産のため第1子が実家のある他町の保育所に一時的に入所したことによります保育業務委託料の補正でございます。
 次、3目児童福祉施設費では294万5,000円の減額でございまして、人件費等の整理でございますので、これは(2)から29ページの(6)までわたりますが、説明は省略いたします。
 1枚お開きいただきまして、30ページをお開きいただきたいと思います。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費では765万8,000円の追加でございまして、これも人件費の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次、3目環境衛生費では154万5,000円の追加でございまして、(1)、静内葬苑管理経費は、11節になりますが、デジタルテレビ受信設備の修繕料55万円の補正でございまして、69万1,000円の追加でございます。次のページにわたりますが、(2)と(6)は人件費の整理でございまして、説明は省略いたします。次のページ、31ページの(8)になりますが、三石地区簡易水道事業特別会計繰出金は85万7,000円の追加でございまして、詳細は特別会計のほうで説明をいたします。
 次、4目保健活動施設費では131万9,000円の減額でございまして、これも人件費の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次のページ、32ページになります。5目保健活動費では36万9,000円の追加でございまして、(1)、保健推進事業は財団法人北海道健康づくり財団の助成を受けまして、すこやかロードノルディックウオーキング体験会を実施するための講師謝礼、費用弁償などをそれぞれ合わせまして20万円追加するものでございまして、合わせて105万3,000円の追加でございます。なお、助成額につきましては10分の10の20万円でございまして、2年間を限度の補助となってございます。(2)は人件費で、説明は省略いたします。
 次のページ、33ページ、5款労働費、1項労働諸費、1目労働諸費では1万5,000円の減額でございまして、これも人件費の整理でございまして、説明省略いたします。
 次のページ、34ページになります。6款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費では9,000円の減額でございまして、これも人件費の整理でございまして、説明は省略します。
 下段になりますが、2目農業総務費では129万1,000円の追加でございまして、次のページになりますが、人件費等の整理でございまして、これも説明は省略させていただきます。
 次に、3目農業振興費では114万4,000円の追加でございまして、これも次のページにわたりますが、人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 36ページになります。4目農業施設費では9,000円の減額でございまして、これも人件費で、説明は省略します。
 次、5目畜産業費では437万9,000円の追加でございまして、(2)、和牛振興事業は生産農家が直接黒毛和牛の加工、販売を行うみついし牛加工販売組合に対する農業振興施設等整備事業補助金でございまして、438万3,000円の追加でございます。なお、この事業につきましては、農村における新たな産業興しのための事業として地域づくり総合交付金の10分の10の補助を受けまして実施するものでございます。
 次のページ、37ページになります。6目畜産施設費では105万3,000円の追加でございまして、(2)、牧野管理経費は新規大口利用者による町有牧野の利用率の上昇に伴いまして、未利用牧野の整備を進めるための日々雇用賃金、修繕料、飼料費等をそれぞれ補正するものでございまして、103万7,000円の追加でございます。(3)、(4)につきましては人件費の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次、7目和牛センター運営費では8万1,000円の追加でございまして、次のページにわたりますが、(1)、(2)は人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 38ページになります。2項林業費、1目林業総務費では425万2,000円の追加でございまして、(1)、有害鳥獣駆除経費は報償費になりますが、エゾシカ駆除奨励金でございますが、当初予算では1,400頭分を計上しておりましたが、7月末実績で1,320頭の実績となりました。その結果、今後10月までの駆除1,000頭を見込みまして、その駆除奨励金500万円を追加するものでございます。(2)は人件費で、説明は省略いたします
 次のページ、39ページ、3目林野管理費では650万円の追加でございまして、(6)、森林整備加速化・林業再生事業は平成21年度の国の補正予算に伴います経済危機対策としての同基金、10分の10の補助事業でございまして、消耗品のほか、三石豊岡、川上地区、2カ所の町有林の間伐業務委託料、それぞれの補正でございまして、650万円の追加でございます。
 3項水産業費、1目水産業総務費では15万6,000円の減額でございまして、人件費で説明は省略いたします。
 次のページ、40ページになります。7款商工費、1項商工費、1目商工総務費では912万3,000円の減額でございまして、(1)、消費者行政推進経費は地方公共団体が独自に取り組む消費者行政活性化のための事業の追加でございまして、消費者啓発パンフレット配布手数料のほか、啓発用看板を旧三石温泉入り口付近に設置するための消費者被害防止啓発看板作成業務委託料、それぞれの補正でございまして、18万円の追加でございます。(2)は人件費で、説明は省略します。
 下段になりますが、2目商工振興費では40万6,000円の追加でございまして、次のページになりますが、(3)、ふれあいプラザ管理経費では暖房用ボイラー及び地下オイルタンクの通気管の修繕料でございまして、25万6,000円を追加するほか、(5)の商工振興事務経費は普通旅費2万8,000円の追加でございます。
 次、4目観光施設費では27万5,000円の追加でございまして、(7)、その他観光施設管理経費で指定寄附に伴います前川庭園の補足作業賃金及びツツジ苗木のほか、手数料は桜まつり期間延長に伴いますし尿くみ取り手数料など、それぞれの補正でございます。
 6目観光振興費では240万4,000円の追加でございまして、次のページ、42ページにわたりますが、(1)、交流人口増加対策事業で北海道テレビ放送が制作する台湾向けの海外観光客誘致特別番組制作費の負担金50万円を追加するものでございまして、この番組につきましては北海道のショッピング情報を初め、温泉、グルメ等の観光スポットを紹介する60分番組でございまして、参加団体は新ひだか町、ニセコ町、千歳市、長沼町、札幌市の5団体でございます。(2)、観光推進事務経費は190万4,000円の追加でございまして、14節でわがまちPR戦略室の設置に伴いますパーソナルコンピューター等の借り上げ料1台分、その他一般備品、プリンター等の購入費のそれぞれの補正でございまして、190万4,000円の追加でございます。
 次のページ、43ページ、8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費では353万2,000円の追加でございまして、人件費の整理でございまして、説明は省略します。
 次、2項道路橋りょう費、3、道路新設改良費では791万3,000円の追加でございまして、(1)、地方道路整備交付金事業は1節から4節までは説明は省略いたしまして、次のページ、44ページをお開きいただきたいと思いますが、15の工事請負費になりますが、当初歩道整備300メートルを予定しておりました御幸通線の歩道改修工事でございますが、社会資本整備交付金事業の中の事業費調整で残り50メートルを追加して整備するため、今回補正するものでございまして、本年度単年度で事業完了するものでございます。
 次、3項河川費、3目排水機場管理費では1万9,000円の減額でございまして、(1)、古川排水機場管理経費は人件費でございまして、説明は省略いたします。
 次、4項都市計画費、1目都市計画総務費では513万3,000円の減額でございまして、次のページになりますが、(2)、下水道事業特別会計繰出金は511万9,000円の減額でございまして、詳細は特別会計のほうでご説明いたします。
 次、5項住宅費、1目住宅管理費では115万1,000円の追加でございまして、人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次のページ、46ページをお開きいただきたいと思います。2目住宅建設費では44万8,000円の追加でございまして、(2)、公営住宅建設事業は来年度事業実施に伴います確認申請に必要なため、静内柏台団地公営住宅用地測量図作成等業務委託料46万2,000円の追加でございます。
 次のページ、47ページ、9款消防費、1項消防費、2目災害対策費では242万2,000円の追加でございまして、(4)、災害対策経費は人件費の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次のページをお開きいただきたいと思います。48ページになります。10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費では416万8,000円の追加でございまして、人件費の整理でございまして、説明は省略します。
 次のページ、49ページ、2項小学校費、1目学校管理費では50万9,000円の追加でございまして、これも人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 1枚おめくりいただきまして、50ページになります。2目教育振興費では30万円の追加でございまして、(3)、教育用備品等整備経費で指定寄附に伴います延出小学校の図書の購入の補正でございまして、30万円の追加でございます。
 次、3項中学校費、1目学校管理費では59万4,000円の追加、次のページ、51ページ、2目教育振興費では1万1,000円の減額でございまして、いずれも人件費の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次、5項社会教育費、1目社会教育総務費では496万2,000円の減額、次のページにわたりますが、2目公民館費では2,000円の減額、3目文化財保護費では3万1,000円の追加、次のページになりますが、4目女性センター・みらい費では1,000円の追加、5目図書館費では99万2,000円の追加でございまして、いずれも人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次のページ、54ページをお開きいただきたいと思います。中段になりますけれども、6項保健体育費、1目保健体育総務費では9万2,000円の減額、次のページ、55ページになりますが、2目体育施設費では195万6,000円の減額でございまして、いずれも人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次のページ、56ページをお開きいただきたいと思います。7項学校給食費、1目学校給食費では3万円の減額でございまして、これも人件費でございまして、説明は省略いたします。
 次のページ、57ページになります。11款災害復旧費、1項土木施設災害復旧費、1目河川災害復旧費では330万円の追加でございまして、(1)、河川災害復旧事業で8月23、24日の大雨災害による復旧費でございまして、静内地区、アザミ川など4河川4カ所の修繕料の補正でございます。
 次、2目道路災害復旧費では130万円の追加でございまして、(1)、道路災害復旧事業で三石地区、豊岡社万部線の1路線1カ所の修繕料の補正でございます。
 次、2項農林水産業施設災害復旧費、1目林業施設災害復旧費では548万円の追加でございまして、(1)、林道災害復旧事業で、次のページにもわたりますが、静内地区、農屋双川線など5路線14カ所、三石地区、福美線など3路線8カ所の修繕料の補正でございます。
 58ページになります。3項その他公共施設災害復旧費、1目公園施設災害復旧費では60万円の追加でございまして、(1)、公園災害復旧事業で静内川左岸公園1カ所の修繕料の補正でございます。
 続いて、59ページから62ページまでは給与費明細書を添付してございます。ごらんいただきたいと存じます。説明につきましては、省略させていただきます。なお、この給与費明細書につきましては特別会計も同様でございますので、説明は省略させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、歳入の説明に入りますので、7ページへお戻りいただきたいと思います。一般の7ページでございます。2の歳入でございます。11款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税では7,433万円の追加でございます。地方交付税で収支の財源調整を図るものでございます。
 次、13款分担金及び負担金、1項負担金、1目民生費負担金では4万2,000円の追加でございまして、広域入所児童1歳児1名分の保育料の現年度負担金を見込んでいるものでございます。
 14款使用料及び手数料、1項使用料、4目農林水産業使用料では160万円の追加でございまして、新規大口利用者の利用料増分の牧野使用料を見込んでいるものでございます。
 次のページ、8ページをお開きください。15款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金では3,945万3,000円の追加でございまして、地域就労ネットワーク支援施設整備事業に係る10分の10の補助3,300万円と小規模福祉施設スプリンクラー整備特別対策事業に係る645万3,000円の地域介護・福祉空間整備等交付金を見込んでいるものでございます。
 次、5目土木費国庫補助金では394万円の追加でございまして、御幸通線歩道改修工事にかかわる10分の6の地方道路整備事業交付金を見込んでいるものでございます。
 次のページ、9ページになります。16款道支出金、2項道補助金、2目民生費道補助金では8万1,000円の追加でございまして、障害者福祉サービス移行促進事業と事務処理安定化支援事業と地域移行支度経費支援事業、それぞれの事業補助金の障害者自立支援対策推進費補助金を見込んでいるものでございます。
 次、5目農林水産業費道補助金では1,088万3,000円の追加でございまして、みついし牛加工販売組合に対する補助に係る10分の10の地域づくり総合交付金438万3,000円、三石豊岡、川上、2地区の町有林の間伐事業に係る10分の10の森林整備加速化・林業再生事業交付金650万円をそれぞれ見込んでいるものでございます。
 次、6目商工費道補助金では17万円の追加でございまして、消費者行政推進経費の増分に係る定額分の消費者行政活性化事業交付金を見込んでいるものでございます。
 次のページ、10ページをお開きいただきたいと思います。18款寄附金、1項寄附金、2目指定寄附金では40万円の追加でございまして、前川庭園整備のための観光費寄附金10万円、延出小学校図書購入のための教育総務費寄附金30万円の指定寄附金をそれぞれ補正するものでございます。
 次、19款繰入金、1項繰入金、1目基金繰入金では1億1,000万円の減額でございまして、財政調整基金繰入金を1億1,000万円減額するものでございます。
 次、21款諸収入、5項雑入、1目雑入では748万5,000円の追加でございまして、静内及び三石水田農業推進協議会からの産地確立対策事務委託金317万円、北海道健康づくり財団からのすこやかロード関連事業助成金20万円、平成21年度決算に伴う精算分としての日高中部広域連合負担金返還金411万5,000円をそれぞれ見込んでいるものでございます。
 次のページ、11ページになります。22款町債、1項町債、4目土木債では250万円の追加でございまして、町道整備事業債250万円を見込んでいるものでございます。
 次、7目臨時財政対策債では7,010万円の追加でございまして、発行可能額の確定に伴いまして臨時財政対策債を補正するものでございます。
 次、8目災害復旧債では660万円の追加でございまして、土木施設災害復旧事業債310万円、林業施設災害復旧事業債350万円をそれぞれ見込んでいるものでございます。
 それでは、4ページへお戻りいただきたいと思います。4ページでございますが、第2表、地方債補正の変更でございます。起債の目的、町道整備事業債、補正前限度額3億2,610万円を補正後限度額3億2,860万円に、臨時財政対策債、7億5,600万円を8億2,610万円に、土木施設災害復旧事業債、4,050万円を4,360万円に、林業施設災害復旧事業債、1,860万円を2,210万円に、合計では15億6,600万円を16億4,520万円にそれぞれ変更しようとするものでございまして、利率等につきましては変更はございません。
 以上で議案第5号の説明を終わります。
 続いて、議案第6号の説明に入ります。ピンクの紙の次のページをお開きいただきたいと思います。議案第6号でございます。議案第6号は、平成22年度新ひだか町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございます。
 平成22年度新ひだか町の国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ93万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億3,844万円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書から説明を申し上げます。6ページをお開きいただきたいと思います。国保の6ページになります。3の歳出でございますが、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では3万2,000円の追加でございまして、人件費等の整理でございます。説明は省略いたします。
 7款保健事業費、1項特定健康診査等事業費、1目特定健康診査等事業費では89万8,000円の追加でございまして、(2)、特定健康診査等未受診者等対策事業で国保加入者の40から74歳までのうち未受診者を対象にアンケート調査を実施するための消耗品費、印刷製本費、通信運搬費をそれぞれ補正するものでございます。
 なお、次の7ページ、8ページにつきましては給与費明細書でございまして、説明は省略いたします。
 前のページ、5ページにお戻りいただきたいと思います。国保の5ページでございます。2の歳入でございます。3款国庫支出金、2項国庫補助金、1目財政調整交付金では89万8,000円の追加でございまして、特定健診の未受診者の対策事業に伴います10分の10の補助金、特別調整交付金89万8,000円の追加でございます。
 4款道支出金、2項道補助金、1目財政調整交付金では3万2,000円の追加でございまして、収納率向上対策事業に伴います特別調整交付金を見込んでいるものでございます。
 以上で議案第6号の説明を終わります。
 続いて、議案第7号にまいりますので、青色の相紙の次のページをお開きいただきたいと思います。議案第7号でございます。議案第7号は、平成22年度新ひだか町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございます。
 平成22年度新ひだか町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ314万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,208万円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書から説明を申し上げます。6ページをお開きいただきたいと思います。高齢者の6ページになります。3の歳出でございますが、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では314万3,000円の追加でございまして、(1)、一般事務経費で258万8,000円の追加、(2)、後期高齢者医療広域連合市町村納付相談支援事業で555万円の追加でございまして、これは後期高齢者医療保険料にかかわります専属の嘱託徴収員1名を配置し、被保険者及び滞納者へのきめ細かな対応を図るための人件費や徴収専用車等の費用をそれぞれ補正するものでございまして、既に一般会計で配置されております嘱託徴収員1名分などの費用をこの補助事業に振りかえるものでございます。
 7ページ、8ページは給与費明細書でございまして、説明は省略します。
 前のページ、5ページにお戻りいただきたいと思います。2の歳入でございます。6款広域連合支出金、1項広域連合交付金、1目後期高齢者医療広域連合市町村納付相談支援事業補助金では314万3,000円の追加でございまして、後期高齢者医療広域連合市町村納付相談支援事業補助金314万3,000円を見込んでいるものでございます。
 以上で議案第7号の説明を終わります。
 続いて、議案第8号にまいりますので、ウグイス色の相紙の次のページをお開きいただきたいと思います。議案第8号でございます。議案第8号は、平成22年度新ひだか町休養施設等特別会計補正予算(第1号)でございます。
 平成22年度新ひだか町の休養施設等特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ302万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,961万2,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書から説明を申し上げますので、6ページをお開きいただきたいと思います。休養の6ページになります。3の歳出でございますが、1款老人福祉センター費、1項老人福祉センター費、1目老人福祉センター運営費では302万4,000円の追加でございまして、(1)、老人福祉センター運営経費は静内老人福祉センター、静内温泉につきましては築後33年が経過し、老朽化が目立ってきておりまして、耐震診断の必要性が求められておりまして、今回耐震診断を実施するための老人福祉センター耐震診断業務委託料302万4,000円を追加するものでございます。
 前のページ、5ページへお戻りいただきたいと思います。2の歳入でございます。2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金では201万6,000円の追加でございまして、一般会計繰入金で収支の調整を図るものでございます。
 5款国庫支出金、1項国庫補助金、1目老人福祉センター費補助金では100万8,000円の追加でございまして、社会資本整備総合交付金の中の耐震診断業務委託に係る交付金、補助率3分の1の住宅・建築物安全ストック形成事業補助金100万8,000円を見込んでいるものでございます。
 以上で議案第8号の説明を終わります。
 続いて、議案第9号に入りますので、黄色の相紙の次のページになります。議案第9号は、平成22年度新ひだか町三石地区簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。
 平成22年度新ひだか町の三石地区簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ85万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,718万3,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書から説明を申し上げますので、6ページをお開きいただきたいと思います。簡水の6ページになります。3の歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では85万7,000円の追加でございまして、(1)、一般管理経費でございますが、上下水道料金につきましては使用用途区分によりまして賦課しているところでございますが、平成19年7月より料金統一をした際に、本来団体用とすべき一般事務所等を営業用として賦課するなど、条例に規定される用途区分の認識が的確でなかったため誤賦課となったものでございます。したがいまして、誤徴収分につきまして使用者に遡及還付するものでございまして、過年度還付金101万4,000円の追加でございます。なお、件数につきましては19人、給水栓件数で26件となっております。
 なお、7ページから10ページまでは給与費明細書でございまして、説明は省略させていただきます。
 続いて、歳入にまいります。前のページ、5ページにお戻りください。2の歳入でございます。3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金では85万7,000円の追加でございまして、一般会計繰入金で収支の調整を図るものでございます。
 以上で議案第9号の説明を終わります。
 続いて、議案第10号にまいりますので、ピンクの相紙の次のページになります。ピンクの次をお開きいただきたいと思います。議案第10号でございます。議案第10号は、平成22年度新ひだか町下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。
 平成22年度新ひだか町の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ511万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億3,796万1,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書からご説明申し上げますので、6ページをお開きいただきたいと思います。下水道の6ページになります。3の歳出でございます。1款下水道費、1項下水道費、1目一般管理費では866万6,000円の減額でございまして、(1)、一般管理経費でございますが、先ほど三石地区簡易水道事業特別会計でも申し上げましたが、同じ説明になりますが、上下水道料金につきましては使用用途区分により賦課しているところでございますが、平成19年7月より料金等を統一した際に、本来団体用とすべき一般事務所等を営業用として賦課するなど、条例に規定される用途区分の認識が的確でなかったため誤賦課となったものでございます。したがいまして、誤徴収分につきましては使用者に遡及還付するものでございまして、過年度還付金22万4,000円の追加でございます。(3)は人件費の整理でございまして、説明は省略いたします。
 下段になりますが、2目施設管理費では22万9,000円の追加でございまして、次のページにわたりますが、これも人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 下水道の7ページ中段になります。3目下水道建設費では331万8,000円の追加でございまして、(1)、公共下水道整備事業は人件費の整理でございまして、説明は省略します。(2)、特定環境保全公共下水道整備事業では、次のページにわたりますが、2から4節は人件費の整理のほか、11、需用費で三石地区2カ所の公共桝の設置のための修繕料50万円の補正でございまして、合わせて748万6,000円の追加でございます。
 なお、9ページから12ページまでは給与費明細書でございまして、説明は省略いたします。
 続いて、歳入にまいりますので、5ページへお戻りいただきたいと思います。下水道の5ページになります。2の歳入でございます。4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金では511万9,000円の減額でございまして、一般会計繰入金で収支の調整を図るものでございます。
 以上で議案第10号の説明を終わります。
 続きまして、議案第11号にまいりますので、水色の相紙の次のページになります。そこをお開きいただきたいと思います。議案第11号でございます。議案第11号は、平成22年度新ひだか町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)でございまして、平成22年度新ひだか町の介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,457万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億3,682万8,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 歳出の事項別明細書からご説明申し上げますので、6ページをお開きいただきたいと思います。介サの6ページになります。3の歳出でございます。1款特別養護老人ホーム費、1項特別養護老人ホーム費、1目静寿園運営費では31万7,000円の減額でございまして、(1)と(4)は人件費等の整理でございまして、説明は省略します。(2)、入所者生活経費は、静寿園の2階、3階の各北棟の洗濯機各1台の故障によります入れかえでございまして、施設用備品購入費で35万円の追加でございます。
 次のページ、7ページになりますが、2目蓬莱荘運営費では126万6,000円の追加でございまして、次のページにもわたりますが、人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 1枚おめくりいただきまして、8ページの次、9ページになります。2款老人保健施設費、1項老人保健費、1目老人保健施設費では24万6,000円の追加でございまして、これも人件費等の整理でございまして、説明は省略いたします。
 次のページ、10ページをお開きいただきたいと思います。3款居宅介護サービス費、1項居宅介護サービス費、1目静内居宅介護サービス事業費では28万円の追加、2目三石居宅介護サービス事業費では27万3,000円の追加でございまして、それぞれ人件費の整理でございまして、説明は省略します。
 次のページ、11ページになります。4款訪問介護サービス費、1項訪問介護サービス費、1目訪問介護サービス事業費では64万9,000円の追加でございまして、これも人件費の整理でございまして、説明は省略します。
 次のページ、12ページをお開きいただきたいと思います。5款通所介護サービス費、1項通所介護サービス費、1目通所介護サービス事業費では1,218万1,000円の追加でございまして、人件費の整理でございまして、説明は省略いたします。
 13ページから16ページまでにつきましては給与費明細書でございまして、説明は省略いたします。
 続いて、歳入に入りますので、5ページへお戻りいただきたいと思います。2の歳入でございます。4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金では1,457万8,000円の追加でございまして、一般会計繰入金で収支の調整を図るものでございます。
 以上で議案第11号の説明を終わります。
 なお、議案第12号及び13号につきましては、それぞれ担当の課長あるいは事務長からご説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。
 以上で議案第5号から議案第11号までの説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 中村上下水道課長。

                          〔上下水道課長 中村敬司君登壇〕

上下水道課長(中村敬司君) [ 82 ]  ただいま上程されました議案第12号 平成22年度新ひだか町水道事業会計補正予算(第2号)について説明させていただきます。
 第1条は、総則でありまして、平成22年度新ひだか町水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
 第2条は、収益的収入及び支出の補正でありまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
 第1款上水道事業費用と第1項営業費用、それぞれ581万4,000円減額し、上水道事業費用を4億1,011万6,000円、営業費用を3億4,596万6,000円とする。
 第3条は、資本的収入及び支出の補正でありまして、予算第4条本文括弧書きを改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する1億5,183万6,000円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額559万4,000円、減債積立金1,000万円、建設改良積立金1,000万円及び過年度分損益勘定留保資金1億2,624万2,000円で補てんするものとする。)
 第1款上水道事業資本的支出と第1項建設改良費、それぞれ4万6,000円減額し、上水道事業資本的支出を2億4,536万4,000円、建設改良費1億2,699万1,000円とする。
 第4条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費の補正でありまして、予算第7条に定めた経費の金額を、次のとおり補正する。
 職員給与費を804万8,000円減額し、7,136万3,000円とする。
 続きまして、支出明細書にて説明いたしますので、3ページをお開きください。資本的収入及び支出明細書にて説明いたします。第1款上水道事業費用、1項営業費用、2目配水及び給水費では人件費の調整分で627万9,000円を減額し、9,760万8,000円とする。
 3目総係費においても人件費の調整分等でありまして、46万5,000円追加し、7,615万9,000円とするものであります。この中で賃金180万3,000円、報償費12万円、保険料26万5,000円につきましては、死亡退職されました職員と産前産後休暇の職員の欠員補充として2名の臨時職員を採用するものであります。
 次に、5ページをお開きください。ここでは資本的収入及び支出明細書にて説明いたします。1款上水道事業資本的支出、1項建設改良費、1目配水施設改良費では人件費の補正分でありまして、4万6,000円減額し、1億2,699万1,000円とするものであります。
 次ページ以降につきましては平成22年度資金計画書、給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表を掲載しておりますので、お目通しいただき、説明を省略させていただきます。
 審議のほどよろしくお願いいたします。

                          〔5番 山内和雄君入場〕

議長(五十嵐敏明君) 渡辺静内病院事務長。

                          〔町立静内病院事務長 渡辺勝造君登壇〕

町立静内病院事務長(渡辺勝造君) [ 83 ]  ただいま上程されました議案第13号につきましてご説明申し上げます。
 平成22年度新ひだか町病院事業会計補正予算(第2号)。
 平成22年度新ひだか町病院事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、業務予定量の補正でございまして、平成22年度新ひだか町病院事業会計予算第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正しようとするものでございます。
 第2号の年間取り扱い延べ患者数の入院で334人を減とし、2万7,080人、外来の予定量を632人増やし、8万384人にしようとするものであります。
 第3号の1日平均患者数の入院で0.9人を減とし、74.2人に、外来で2.6人増とし、330.8人にしようとするものであります。
 第2条は、収益的収入及び支出の補正でございまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正しようとするものです。
 収益的収入及び支出明細書でご説明申し上げますので、3ページをお開き願います。支出でございますが、1款病院事業費用、1項静内医業費用、1目給与費につきましては、看護師、栄養士の増員及び医師1名の減員により1,589万5,000円を減額補正しようとするものであります。
 3目経費につきましては、医師減員となったことから、その補充のため短期非常勤医師を採用したことなどから431万2,000円を追加補正しようとするものであります。
 4ページをお開き願います。2項三石医業費用、1目給与費は、看護師及び臨時職員の異動により121万8,000円を追加補正しようとするものであります。
 3目経費は、看護師の夜間手当等として264万5,000円を追加補正しようとするものであります。
 2ページにお戻り願います。収入でございますが、1款病院事業収益、1項静内医業収益、1目入院収益で1,158万3,000円を減額し、5億1,326万9,000円に、2項三石医業収益、2目外来収益で386万3,000円を追加し、1億5,316万9,000円にしようとするものであります。
 1ページにお戻り願います。収入の第1款病院事業収益で772万円を減額し、18億5,344万7,000円に、第1項静内医業収益で1,158万3,000円を減額し、12億1,835万円に、第2項三石医業収益で386万3,000円を追加し、3億4,691万2,000円に、支出で第1款病院事業費用で772万円を減額し、18億5,344万7,000円に、第1項静内医業費用で1,158万3,000円を減額し、13億4,974万1,000円に、第2項三石医業費用で386万3,000円を追加し、4億4,545万円にしようとするものであります。
 前のページにいきまして、第3条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございまして、予算第7条に定めた経費の金額を次のように改めます。
 1号、職員給与費で1,467万7,000円を減額し、8億9,869万5,000円に改めるものでございます。
 1ページは病院事業会計予算実施計画書、5ページは資金計画書、6、7ページは貸借対照表、8、9ページは給与費明細書でございますので、説明は省略させていただきます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 暫時休憩いたします。

                          休憩 午後 2時01分

                          再開 午後 2時21分

議長(五十嵐敏明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいま提案された案件につきまして質疑に入ります。
 質疑の方法として、一般会計補正予算、これを第1グループ、特別会計補正予算、第2グループ、事業会計補正予算、第3グループ、グループごとに分けて質疑を行ってまいります。なお、先般の行政報告で2点にわたって関係する行政報告が行われておりますので、これにかかわる質疑等についても許したいと思っております。そのような形で進めてよろしいですか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) それでは、これから議案第5号 平成22年度新ひだか町一般会計補正予算の質疑を行います。質疑ありませんか。
 7番、池田君。
7番(池田一也君) [ 84 ]  一般会計24ページの上段にあります地域介護・福祉空間整備等事業についてお聞きをいたします。今回この事業が、私経済の常任委員会に所属しているものですから、ほとんど内容がわかりません。それで、何点かまとめてお聞きをしたいと思いますし、何とか求める資料を出していただきながら、それをもとに説明をしていただきたいなと思っております。それで、求めさせていただきたい資料ですけれども、この福祉空間整備事業というのはまずはどういうものなのかというところからお聞きしたいのです。具体的に言いますと、その事業内容というのはどういうものなのか、運営主体としてはどういうところがやろうとしているのか、先ほどの一般質問、福嶋さんの質問にもありましたけれども、この運営をしようとしている会社の会社概要というものが出せれば、出していただけたらなと思っております。それと、具体的にどこがどういうふうにつくるのかという配置図というのでしょうか、それとどういう建物となるのか、平面図というものがあれば、できれば出していただきたいなと思っております。それと、上程されて、今審議ということになっておりますけれども、ここに至るまでの経緯をより知りたいために、なかなか口頭では僕も理解できるかどうか自信がありませんので、できれば何か書面があれば、それをもって説明をしていただければなと、時系列的に並べたものがあればお見せいただきたい。それと、収入も見ますと、道から多額のものが来ている。恐らく交付金をいただくに当たりましては申請書なりいろんなものの書類というものがあるのだろうと思うものですから、そこら辺も私どもに見せていただけたらなと思っております。この質問の最初にも言いましたけれども、全く内容のわからない中で質疑するということは非常に私も苦慮しておりますし、今回修正動議というもの出ているようですので、より慎重審議をさせていただきたいなと思っておるものですから、時間がかかるかもしれませんけれども、丁寧な説明をいただければなと思っております。
 議長にお願いなのですが、資料請求なものですから、3回までという質問と限られておりますけれども、そこら辺配慮していただけたらなと思っております。よろしくお願いいたします。
議長(五十嵐敏明君) ただいま資料請求がありました資料は、提出いただけますか。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) できますね。
 それでは、暫時休憩して、休憩中に資料を配付してください。

                          休憩 午後 2時25分

                          再開 午後 2時30分

議長(五十嵐敏明君) 休憩前に引き続き会議を行います。
 町長から発言を求められておりますので、許可いたします。
町長(酒井芳秀君) [ 85 ]  若干の時間いただきまして、発言をお許しいただきたいと思います。
 先ほど福嶋議員の一般質問の際にも若干申し上げましたが、この案件といいますか、土地の利用について、またやろうとしている事業等についての資料を今全議員の皆様のところにお配りをさせていただいたということでございます。これまでの委員会審議の際、あるいはその他の機会にこういったものをお示しをして、より理解を得られるような努力をすべきであったと、このように反省をしているところでございまして、この点深くおわびを申し上げたいと思います。
 そういうことでおわびを申し上げ、よろしくご審議のほどをお願いしたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 86 ]  それでは、私のほうからご説明をさせていただきたいと思います。
 最初に、新ひだか町地域就労ネットワーク支援施設整備事業でございますが、両面になってございますが、これは文教厚生常任委員会のほうに出した資料と同じものでございまして、これにつきまして運営主体である有限会社アクティブサポートがどのようなものをやっていくかということでまとめたものでございまして、これにつきましては本事業がだれもが社会参加できる共生社会の実現を目指すということで、高齢者、障害者が1次産業、民間企業とが一体となった地域での就労ネットワークの中でそれぞれの高齢者、障害者の長所などを発揮できるような働く場や地域住民の交流の場を創出して、地域交流の活性化、また地域コミュニティーづくり、ノーマライゼーションの運動の推進を図るということになってございます。
 事業内容につきましては、その下に①から④がございます。①については高齢者と障害者の就労支援ネットワーク構築ということで、またその下段に②、③、④とございますが、細かく説明をさせていただいてございますが、その中でネットワークづくり構築につきましては高齢者や障害者がともに働く場を創出して、地元の農家の農作物販売や地域住民へ安価での草刈り、清掃サービスの提供、パソコンを利用した名刺等印刷物の販売等を行うこととしてございます。また、2番目として、地域交流スペースでの交流イベントということで、この施設については地域交流スペースを設けまして、高齢者や障害者を地域で孤立化させないために、地域交流スペースを整備して、ボランティア団体、町内企業、飲食店などに働きかけましてフリーマーケットや青空屋台等のイベントを開催して、高齢者、障害者と町内企業との仕事を通じた交流を行っていきたいということでございます。③として、高齢者、子供のパソコン教室なのですけれども、これにつきましては就労支援を受けている障害者が講師となりまして、高齢者、また子供を対象としたパソコン教室を兼ねて住民とのコミュニティー活動を推進していきたいというふうに考えてございます。また、それに伴いまして、上記のネットワークを活用しまして、障害者の福祉的就労としての工賃の向上、また一般就労を目指した町内企業の職場の開拓や職場実習を行うというふうに考えてございます。
 裏面でございますが、これは位置図、また配置図でございます。土地につきましては、先ほども申し上げてございますが、山手町の町有地というふうになってございます。建物については2棟を建設するということになっていますので、後でまた平面図についてご説明をさせていただきたいと思います。
 また、次のページになりますけれども、今回この事業の申請に至るまでの経過でございます。概略でございますが、今年の3月5日でございますが、私ども福祉課のほうに事業所の職員が来庁いたしまして、地域介護・福祉空間整備事業の交付金を利用して山手町の町有地で事業を行いたいということでございました。また、そのときに、現在他の場所でライフサポートという事業を行ってございますが、それをこちらのほうに移転をしたいというふうに説明を受けてございます。お話を聞きまして、その後また計画書の修正版を3月10日に福祉課のほうに持ってきていただきました。それによりまして、3月18日に福祉課、健康推進課、契約管財課と提出された計画書について協議をしてございます。また、そのときに、計画に向けまして平面図ですとか会社の概要等の提出を求めてございまして、これにつきましては4月に入りましてから書類を私ども受け取ってございます。それによりまして、4月28日にまた3課で提出された書類について協議を行い、この3課の中で理事者と打ち合わせすることで確認をしてございます。その後6月8日、理事者と最終確認をして、本計画を進めることとしております。その後7月7日でございますが、実は7月6日に振興局から追加協議の通知を受けてございます。それで、7月7日に事業所に対して計画に向けた書類作成を依頼してございます。そのときに、ecoネット、これもまた別な場所でやっているのですけれども、このecoネットというところにつきましてもこの事業所のほうの場所に移りたいということを聞いてございます。そして、7月13日に庁舎内で計画提出についての決裁を受けまして、7月23日に整備計画書を日高振興局に提出をしている流れでございます。
 続きまして、事業者となろうとしています有限会社アクティブサポートの概要でございますが、福祉関連の業務を行う会社でございまして、記載のとおり事務所所在地は新ひだか町静内青柳町1―9―9、代表者につきましては代表取締役、落合昭夫さん、この会社の設立につきましては平成17年となってございます。今この会社がやっている事業でございますが、まず介護保険サービスといたしましてはグループホームさくら館を駒場のほうでやってございまして、定員18名の2ユニットとなってございます。事業内容は認知症対応型共同生活介護、予防認知症対応型共同生活介護で、事業開始につきましては平成18年3月15日となってございます。もう一つの障害福祉サービスにつきましては、アットホームというところが青柳町で事業をやってございますが、これにつきましては事業内容につきましては共同生活援助となってございまして、道の指定を平成21年10月26日に受けてございます。また、ecoネット、これにつきましては業務内容が就労移行支援ということで、道の指定が平成20年4月28日、所在はピュアの2階となってございます。もう一つがライフサポートでございますが、事業内容につきましては就労継続支援B型を実施してございまして、道の指定は20年8月4日となってございます。所在地につきましては、アットホームと同じ青柳町1―2―18となってございます。これが会社の概要でございます。
 続きまして、次のものは、これは7月23日に振興局のほうの福祉課長のほうに追加協議があった部分で提出をさせていただいたというもののかがみでございます。
 最後になりますが、平面図でございますが、最初にあるのは2階建ての部分の1階の平面図でございまして、これは左端にパソコン体験スペースということで、こちらのほうでパソコン教室等をしていきたいということでございます。そして、真ん中が訓練作業室となってございまして、その中に相談室、多目的室を設けるというものでございます。ここが指定就労継続支援B型として活用するものでございます。次が2枚目になりますが、これが2階の平面プラン図でございますが、同じく訓練作業室でございまして、相談室、多目的室を設けてございまして、ここで指定就労移行支援ということの事業を行うものでございます。もう一点につきましては、これは平家の単独の直売所となってございますが、ここで地元産品の直売を高齢者、障害者が一体となってやっていこうという部分の平面図でございます。これはまだ正式な平面図でなくて、まだ内示がおりておりませんので、内示がおりた後正式な設計をしていくというふうになってございます。
 それと、もう一点でございますが、先ほど福嶋議員の一般質問の中で業者の登記簿謄本での目的の内容についてご質問がございました。それで、振興局のほうに確認をしたところ、その目的の中に自立支援法に基づく就労移行支援とか就労継続支援というものが含まれておりますので、そこについてこの事業を実施するに当たって問題はないという回答をいただいてございます。あくまでもこの事業所でやろうとしているのは、障害者自立支援法に基づく就労移行支援、就労継続支援B型の事業所として障害者の就労訓練を法定サービスの給付を収入として実施するものでありまして、この事業の訓練の一環として直売所や役務提供を行いますが、そのスタッフとして高齢者を活用するものであり、高齢者が通所することにより介護給付を得るものではないということから、問題ないというふうに回答いただいてございます。
 以上でございます。
議長(五十嵐敏明君) それでは、池田議員、1回目から質問に入ります。
 7番、池田君。
7番(池田一也君) [ 87 ]  それでは、一通り説明を聞いたのか、まだまだの部分があるのかすらもわからないで質問をさせていただきます。
 それで、まずお聞きをしておきたいのは、この事業はお年寄りと障害をお持ちの方ということですから、この事業が、お年寄りでしたら高齢者福祉計画ですとか、障害者であれば年次を組んで何年度には何やるとかと将来を見据えた一つの計画として持っているお持ちの計画を、これをやることによってその計画を変えなければならなくなる場面があるのではないのかなと思っているのです。僕も高齢者のほうは少しは見させていただいているので、お話しさせていただきますけれども、交流の場を創出するという設立目的があるわけですけれども、お年寄りの場合交流の場というと、例えばひきこもり対策ですとか外出支援だとか、あとは通所サービスだとか、高齢者に対するですよ、そういう部分に入ってきて、福祉計画だとかの手直しが必要となる事業なのかどうなのかということを確認させていただきたいのです。もし計画変更が必要であれば、まずそれをすべき。同時進行かもしれません。それを同時進行しながらでもこの事業を行うべきではないのかと、後で計画変更ということになっても大変なので、そこら辺ちょっと確認をさせていただきたいなと思っております。
 それと、この事業内容だとかを見ていると思いつくのは、旧水道課があった消防署の横でペテカリさんが事業展開をしているあの施設というのですか、あの事業に似ているなと思うのです。あそこも障害者の方たちの部分も多々あって、町有地を借り上げてのたしか運用だったと思うのです。それと、町からの身出し分というのも、今後の話ですけれども、もしこれができたときに新ひだか町からの身出しの分がたしかなかったと思っています。ですから、そういうような同種同様のものなのだと言っていただけると何となく僕もイメージがつかみやすいのかなと思うものですから、そこら辺どうなのかなとお聞きいたします。
 それと、この事業を展開することによって、対象者というのは数多くいらっしゃるのだと思います。この対象者、受益者というのでしょうか、この方たちがどのような利益を、利益というのはお金だけではないですよ、有益なものになるのか、そこら辺を説明いただきたいですし、新ひだか町という町民の皆様にどう利益があるのか、要するに必要性ですね、そこら辺を教えていただきたいのです。
 もう一点お聞きをしたいのは、なぜ今言われているこの地につくろうとされているのかということです。先ほど経過を説明いただきましたけれども、その中に要するに相手方、アクティブサポートさんからこの地でやらせてくれというふうな要望があったと、そういう記載があったように思っているのです。山手町の町有地で事業を行いたいと3月5日に言ってきたと。それで、産直でやりたいというのは町長のいわゆる公約であって、この公約を掲げて当選をされたわけですから、それは町長の施策としてやって、ぜひ取り組んでいくべきことだとは思うのですが、これをやるときに町長が思い描いているそのものがこの場所で本当にいいのかどうか、そこら辺を教えていただきたいのです。例えば車で行かなければ行けないようなこの地域、近くには大型のショッピングセンターみたいなものもあるという中で、なぜここの場所なのか、相手の方からここと言われたからここなのか、もっと言えば、例えば将来道の駅構想なんてあったあの駅、ああいうところにこういうのをつくったって、逆に集客率もいいしとか、観光の意味でもとか、交通の便もいいしとか、そういうところも考えた上でのこの地域なのか。そこら辺を公約を果たそうという町長の思いとしてどう思ったのか、これは町長にじかにお聞きできればなと思っております。
 長い質問で済みません。多項目ですけれども、よろしくお願いします。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 88 ]  まず、1点目の高齢者の関係の計画の制約を受けるのかということでございます。変更が必要ではないのかということでございますが、市町村の老人福祉計画につきましては老人福祉法に基づき市町村の策定が定められておりますが、この法律の中では、1点目では介護保険法で規定する訪問介護、通所介護、認知症対応型共同生活介護、介護福祉施設サービスなど、介護給付費などのサービスの種類ごとの量と見込みを勘案することになってございます。それとまた、2点目は養護老人ホームですとか軽費老人ホームなどについては参酌すべき標準を定めることとされておりまして、今回申請する計画につきましては先ほどの介護給付サービスや養護老人ホーム等の整備は計画しておりませんので、その計画の制約は受けるものではないというふうに思ってございます。
 また、2点目に、前に同じような事業をペテカリさんのほうでやられているのではないかということでございましたが、おっしゃるとおり平成20年に、たしか20年6月と12月に補正をいただきまして、事業箇所がみんくるとちあふるですか、この2カ所をやらせていただいてございまして、今回3回目ということになります。
 対象者等の利益でございますが、高齢者の方につきましてはボランティアとして参加していただくことによって生きがいとかそういったものに結びつけたいと思っておりますし、その支援を受けながら働く障害者の皆様には本来の事業の目的である就労移行の支援の一助になるのではないかというふうに考えてございますので、それぞれがまた協力をしてやっていくということが共生社会の中で培っていく部分ではないかと思ってございます。
議長(五十嵐敏明君) 岩渕住民福祉部長。
住民福祉部長(岩渕勇次君) [ 89 ]  今課長のほうから説明がありましたけれども、私のほうから若干つけ加えさせていただきます。
 まず、障害者の自立支援法による就労継続支援のB型と、あと就労移行支援、これが先ほど経過説明したようにライフサポート、ecoネットということで、ともに定員が19名、それがそっくりそのままいくわけですから、場所は変わりますけれども、利用人数は総体的には変わらないということで、場所が変わるために事業計画そのものに影響するものではない。それと、将来を見据えたときに、例えば専門学校に行っている方、もしくは養護学校だとか学校に行っている方、他町の施設に入っている方、そういう障害を持っておられる方々が将来戻ってきたときに雇用の場が選択肢として増えると、そういう部分ではかなり有効というのか、そういう部分では町としてもバックアップしていきたいという考えも持ってございました。その部分につきましては、つけ加えておきたいと思います。
 それにあわせまして町の負担のことをちょっと聞かれておりましたので、若干触れたいと思いますけれども、実は今の就労移行支援、それとB型に関しましては事業所さんに国が50、あと道と町が25、25という負担割合がございますので、その部分も特に先ほど言った定員が19という利用定員がございますので、特別町の負担が増えるものではないというふうに考えてございます。
 それと、もう一つ、土地の絡みですけれども、私どもは主管課といたしてお願いする立場の者でございまして、所管課のほうに、3月以降ぜひとも事業者さんがその場所で事業をやっていきたいのだという強い願いがありましたので、私どもの主管としては何とか、1次産業の農産物や魚介物の直販をそこでやるということでございますので、その部分と、もう一つが福祉関係のなかなか町では直接できないような事業展開を補完的にやってくれるということでございますので、何とかその後押しをしたいということで、利便性がある国道沿いのその場所ということで内部検討はさせていただいた経過がございます。
 以上でございます。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 90 ]  立地場所のことについてですが、直売店とか直売所だとかいろんな言い方ありますけれども、産地直売のこういった店舗につきましては私はかなり以前から関心を持っておりまして、例えば三石の「蔵三」の横の水産物の関係の直売所がありますが、これ数字は聞いた数字でありますけれども、そう間違いではないと思いますが、年間7,000万円売るということのようですし、それから野菜のほうの直販の菜花さんも向かい側から移る前に2,000万円売っていたということでございます。それで、それは主として、もちろん地元の購買者もいたのでしょうが、町外の通行する、ドライブをされる方ですとか会社の用事で札幌から来る方ですとかというような方々が現金を落とす。いわば外貨獲得の場という色彩も濃いということで、これはやはり国道沿いのほうがそういうことを展開するのであればいいのだろうと思っていまして、公約を打ち出したのは、あれは2月の下旬でしたか、ということでございましたけれども、そのときには青柳町から駒場に至る中でそのようなたぐいの店が2店ほどありますけれども、地元産品ということになるとそうパーセントは高くない状況だろうなと思って、本沢初めあちらこちらの沢でとれる農産物の市場に送れない形の悪いものですとか粒の小さいものですとか、そういったものを仕入れてきて販売するというような考え方ですとか、魚においてもサイズの小さいものですとか、そういったようなことをいろいろ考えて、やはり国道沿いだろうということで思っていた。そこにこの場所をということで、買うのは初期投資としてすごいお金になるので、借りてやりたいという話が舞い込んだと、こういうことでございます。
 以上です。
議長(五十嵐敏明君) 答弁漏れありませんか。
 7番、池田君。
7番(池田一也君) [ 91 ]  今の答弁でああ、なるほどなと思いながら聞いておりました。事業のどういうものをやるかというところが先ほど言った水道課のあった土地を借りて、町が土地を貸してやっているという、あれと同じ、全部が同じとは言いません、あそこはたしか宿泊もできるのだったね、障害者のグループホームに、ならしをできるようにたしかあそこあるから。そういう部分はないとしても、イメージとして、僕が初めて今ここで聞くイメージとしては、ああ、ああいうやり方かと、既にそういうのがあったのかと、ああいうやつをやるのだというイメージが今初めてわかりました。それで、町長の公約と見事に合致したのかどうかというところなのですが、あの場所、余り悪く言うのもあれですけれども、町長が公約に掲げて思っていたものと今回のものと本当に全部が一致しているのですかね。言ってきたのは、あの場所使いたい。だけれども、町長の思いとしては、国道沿いというお言葉がありましたけれども、ここがもっとよかったのではないかとか、ここにしてくれないかとか、そういう町長の意向というものが、思いというのがどのように反映されたのかというところを僕聞きたいのです。
 それと、新たにもう一点、先ほど町長もわざわざ発言を求めて、いわゆるおわびを言ったわけです、改めて。そういう中で、聞いていて思ったのですが、時系列的に並べて書いていただいたこれを見ても、今まで所管の委員会に報告なりする機会は幾らでもあったのだなと思って見ておりました。それで、ペテカリの園が20年6月、そして9月とやった。あのときは、私当時は総務常任委員会におりましたけれども、こういうのがあるのだと、申し込んでみたいのだと、当たればやってみたいのだと。要するに、いわゆるコンクリートというものを出すなとあのころからずっと議会でも言ってきて、それを受けてのことだと思いますが、事前にこういうのがありますと、ある意味予告的なものを委員会の中で言ってくれていたと思うのです。私総務でしたから、金目の話はそうやって予告的に言ってくれていた。それにつけ加えれば、去年の暮れから今年の初めにかけては静内温泉のボイラー実証実験、もし当たればつけたい、やりたいとかなり事前から言っていただいていたのです。それがなぜ今回このような形でまたコンクリート出したのか。町長、おわびすればいいというものでもないのです。その原因というものをはっきりしてくれないと、これからまたあるだろうと思うのです。僕は締めていたたがが緩んだのかぐらいに思っているのですけれども、そこら辺町長、このようなコンクリートを出さなければならなくなった、出すことに至った、その原因と今後どのように改善というか解決、このようなことが二度と起きないような形でいくかと、この思いを教えていただきたいのですが。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 92 ]  場所のことにつきましては、あいている町有地の活用が申し入れられたということで、直販店のスタイルというのは先行しているニセコ町とか長沼町あたりのものから見ると、もっと大がかりなようなことも考えられます。ただ、土地としては国道沿いにそういったあいたところが少ないという、少ないというより、まず今の案件となっているところを除いては民有地ではそう見当たらないということもありまして、この地でそれが全く理想的なもの、私が公約を描いたということと寸分もたがわないということではないとは考えていますけれども、少しでも昔から言われている民間活力の導入と経済の活性化、雇用の確保というような課題に取り組んでいくということで、これに時系列で示していますように決断をいたしたわけでございます。
 また、財産の処分等を扱う総務委員会への説明ですとか福祉施設の関係の文教厚生委員会への説明が遅かったということについては、このたび指摘を受けまして私なりに反省もし、今後はそういうことのないように努めていきたい。公約でも目新しいものについては、最初の段階で私自身が委員会に出向いてお話をさせていただくとか、そういうことをし、仮定の話ではあるがという前置きで皆さん方に予告をするような格好でやっていくべきだなと、このように思っております。今回事務方に任せたところでございますが、三千何百万かの補助金の確定といいますか、確定がほぼ間違いないという段階から段取りを踏んで説明というようなことでおくれてきた点もあるのではないかと、このように思っているところでございますが、仮にこういう予算が交付金が認められればということで早い段階で話をしておくべきだったと、このように思っておりまして、今後このたびのことを教訓に、そういった取り組みをしていきたいと思っているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 答弁漏れありませんか。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 関連で質問ありませんか。
 15番、進藤君。
15番(進藤 猛君) [ 93 ]  最初に手挙げて質問するつもりだったのですけれども、池田議員から同じような質問が出されましたので、そのことについては今の答弁を聞きながら、私の部分で若干確認をしておきたいということがあります。
 ここに今資料で示された時系列的な部分の中で順序が示されておりました。町長もこれはご存じだと思いますけれども、私6月にこれにかかわってのことではないですけれども、一般質問の中で質問した経過があります。その中で町長は、直販店といいますか、こういう販売部分について、町長の答弁の中でこのことについては私も考えていますと、こういう答弁をいただいたのです、6月22日の定例会の一般質問の中で。それは記憶にあるだろうというふうに思っているのですけれども、私も直販店については懸案事項として大賛成をしますという話をしているのですけれども、その時点では町長はここら辺の部分について知っていて発言をされたのか、あの時点ではまだわからなかったのか、その辺ちょっと確認したいと思いますし、もう一つ、課長の答弁の中で、高齢者の就労支援の部分の中でボランティア云々という話をしておりました。この高齢者支援というのは、私はボランティアとは違うのだろうと思うのです。あくまでも高齢者支援という形の中で、高齢者の就労支援という形の申請だろうというふうに思うので、それはボランティアで参加するというものもあるかもしれないですけれども、あくまでも高齢者の就労支援という目的のために新設したと、こういうふうな解釈を私は今説明を受けてしているのですけれども、その辺の部分と、それからもう一点、この土地の借用について、これは町長も言っていますけれども、非常に利便性のある使い勝手のある土地だというふうに思うのです。したがって、この土地を町が賃貸するということになれば、ほかの関係者もそうであれば私も借りて何かをしたいと、こういう希望者も出てくるだろうというふうに私は推察するのですけれども、今までにそういう話はなかったのかどうか、その辺について3点お願いしたいというふうに思います。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 94 ]  この時系列の経過説明書によりますと6月8日となっていますので、既にそのときは私は話を聞いているということで、承知をしていたということです。ただ、三千何百万という補助金が来るのかどうかもこの時点ではわからない。追加申請の協議書出したのが7月23日でございますから、そこで実はこういう話があってというような言い方はできなかったと。先ほどの事前に予告的なという話をどの段階でするかということになったら、やっぱり金目の補償というものがある程度固まってきた段階でないかなと、このように思っておるところでございます。そんなことで、知っておりました。
 それから、3点目の話。私は、かなりきちっとした申し出という形であの土地を使いたいという話があったという、そういう記憶はございません。したがって、公式のそういう申し入れはなかったと、このように思っております。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 95 ]  2点目にございました高齢者のボランティアの関係でございますが、私ども高齢者も一緒に障害者の方と働いていただくことによりまして生きがいづくりにつながればいいなと思ってございますし、また進藤議員おっしゃられるとおり、これが高齢者の就労の支援の一助になれば、それは大変いいことだなというふうに思ってございます。
 以上です。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 96 ]  今の山手町の1丁目の土地の賃貸の話が今までなかったのかということでございますが、私が記憶している。去年なのですが、1件がトラックヤードとして使えないかという話、それから回転ずし、いずれも話がありましたけれども、具体的な話ではなくて、打診という考え方、打診という程度のお話で聞いております。ただ、それは具体的な計画書を出していただくとか、そういうことではないと。立ち消えになったということでございます。
議長(五十嵐敏明君) 答弁漏れありませんか。
 15番、進藤君。
15番(進藤 猛君) [ 97 ]  再度お伺いしたいと思うのですが、まず6月の定例会の私の質問の中で町長がお答えになったことについては町長もご存じで、その時点では確定したものはなかったと。私は、あのときに町長の答弁を聞いていて、町長のさっきの答弁の中では頭の中にこういう話はあったけれども、確定はしていないので、言えなかったという話なのだけれども、私はあのときにこの就労支援、介護、この空間の部分については全然頭になかったものですから、あの時点では単に直販店、大型店として行うのだと、そういう構想を町長が持っているのだというふうに私とらえたのです。その後、私も経済常任委員会で全然話聞いていないものですから、話聞いたらこういう状況の中で就労、この事業が申請をして云々という話になっていくので、この話があるからこそ、この事業をこの事業主体を考えて想定をして、町長は今となってみれば話しているのだなと、こういうふうに感じたのですけれども、もしこういうものがなければ、このものは成立しなかったというふうに私は考えるのですけれども、それがまず1つ。
 それから、土地の問題ですけれども、あそこの土地は先ほども言いましたように利便地で、相当使い勝手のあるところだというふうに思うのです。したがって、ここのところに絞ったのは業者のほうから、しようとする業者の方からこの場所を指定して、何とかしてくれという話があったというふうに聞いているのですけれども、しかしそういう形でもって午前中の福嶋議員の質問の中にも、今まで遊休地については売るのだと、こういう方針の中で、手を出さなかった業者さんがいるのでないかと思うのです。でも、問題は、借用するということになれば、具体的な話はなかったと言いますけれども、広くこういう形でもって借用したいという話があれば、いろんな業者の方々があそこを使っていろんな活用方法を考えたというふうに思うのです。その辺僕は、はっきり言って不公平だというふうに思うのです。その辺どう考えるのか。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 98 ]  午前中の一般質問でもお答えしたように、業種、町有地を使って町が例えば公設市場みたいのを経営してやるという方法もあるのです。そのときには、どういった財源手当てをするか、一般財源をすべて投入するかというような格好ですけれども、武士の商法でノウハウを持たない者がそういうことに取り組むというのはなかなか、過去にもいろいろな例がありますので、そういうことを考える。それから、先ほど打診程度で回転ずしの話があったといいますが、そういうものを例えば入れたとすれば、既存の料飲店との摩擦、これに町有地を貸すというようなことで職種によっては非常に制限をされるものになると思います。ですから、例えば午前中の話でも10万で6,000万ぐらいと言いましたが、そういうお金を投入して買った人が町有地を買って、例えばいいなと町民から喜ばれるような施設ということであればいいけれども、そうでない方々が事業展開したとしますと、これは何でそういうこと、売却したのだというような話にもなります。そういったところで、障害者福祉に実績を持っておられる民間会社が知恵と努力、また意欲を持って研究をされて、厚生労働省の補助金を使う方策を持ってこられた。これに行政としては、障害者福祉というものでございますので、町民の方にもご理解いただけるのではないか。また、先ほど申し上げましたように100%外貨とは申しませんけれども、いわばそういったお金を落としていただくことによって障害者の方々の給与、また福祉面での充実が図られるというようなところがやはり業種としてはふさわしい形でないかというような判断から、そういった考えに至ったということでございます。
 以上でございます。
議長(五十嵐敏明君) 12番、神谷君。
12番(神谷浩嗣君) [ 99 ]  私は、総務常任委員会でかなり突っ込んだやりとりをしてきたわけですけれども、その中で、今日高マンキの土地がまさしく競売にかかるだろうと、そういった場合に道路に面した町有地は利用価値もかなり上がってきて、売買の対象とかにもなるのでないのかなという質問をしたときに、たしか木内部長は、その競売にかかるのがいつになるかわからないと、そこまで待つわけにもいかぬと、そういうご答弁でしたよね。今現に日高マンキの土地競売にかかっているのです。その点を踏まえてどうお考えになるのかと、それ1点と、先ほど町長もおっしゃっていたように、直売所をやるにしてもあそこは一等地だと。ほかのまちから来て、結構なお金を落としてくれるのでないのかなと。私もそう思います。ただ、我が町の中でも、ましてやピュアの中でそういうことやっていますよね、ピュアでも。そこが料金どのぐらいになるのだかわからないけれども、例えばピュアだけでなくて、田中元議員の奥さん、木曜市やっていますよね。そういう意味において、この有限会社、利益を追求するものですよ、財団法人でもなければ何でもないのだから、そこにあえて便宜を図っていかがなものなのかと。そこでやることによって、ピュア食品の売り上げも落ちるだろうし、あるいはまた先ほども言ったように木曜市、あるいはカントリーママ、あちこちでやっていますけれども、そういうところの圧迫にもつながるのではないのかなと、そんなふうに思っていますけれども、その点いかがですか。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 100 ]  地元で何曜日か定めてやっておられる方々、その曜日だけ、1週間に1度とかいうことだけであります。ですから、これから私たちがこの事業をやるということで決定をしていただけるならば、そういった方々が日常出る先ほど言ったサイズのそろわないものだとか、そういうものをアクティブサポートに卸すというか、要するに物を入れると、そして常時売っていただくというような方策もとれると私は思っていますし、そういうことをやってカバーしていただくというふうに考えているところでございます。当然みずから売る金額だけ上げれないかもしれませんけれども、販売の手間は省けるということで、ましてや夏場毎日そういう需要者を相手に商売をかわりにやっていただけるということになるのではないかと思います。
 それから、ピュアとの関係につきましては、これはそういったところの顧客も魅力を感じて行かれるということになるかもしれませんけれども、それは商世界の競争であって、きのうも申し上げましたとおり、中央からしかるべき経営指導の方を呼んで、あそこでないと、ちょっと距離もありますので、例えば青柳町とか吉野町あたりの方はやはりピュア食品のほうがいいということになると思います。そういうことで、要するに魅力のある食品販売業として成り立っていくように私たちも、きのうも申し上げましたが、口を挟ませていただきながら、ともに営業が成り立つというようなことにしたいと、このように考えているところでございます。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 101 ]  前段の総務委員会の中で総務委員の神谷委員のほうからマンキの競売のことが質問がありまして、競売が手続されている中で、それがいつごろになるのかわからないと、こういう発言を私しております。それで、今ご質問の中で競売の手続というか、競売されているということなのですが、これが落ちているのかどうなのかはちょっと確認しておりませんが、いずれにしてもそれはマンキとして土地の動きだと私は思っております。総務委員会のときも私お話ししましたように、町としてはこの事業を進めるに当たって、それを進めていきたいという考え方で補助申請もしてございますので、これは貸し付けという形でございますけれども、そういう中でもう進んでいる中で、マンキの破産手続を進めているのでこれをやめるということにはならないということでございますから、それは別に考えるというか、こちらのほうは町有地を貸し付けるという考えで進んでおりますから、破産の手続が進められていたとしてもこれは別な問題ではないかというふうに思っております。
議長(五十嵐敏明君) 答弁者に議長からお願いをいたします。
 議員が持っている質問権について運営上の問題で回数制限、時間制限等をいたしている実態にございます。したがいまして、質問者の質問趣旨をきちっととらえていただいて、的確にご答弁をいただくよう議長から特段要請をいたします。
 質問続行いたします。
 13番、遠藤君。
13番(遠藤敏弘君) [ 102 ]  私は、長年自分が福祉に携わった立場で中身についてちょっと確認させていただきたいと思います。
 先ほど住民福祉部長が今回の就労支援B型移行の支援ということで、それぞれ定員が19名であって、これまでの計画には何ら支障はないというご答弁があったかと思いますが、その中で、私も今までの経験の中でいろいろと情報を集約した中で、実際同じような類似の施設、それが道の認可を受けている、受けていないは別にしても、新ひだか町内には多数あります。その中で、福祉のまちづくりということを念頭に置いた上では、このような施設がどんどん、どんどんできるということはすばらしい一つのまちづくりの成果だとは思うのですけれども、それに当たって今回このような大きな事業を町として認めていく上で、本当に今ある既存の他の団体の方々と協議等をされた上で、変な言い方ですけれども、競合し合って結局はもっともっと進めなければいけないことがそれが中座してしまうのではないかとか、そういうようないろんな疑問、不信感等がもし発生していれば、非常にこれがまた問題になるのではないかなというふうに考えているものですから、その辺のことを住民福祉部長さん十分、いろいろと情報は聞いてはいらっしゃると思うのですが、その辺のことについてご答弁をいただければというふうに思います。
議長(五十嵐敏明君) 岩渕住民福祉部長。
住民福祉部長(岩渕勇次君) [ 103 ]  このたびの申請、計画ですか、第2次募集ということで非常に局なり道のほうの申請が緊急だったものですから、PR自体はこのたびは役場のホームページに、局のほうから文書が参りました後7月16日から7月22日まで、ホームページに載せさせていただきました。これは、文教厚生常任委員会にも報告していなかったのですけれども、戻りましてその辺確認しましたら、町のホームページのほうに載せてございました。
 あと、もう一つは、遠藤議員言われるように緊急だったということもありまして関係団体との協議等はその時点ではしていなかったということで、その部分については大変反省をしていますので、今後こういうような事業に関しましては事前に情報を得た場合については十分関係団体とその辺の情報交換をしながら進めてまいりたいと、そういうふうに感じておりますので、何とぞご理解をいただきたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 答弁漏れありませんか。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 104 ]  町長、さっき神谷議員の質問で農協婦人部の方、農家の婦人の方やっている販売が、何かはね品やっているから、それをそっちでやったらいいような言い方されたけれども、あの人たちは自分たちがつくった誠心誠意込めたものを市価より2割、3割安く提供しているだけであって、はね品をやっているわけではないと思うのです、私は。それをそこでやったらどうかと言うのは、私は農協の婦人部の人とか農家のご婦人方に対する冒涜だと思う。そういう発言は、私はやめていただきたいと思います。
 それで、質問いたしますけれども、①で地域住民への安価での草刈り、清掃サービス等の提供をするとなっていて、④で障害者の福祉的就労としての工賃向上とあるのですけれども、安価でサービスしていて、安価でやるということは工賃も安いと思う。こっちでは、④では工賃向上というのは、私はこれどこか矛盾するのでないかと、どこか矛盾するところがあるのでないかということがあります。それは、矛盾しないのですかということです。
 それと、さっき障害者自立支援法、課長の答弁で、私も午前中の質問で高齢者は障害者自立支援法によるところに入るというふうにたしか答弁されたと思うのですけれども、先ほど聞いた高齢者は収入を得ないと、ボランティアでやるというような言い方された、私の理解が間違いなければ。そうしたら、障害者自立支援法による指定就労継続、これもボランティアになるという理解でよろしいのかどうか。
 それと、今池田議員の資料請求によって出た中で2枚目に、平成22年7月、下から3番目の丸のところですけれども、日高振興局より交付金の追加協議の通知を受けたということは、日高振興局ではこの文章から読むと7月7日より以前に申請書か何かを受け取っていない限り、日高振興局から交付金の追加協議の通知ということはあり得ないと思う。でも、これによると、22年3月5日からどこにも日高振興局に対してどうのこうのという説明がない。これは、どういうことなのか。そして、交付金の追加協議の通知と、これは要するに私の理解ではこのままではだめですよと、このままでは交付金受けれないから何とかしなさいよというふうな理解だと思うのだけれども、それに関連して、そのことでecoネットも移転することになったのかどうか。そして、このecoネットというのはピュアの2階にあるのですよね、ピュアの2階にあるということで、私これで質問するのにちょっとわからないから聞くのですけれども、このecoネットはピュア2階にいて家賃を払っているのかどうか。というのは、ピュアの再生計画の中で家賃収入というのが出てきているわけです。このecoネットというのが無償で入っているならば、私は何にも言いません。それは、出ていくのは結構ですから。町がそういうことに関してピュアを今どうしようかとしているときに、ecoネットが出ていくというのはピュアに対する支援策としていいのかどうかという問題あります。それは譲っておいても、ecoネットが家賃を払っているのかどうか、もし払っているならば、今後ピュアの協議の中の計画書、計画案についても影響を受けるということになりますので、この3点についてお伺いいたします。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 105 ]  今ご指摘のはね品とは申しませんけれども、サイズのふぞろいとか、そういうような言い方をしました。それにつきましては、誤解のあった表現だということで、撤回をさせていただきたいと思います。ミニトマト、太陽の瞳が有名でございますけれども、あれが段ボールにきちっと入るスタイルのものはこの町には公設市場を通してからでないと販売できないというような話等も入ってきておりますので、そういうものからはみ出るものとかという意味で、その印象が強かったものですから、きちっと規格のいいものももちろん町民の皆さんに週1回の木曜市、ふれあい市でさばかれているものと、こういうことで理解しておりますので、先ほどの発言は不適切であったと、このように思います。
議長(五十嵐敏明君) 岩渕住民福祉部長。
住民福祉部長(岩渕勇次君) [ 106 ]  何点かございましたけれども、経過の中の7月7日の関係です。日高振興局より交付金の追加協議の通知を受けたというふうにここに書いてありますけれども、済みません、訂正させていただきます。交付金の通知です。2次募集のことでございます。先ほど口頭で説明させていただきました2次募集の通知を受けたということの訂正でございます。まことに申しわけございません。
議長(五十嵐敏明君) 途中ですけれども、文書になっていますから、文書的にきちっと直してください。
住民福祉部長(岩渕勇次君) [ 107 ]  済みません。
 22年7月7日の文面の訂正をさせていただきます。日高振興局より「交付金の追加協議の通知」というふうに書いてございますけれども、「交付金の2次募集の通知」を受けたことからに訂正をお願いいたしたいと思います。
 申しわけございません。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 108 ]  お尋ねの1点目の安価で提供し、また工賃の向上という部分で矛盾が生じるという部分でお話がございましたが、また安価で提供することによって利用していただく部分を増やすということの中でそういう工賃の向上のほうにもつながっていければなというふうに思ってございます。
 あと、2点目の定款の関係のお話だったかと思いますが、先ほどもちょっと申し上げましたが、今回やろうとしている事業の目的は、本来の目的につきましては就労支援という部分と障害者における就労移行支援、そして就労継続支援のB型について行うと。事業者が障害者の訓練の法定サービスの給付費を町から受けて、補助金として町のほうに国2分の1、道4分の1が入ってくるわけなのですけれども、そこの事業を、障害者のためにそこをするということの手段として高齢者の方にお手伝いをいただくと。ボランティアですので、ボランティアの中には有償もあり得るかなというふうには思ってございます。
議長(五十嵐敏明君) 竹田商工労働観光課長。
商工労働観光課長(竹田幸也君) [ 109 ]  ecoネットについてのご質問がございましたので、確かにこのecoネットという事業所はピュアの2階にテナントとして入っておりまして、家賃を支払っているというような状況にあります。それで、ecoネットさんが移転するという情報があったものですから、今回新たに出されてきた趣旨の部分の資料の中にそれらの対応がとられているのかどうか、これ確認を今している最中でございまして、もし対応がとられていないとなると、また修正等のお願いをするというふうなことで考えております。
議長(五十嵐敏明君) 答弁漏れありませんか。
 20番、福嶋君。
20番(福嶋尚人君) [ 110 ]  課長たちが苦しい答弁をされ、当事者でないですから、事業者でないから、答弁しなければならぬからという部分は大変理解できます。安価で売るということは、利益がないということです。要するに幾ら売っても工賃の向上につながらないのです。ここで課長に言ったって仕方ないけれども、そういう答弁されたって、ああ、そうですねとは言えない。高いものを売れば、それはもうかるから工賃の向上につながるけれども、安価でやればほとんど原価とかそういうので、幾ら売ったって工賃の向上につながらないのだから。だからっておかしいとかと言いません。でも、そういうことではないかと。
 それと、私よくわからないのは、先ほど来障害者自立支援法、目的の2の中に高齢者も含むから構わないのだと、目的の範囲内ですよ、というふうに私は答弁されたような気したから、ああ、それなのかなと思ったら、高齢者はボランティアのほうだから、それは含まないのだと言ったら、何かおかしいのでないかと。ボランティアもお金もらえる場合もあるからいいのだとかと言うけれども、それはあるかもしれません。でも、ボランティアといったら、普通原則は無償でしょう。それだから、一部有償だからいいのだというのは答弁として納得できないし、あとecoネットです。年間何ぼ家賃収入が入っているのですか。それについてあるということは、その分抜けたら、せっかくピュア協同組合で事業計画で、あれかつかつで出てきているのだから、これ課長に聞くのもあれなので、本当はそういうようなことを含めてやっていかなければならないのだけれども、とばっちり受けるのは商工観光課長だから申しわけないのだけれども、幾ら年間収入になっているのですか。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 111 ]  午前中のお話のことでございまして、まず先ほど午前中の中で定款の目的の中に障害者自立支援法による規定就労継続支援及び就労移行支援及び共同生活云々とか続いていくのですけれども、この事業を実施するに当たっては、この事業というのは空間補助金を使っていく事業ですけれども、障害者の自立支援法の就労移行支援と就労継続支援を行っていく事業所でございます。そこがそれを行っていく上で高齢者の方と一緒に作業をしていくということでございまして、高齢者が入っているから、自立支援法に基づく先ほど申し上げました就労移行支援ですとか就労継続支援が入っているからだめ、入っていないからだめということではない。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 答弁終わりですか、こっち側まだありますから。
福祉課長(富沢宏己君) [ 112 ]  はい。
議長(五十嵐敏明君) 竹田商工労働観光課長。
商工労働観光課長(竹田幸也君) [ 113 ]  ecoネットさんの家賃の額のお尋ねでございますので、月10万ということになっています。年間120万ということでございます。
議長(五十嵐敏明君) 福嶋君、あと1回残っていますが、休憩します。いいですか。
20番(福嶋尚人君) [ 114 ]  いいです。
議長(五十嵐敏明君) 暫時休憩いたします。

                          休憩 午後 3時45分

                          再開 午後 4時00分

議長(五十嵐敏明君) 休憩前に引き続き会議を行います。
 16番、南川君。
16番(南川州弘君) [ 115 ]  この件に関して質問もたくさん出ていますので、簡潔に基本的なことだけちょっとお聞きしたいと思います。
 ただいま当町におきましても自治基本条例というのを作成するということで、策定委員もつくり、そして議会でも積極的にいこうということで自治基本条例の委員会をつくって、向かっていこうということです。この自治基本条例の根本的な原則というのは、情報の公開と情報の共有が最たるものです、一番先に。それが、私総務委員ですけれども、先ほど町長がちょっとごめんなさいと言いましたけれども、9月6日の総務委員会で初めてこの件を知ったと。前ペテカリのときや何かのときには、こういうものがあって申請しているから、そのときはよろしくというような話が事前にわかりましたけれども、今回の件は全くそういうことがわからない。そういうことで、要するに福祉課は福祉課でやる、それから契約管財課は契約管財課でやるというような、そういう縦の世界であって、関係ある委員会にも全く知らされなかった。この1点についてどういうふうに考えているか、それ1点です。
 それから、もう一点は、この中でその会社がいろいろやって、それはパソコン教室だとか就労の訓練だとか、そういうことは当然結構ですけれども、この中で要するに地産地消で直売をやるという関係におきましては、当町においてはそれの先進の組織として形はなっていないかもしれないけれども、観光協会、商工会、農業関係の直売者たち、漁業関係の直売者たち、飲食店関係、そして今現在やっているのは振興局でマツブのキャンペーン、それから当町でやっている三石のおさかなマップ、それからマリンビジョン、それから当町でやっているイベント組合等、そういうところがこういうものにかかわるだろうという組織で考えられます。ですから、そういう組織を創設して、国道縁で地産地消を売るとか、直売をやるということであればいいけれども、一企業に福祉であろうと町有地を貸すということには問題があるのでないかと、そういう意味で当町にも商工観光労働課にそういうものをやるべきプロモーターも置いていますし、その辺の関係でこれは矛盾しないのか、この2点お願いします。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 116 ]  1点目の福祉課と契約管財課、今回かかわっているということで、縦系列だけで横の連携もない、そしてまた議会のほうにも事前に説明がなかったということでございまして、まずその前段部分はこの経過の中にありますように福祉課から、町有地ですから契約管財のほうに、横の連携ということで一緒になって事業者の話も聞いていますので、その辺は縦系列だけでなくて横の連携を図られていたと。ただしかし、議会の所管委員会等々について説明が事前にされていなかったという部分で、これは反省してございます。私ども常々行政の中でも職場の中で情報の共有、あるいは町民に対しては情報を提供するという考え方で行政の事務を進めていくということで考えておりますし、前段南川議員おっしゃっていました自治基本条例もそういう考え方で今進めているところでございまして、今回の要するに議会に対する説明については非常に遅かったと深く反省しておりまして、今後このようなことのないように、事前に説明する段階でどの段階で説明できるかと、こういうのもいろいろあると思います。ですから、確定していない中で経過の説明をするとか、いろんな方法がありますので、これは十分留意して今後議会に説明させていただきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 117 ]  ただいま総務企画部長のほうから答弁がありましたが、同趣旨で、これは先ほどもおわび申し上げましたけれども、反省をし、おわび申し上げるところでございます。また、障害者雇用の拡大ということで、実は北海道の障害者雇用、日本じゅうがそうなのだと思いますけれども、これは非常にまだ少ないということになっております。そういったことでは、こういう雇用のために頑張っている実績のあるところが考えて何とかまた機会をつくろうということに対しての応援という意味で、また先ほども申し上げましたが、簿価が非常に高い土地の活用ということでは、このタイミング、これが非常に大事なものだと思っておりまして、また新たな話を立ち上げていくとなると何年か要するというようなことにもなりましょう。そんなことで、スピーディーな対応、経済の活性化、雇用の確保といった面で、今回大変おしかりを受けている中でございますけれども、何とかお認めをいただきたいと、このように考えていますので、よろしくお願いします。
議長(五十嵐敏明君) 16番、南川君。
16番(南川州弘君) [ 118 ]  今2点目に聞いた地産地消、それから産地の品物の直売という件については、今の組織でやるということでなくして、当町にも商工観光労働課にプロモーターという人がいまして、そして全体的にそういうものを考えている方がいると思うのです。それで、先ほど僕が羅列したいろいろな関係者とか、そういうのがあります。先ほど進藤議員が質問したように、そこの町有地をその一企業に貸与するということは不公平でないのかと。直売の関係から見ても、今ぱっと思いついただけでもこれぐらいの組織が今やっていると、そういうことを目指していると、そしてかかわっていると。だから、その人たちにも不公平でないかと、そういうことについては行政の立場からどのように考えますか、この件についてちょっとお願いします。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 119 ]  それで、ただいま申し上げましたように、そういう新たな話を立ち上げて、それぞれの意見を調整して事業化していくとなれば、やはり時間を要することと、その財源手当てもどうするかというような話にもなりますし、確かに関係各団体が協調してそういった動きになることは望ましいのですけれども、具体的にそういう声を要請として私のところに届けてくれるというような話もございませんし、これはやはり、何度も申し上げますが、スピーディーな対応ということでご理解をいただきたいと、このように思っているところでございます。
議長(五十嵐敏明君) 14番、富永君。
14番(富永 信君) [ 120 ]  まず、ちょっと私不勉強なのでお聞かせ願いたいのですけれども、B型の支援というのはどういう、A、B、Cと何かあって、B型というのはどういうものか。
 それと、第2点目は、今の日高マンキの跡、今競売かかっている土地が今度賃貸する方の地続きになるので、借りたのは借りて、そして狭隘になったらそれは自分で求めるなんていう、そういうお金の工面といったら、それは企業の勝手かもわからないですけれども、そういうようなことが競売ですからあり得ると思うのですけれども、そこら辺なった場合町としては何か対応に苦慮するのでないかと思うのですけれども、そこら辺のこともどのように今後考えていくのか。
 それと、直売所に限っては、これが介護とかいろいろな支援の一環なので、切り離して考えられないので、直売所だけならそこに参加してもいいよという方も出てくると思うのです。だから、そこら辺のことで今先ほど進藤議員の質問されました不公平感というのをぬぐってやる必要があるのでないかと。既存のそういう施設の経営とか、そういう方にはこれは自力でみんなある程度支援というのかな、支援受けている部分はあるとは思うのですけれども、そこら辺の不公平感を払拭してやる必要があるのでないかと思うのですけれども、そこら辺が今何となくみんなが根強くおかしいなと考えていることだと思うのですけれども、この3点についてお答え願いたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 121 ]  不公平感の部分については、これはあれだけの土地をどういう活用するかという知恵、そういうものを研究されて、厚生労働省の補助金を活用してやっていくという、そこの民間の知恵、努力というものを私は買うわけでございます。ですから、結局公平を求めて話が長くかかるというような事柄を考えると、このデフレ経済の中で一つのこういう起業をして少しでも経済活性化に資するというような動きをされるというようなことに、やはりその意欲、努力に応援してあげたいというのが私の考え方でございまして、機会を均等にという話であれば、先ほど南川議員のご指摘のように、そういうものをまた別のところで論議をして、これもまたいろんな意見が出ると思うのですが、例えば間口が5間あるいは10間のものをつくったとすれば、その使い方は1年交代だとか、半年交代だとか、要するに特定の利益を受ける人がないようなやり方をしなければならないとか、その辺のルールづくりとかいろいろ出てくると思います。ですから、共同体経営というのは、その辺の調整が時間がかかるものだと思っていまして、そういう観点からすると、意欲を持って勉強してやろうという人たちの意欲を応援してあげるという立場に私は立ったと、こういうことでございます。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 122 ]  2点目のご質問でございますけれども、マンキの跡地、こちらの競売に今の事業者が参加して競売を落とすというか、いった場合に町はどう考えるのかと、こういうご質問でよろしいでしょうか。それで、今の事業者、先ほど福祉課長から説明いたしましたけれども、今の事業者が競売に参加するということは聞いておりませんので、町の土地を今の貸し付けしようとする土地について最初は買ってほしいという意向も町のほうから示しているのですが、それは簿価が8,000万超える額で、それは買えないということで何とか貸し付けほしいということになっていますから、競売のほうを落とすと、そこに参加するというふうには私は聞いておりませんので、ちょっとその辺は私のほうから答えることできないのですけれども、そういう状況にあると思います。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 123 ]  私のほうから就労継続支援B型についてご説明申し上げます。
 まず、対象者でございますが、就労移行支援事業等を利用していたが、一般企業等の雇用に結びつかない者や一定年齢に達している者などであって、就労の機会等を通じ、生産活動に係る知識及び能力の向上や維持が期待される方が対象者となってございまして、その方についてはそういう訓練をこの場所で行うと。いわば一般の就労、通常の会社に就労が難しい方がこの場で福祉的就労といいまして、そこの場所で、簡単と言ったら語弊がございますが、簡易な仕事の勉強をしていくというような、それを支援するというようなものでございます。
議長(五十嵐敏明君) 14番、富永君。
14番(富永 信君) [ 124 ]  それで、不公平感の払拭というのは、今町長が言ったことを理解はできるのです。それで、結局直販所の活用なのですけれども、そういうのは町の指導によってある程度、今で言う農業者の方とか漁業者の方、いろいろあると思うのです。林業ならシイタケとかあると思うのですけれども、そういう方が扱っているものを取り扱ってもらうようなことで、間接的にそういう方が関与できると、そういうことも私は指導していただきたいなと、そう思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 125 ]  先ほどもふれあい市とか木曜市の関係、主として野菜でございますが、そういった考え方を申し上げました。ですから、地元のそういう1次産品の生産者がメリットを受けるような格好で、努めてそういう方向になるようにいろいろと申し上げてまいりたいと、このように考えております。
議長(五十嵐敏明君) 5番、山内君。
5番(山内和雄君) [ 126 ]  討論したいと思ったのですが、通告しなかったのでできないので、それに近いような質問をいたしますので、よろしくお願いします。
 町長がいろいろご答弁されていますが、先ほどの進藤議員の質問のように、あくまでも町長は公約違反なのです、これは。町長は、執行方針も含めていろんな面で公正公平な町政をするのだと、この議会でも遊休地をどうするのだ、借地をどうするのだ、全部売却する方向でいっているのでないですか。僕も総務委員で、一番おかしいと思うのは、あれだけ委員会で議論されて、委員の皆さんの統一方向がだめだと、貸してはだめだよと、それに近いような議論されているにもかかわらず、その間何もしないで、この本会議の場で出てきたと。その間町長も副町長も一切顔出さない。非常に疑問で、議会軽視も甚だしいと。僕は、総務委員会で町長の本音を聞きました。部下が町長のかわりに言うのですから、本音でしょう。確かにこの議案の福祉施設の建設には、ほとんど異議がございません。しかし、これに付随する土地を貸すのだと、一有限会社、利益を求める有限会社に貸すのだと。質問している中で、町長の権限でできるのだと。議会のよしあしなんて関係ないような、そんな言い方をしているのです。これが僕は本音ではないかと、そう思っております。だから、本会議、今日に至るまでそういう説明も何もない、それが実態だと思います。そこで、この事業は、あくまでも事業主体は新ひだか町、申請もそうだと思います。すぐ取り下げるか、または上物事業はやってもらって、用地を別にするか。いろんな議員の皆さんから、この用地の使用、また賃貸料について高い、安い、議論がされています。取り下げる気はないか、ほかに適地を求めて実施する気はないか、それだけ確認いたします。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 127 ]  振興局を通して北海道、国まで行っているこの話で、かなり進んでおります。ですから、ここで今ご審議をいただいて、その結果をもってそうせざるを得ないということになりましたら、それはそういう対応がございますけれども、何とかこのままご審議をいただいて、皆さんのご判断を仰ぎたいと、このように考えております。また、私の専権事項でできるということがそのようにちょっと胸を張ったあり方ということで受けとめられておりますかもしれませんけれども、私はそういうようなことは思っておりません。特にこのように簿価の高い土地、あるいは今後苗畑の土地も、あれをまとめて一括で買うというようなこともなかなか想定しがたいということになりますと、いろんな対応をしていかなければならないだろうと思っていますので、原則売却が主たる考えであるけれども、今回こういう私にすればよい話が出てまいりましたので、賃貸ということの方向性を出していったということでご理解をいただきたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 5番、山内君。
5番(山内和雄君) [ 128 ]  それは、今回たまたまでなくて、今後町有地については場合によっては賃貸もあり得ると、そう解釈していいのか。
 もう一点、町民の大半は、この事業については別に、民間が運営するのですから、それは構わないだろうと。しかし、あそこの町有地を貸すことには絶対反対だと。町長の後援者の中にもほとんどそういう声を聞いております。それだけは申しておきます。今後もそういう方向でいく、そういうふうに周知していいですね。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 129 ]  先ほど申し上げたとおりでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 19番、増本君。
19番(増本裕治君) [ 130 ]  できるだけ僕は今日はしゃべらないようにと思っていました。僕自身もこの案件に対してすごく迷っています。福祉と言われれば、障害と言われれば、二つ返事をしなければならない。まず、そういう念書的人質をとりながらの案件であります。そういうふうにしか受け取れないというような案件であります。福祉だ、高齢者だ、障害者だと言われたら、僕個人としては二つ返事で、いいことだね、やったらいいねと、そういうふうに僕は思います。それがどうしても心の中にひっかかるのは、今いろんな人が言っていたことなのです。先ほど南川議員が基本条例の話をしました。僕も総務委員会で同じことを大きな声で言いました。それから、僕は仕事上、我が家の経営上、地代のことに対しては少しはうるさく言いました。それに対しても、抵抗はあります。町は、民間が貸している額よりもおおむね4割ぐらいの減額した金額で貸していると思います。民間にすれば、とんでもないことだというふうに僕は思っていますけれども、だから以前の議会において、委員会において、できるだけ民間に近い金額で貸してやってくれというのが基本線にあったはずです。それが一歩も進まないでまだまだいる中で、また世間がとか、通りがとかという形の中で町が貸している価格を参考にされた金額を打ち出してきて、207円という金額が出てきました。僕自身としては、これはあくまでも個人の意見ですので、私の商売のことですので、強く言う気はありませんけれども、そういった安易な形の中でとしか思えないような手法をとりながら説得を始めるというのは、非常に苦しいです。そして、もう一つは、私は総務委員です。これが7月の末に決まりました。総務委員会は、私の記憶によると8月2日、それから8月27日、総務委員会を開催しております。何の話もありませんでした。9月6日の総務委員会で初めて聞きました。隣の細川議員に聞けば、7日が文教厚生常任委員会でした。そこで初めて聞きました。こんな中で上程するその意味が、姿勢が申しわけありませんで通るのかと。これは、今までもなかったわけではないけれども、反省を込め、そして町長みずから基本条例をつくるのだと言っている中での基本中の基本です。説明責任とは、結果をもって説明責任ではなくて、もともと発想から始まって、説明責任なのです。そこを何か見失っているように思います。そこを本家本元の総務企画部長がわかってもらわなかったら、この条例はつくれません。この案件については、僕は基本的には賛成しようとずっと早くから決めています。ただ、瞬間でどうなるかわかりませんというぐらい迷っています。それは、誠心誠意皆さんの答えを、質問をはぐらかさず、本当の気持ちの中で答弁してもらいたいと、ただそれを希望するだけです。あともう少し私は、これは質問でもないし、意見でもないけれども、私はそれを静観して、これからの数分間かわかりませんけれども、きちっと答えてもらって、それで僕は判断したいと思っております。
 余分なことで申しわけありません。一席打たせてもらいました。済みません。
議長(五十嵐敏明君) ちょっと何かの質問してください。
19番(増本裕治君) [ 131 ]  申しわけありません。
 それでは、もう一度端的に。207円の根拠を総務委員会でもそこそこは聞かせてもらいましたが、計算根拠としての明確な額をまずは出してください。お願いします。
 これで質問とします。
議長(五十嵐敏明君) 相楽契約管財課長。
契約管財課長(相楽竹夫君) [ 132 ]  使用料の算定についてのご質問にお答えいたします。
 貸付使用料を固定資産の評価額から試算いたしました。私どもが今国道沿いで貸している土地が青柳町1丁目、公民館に入る信号機の左側でございますけれども、そこの場所、そこが2万1,585円として、山手町1丁目、今のマンキさんの土地を評価いたしまして2万4,728円、この倍率が1.15倍ということから、今現在貸している青柳町1丁目の坪単価、私どもで貸している単価が180円ということで、その倍率1.15倍をした単価が坪207円ということでございます。
 以上でございます。
議長(五十嵐敏明君) 19番、増本君。
19番(増本裕治君) [ 133 ]  言わないつもりだったのだけれども、それはいつからお貸ししている。いつから180円とされて、現在青柳町に関してはいつから確定した金額ですか。
議長(五十嵐敏明君) 暫時休憩します。

                          休憩 午後 4時34分

                          再開 午後 4時43分

議長(五十嵐敏明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 あらかじめ本日の会議の時間を延長します。
 相楽契約管財課長。
契約管財課長(相楽竹夫君) [ 134 ]  平成12年の使用料見直しの折に158円から180円に改定してございます。
 以上でございます。
議長(五十嵐敏明君) 2番、觸澤君。
2番(觸澤 清君) [ 135 ]  議論のほうも尽くしたような感じもするのですが、基本的なことをちょっとお伺いをしたいと思います。もう時間も迫っておりますので、なるべく簡単にと思っております。
 今予算計上されまして、議会の議決が必要なのかどうなのか、その辺のところを伺いたいと思うのですが、この事業をこの議会で予算決議をしなければならないのかどうなのか、その辺のところ、その条件がこの補助金の中に入っておるのかどうか、その辺のところを具体的に説明をしていただきたいと思います。かなり急いでいるような形になっておりますので、議論も尽くさないままこのままいってしまうような気もするので、その辺のところを具体的に説明をしていただきたい。
 それと、ちょっと気になったのですが、先ほどの答弁聞いておりまして、遊休資産、これが貸し付けの方向にという話も先ほど見えました。町有地、遊休地、そういうたぐいのもの、いわゆる休んでいる部分です。町民の血税をいただいて、土地を購入しておると。本来は利用目的に使うものでありますけれども、それが使わないとなれば売却が自治体の基本であります。ですから、貸すという話になりますと、先ほど単価のほうも出ておりますけれども、恐らく端切れの土地なのだろうと思います。そういうところは数々あると思いますが、これだけの用地の敷地の大きいところ、ここについては売却が基本ではないのかなと、そういうふうに思います。その辺のところをもう一度確認をさせてください。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 136 ]  2点のご質問にお答えしたいと思います。
 まず、1点目なのですが、予算を計上しなければいけないのかということでございますが、いずれにしても予算がないと内示があって事業をやろうとしても事業ができないと、これは町の予算を通る制度になっていますから、予算を計上していかないと事業ができないということでは、これは必要だということになります。
 それから、2点目の売り払い、これ先ほど私申し上げましたように、行革の中で遊休地については処分するという方針で今までもきておりまして、今回貸し付けという、その理由については町長からも説明しているとおり、今回そういう形で、今持っている町有地自体がなかなか、簿価が8,000万以上、坪14万7,000円ということで、これは今の簿価で売れるかと現状考えたときに、これは非常に難しいというどころか不可能に近いのだろうと、今の状況からしますと地価が下がっておりますから。そういう中で、それでは遊休地を何とか、まちづくりの一環となる事業、こういうものがあるとすれば、これは有効に活用できるだろうという考え方のもとに貸し付けしたいということですから、その辺ご理解いただきたいというふうに思います。
議長(五十嵐敏明君) 2番、觸澤君。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) はい。
総務企画部長(木内達夫君) [ 137 ]  今後の方向ということでございますけれども、先ほど町長おっしゃったとおり、遊休地もいろいろありまして、要するに宅地100坪、これまだ山手町にございますし、それから高砂にもございますし、もちろんそれは売却したい。いわゆる半端地、こういう部分をできれば今貸し付けしている土地も買っていただきたいということで管財のほうでは努力しておりますので、そういう意味では場合によっては遊休地であっても貸し付け、これは考えられるのではないかなというふうに思います。
議長(五十嵐敏明君) 2番、觸澤君。
2番(觸澤 清君) [ 138 ]  今部長のほうからそういう基本姿勢のことを伺ったのですけれども、先ほどから議論になっておりますように、個人の企業、いわゆる民間企業へそのまま貸し出すという話です。その使い方なのですけれども、貸し出しという形になりますとかなり限定される。先ほど福嶋議員の一般質問にもありましたように、結局固定化してしまうわけです。ですから、本来であれば町が持って、保有したままその土地を例えば各団体に貸し出すとか、そうであれば町民も納得するところなのだろうと思います。ただ、企業という形をとっておる会社にお貸しをするということになれば、いわゆる個人貸しみたいなものなのです。ですから、本来であればあり得ない。私にとってその貸し出しそのものが異常なものだと私思っているのです。ですから、今後そういう前例があって、また個々の形にだんだん膨らんでいくということになると、不動産屋ではないのですから、必要なものを手に入れるというのが町の考え方の基本ですから、それは二度とないような考え方を、考え方はそういう考え方で進んでいただきたいなと、そういうふうに思います。
 それと、先ほど町長のご答弁の中に、直販をするともうかるという話がありまして、もうかるのはよろしいのです。この会社の事業計画がないのです、資料に。もうかった分がどこへ行くのか、これがないのです。例えば障害者の方々が自立支援ということでお仕事をしたと、そうしたら補助金だとかいろんなことがありますよね、そういうものもどこへ行くのか。直売をした、加工をした、その施設の中で生まれた実がどこへ行くのか、全くこの計画がわからないわけです。ですから、本来であればそういう形のものもお示しをいただきたいと思うのですが、概要がわかれば今ご説明いただければと思います。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 139 ]  障害者雇用については、国家としてもまだまだ拡大をしたいということで、有限会社とかそういったところにもこういう機会を与えていると、だからこそ三千何がしの補助金が出そうになっているという状況であります。また、グループホームも有限会社で経営されているところがございますが、これも国の補助金が相当入ってございます。ですから、そういう意味では、福祉に貢献する会社という位置づけになっておりまして、障害者の方々の給与、それがきちっと保障される。また、利益を上げればそれなりの期末手当ですとか、そういったものも上がるというようなことであると思います。そういうことで、その辺については毎年の決算書とかそういうものを見ればわかることでございますが、障害者の方々が給与水準が上がるというようなことが考えられるというふうに、このように受けとめているところでございます。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 140 ]  この事業計画の数字なのですけれども、まだ具体的なものが正直出てきておりません。ただ、収入の主なものは、障害者自立支援法に基づく給付費が主なものになっていくだろうというふうに想定をしてございます。
議長(五十嵐敏明君) 2番、觸澤君。
2番(觸澤 清君) [ 141 ]  今急に質問しましたものですから、資料を出せとかそういう話ではないのですけれども、あれだけの敷地面積を、安いとはいえやはり高額な敷地料を払わなければならないわけですよね、事業者は。そうしますと、どれだけの売り上げがあって、どれだけの人が携わって賃金を払ってとか、そういうような形が少なからずなければ、事業として私どもが判断するとなればちょっと難しいのではないですか。一番問題なのは、商売と福祉なのです。障害者の方々だとか高齢者の方々がどういう恩恵を受けられるかなのです。それも具体的なものがない。こういうような箇条書きで出ているのですけれども、具体的なものがないわけなのです。どういうふうに障害者の方々が潤うのか、そういう計画も出ていない。何もないわけです。ですから、少なからず口頭でもいいですから、何かその企業の熱いものがあったのだろうと思います。商売ばかりではなく、そういうところもしたいのだという話があったのだろうと思います。その会社を私ちょっと存じ上げていないものですから、どういう方かわからないのです。そういう熱い気持ちを恐らく課長のほうにも部長のほうにもおっしゃったと思うのです。その辺のところをお伝えいただきたいと思います。
 最後になります。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 142 ]  私どもがお聞きしていますのは、例えば直売所で売る物なのですけれども、これは例えば契約農家さんが借りにいらっしゃったときに、売り上げの10%とか15%を会社のほうに納めていただくというような形をとりたいというふうに聞いてございます。あとは、先ほど申しましたとおり介護給付費が収入の主なものというふうに思ってございます。
 それで、思いという部分でございましたが、その中で実はこの場所に移ることによって新たな施設ができるわけですけれども、その中で先ほども申し上げましたが、直売所をつくっていくということと、地域交流スペースをつくったという中で障害者や老人の方、またボランティアとか地域の方々が集まるようなフリーマーケットとかそういった部分のイベントも実施をしていきたいということでございます。また、先ほども申し上げていますけれども、子供、高齢者を対象にしたパソコン教室というものもやっていきたいというふうに聞いていますので、ここの事業については今の山手町のほうに移ることによって初めてできるスペースというものが確保されますので、やっていきたいというふうにお聞きをしております。
議長(五十嵐敏明君) 3番、志田君。
3番(志田 力君) [ 143 ]  担当委員会だったものですから、ちょっと言いづらい部分、質問しづらい部分あったのですが、委員会の中で聞けなかった部分をちょっと確認させていただきますが、今までの議論の中で土地の問題、これと、それから事業を実際運営されるこの事業者の関係でちょっと疑問符がついていたり、その事業内容に疑問符がついているという部分があろうかと思いますので、確認も兼ねて質問させていただきますが、今觸澤議員の質問にもございましたが、土地についてはあくまでも今回は特例だと解釈していいのかどうか、あくまでも今回特例なのか。それと、利益の部分、皆さんやっぱり一般の有限会社というとらえ方で、どうしても町民に対しても考え方が、議員は説明責任を負っておりますので、そういうところで心配されている部分があろうかと思うのですが、こういう事業を一般の有限会社ができるからこういう形で出てくるのですが、その事業内容について町はどういうかかわり方、指導やら監査とか、そういったものを含めてどういう形でかかわっていけるのでしょうか、そこの部分を確認させていただきたい。ほかの法人との違いはあるのかどうかということも含めて、ちょっと確認をさせていただきたいのです。
 それと、今課長が言われた給付費が主なのだよということなのですが、そうなってきますと売り上げがどれだけあってどうのこうのという計画はまだないとはいえ、10%の利益が発生することになりますよね、売り上げから、それが利益が出たときにほかの福祉法人云々とどういう使われ方の違いが可能なのかとかという部分がやっぱり皆さん一番気になるところではないかと思うのです。そこら辺の説明をいただきたいと思うのですけれども。
議長(五十嵐敏明君) 岩渕住民福祉部長。
住民福祉部長(岩渕勇次君) [ 144 ]  賃金の関係ですけれども、障害を持っている方々の労賃といいましょうか、その部分はまだまだ安いというふうに伺っております。22年の6月現在で、これはB型なのですけれども、平均時給が527円というように伺っております。ですから、福祉的就労といっても、現在B型事業所の平均工賃というのはまだまだ安いといった部分では、そういった収益が少しでも上がった場合につきましては働いている方々に少しでも還元をしていただくという話を私どもは聞いておりますので。
 それで、もう一つ、指導監査の部分ですけれども、1つは就労移行支援、それとB型につきましては、これは給付費の関係がございますので管轄が道になりますので、基本的には2年に1回実地指導がございますし、あと集団指導だとか書面の指導というのが義務づけされておりますので、これは運営の中身についてでございます。あと、町がもちろん実施計画を立てているわけですから、町も状況によっては介入と言ったらちょっと語弊がありますけれども、指導的立場で助言はしていけるものと、そのように考えております。
 以上です。
議長(五十嵐敏明君) 神垣健康推進課長。
健康推進課長(神垣光隆君) [ 145 ]  有限会社アクティブサポートにつきましては、認知症対応型共同生活介護ということでグループホームを運営しております。そこで、このグループホームにつきましては運営会議を開かなければならないということで、地域包括センターのほうから職員が行って、入居者の状況とか施設運営の状況等の確認を行っております。
 以上です。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 146 ]  土地の関係でご質問ございました。今回の賃貸は特例ということで考えていいのかという質問だったと……

                          〔何事か言う人あり〕

総務企画部長(木内達夫君) [ 147 ]  違いますか。

                          〔「いや、いい」と言う人あり〕

総務企画部長(木内達夫君) [ 148 ]  それで、私先ほども申し上げましたように、原則的には第一義的には遊休地については売り払いと、これは基本的に変わっておりません。そこで、今回今まで種々説明しておりますように、政策的な考え方でもって貸し付けしたいということでございます。

                          〔何事か言う人あり〕

総務企画部長(木内達夫君) [ 149 ]  先ほど言いましたように、今回そういう考え方を持ったということでどなたかの質問に私答えていると思いますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 3番、志田君。
3番(志田 力君) [ 150 ]  土地の関係は、今回から貸し付けする場面が出てくるということでとらえさせていただきます。
 それから、私が聞きたかった町が指導的役割にかかわっていける部分があるのかどうなのかとかというのは、ほかのやっている福祉団体ありますよね、そういったところの監査だとか、道の監査を受けるのでしょうけれども、町の指導とかという場合はどういうことになっているのかと。それから、民間の今やろうとしているこういう有限会社と称するところとの違いはあるのかないのか。そして、利益が発生してくる事業が直売の部分に出てくるということで、やはり皆さん懸念されている一般の商売とどう違うのというような部分が出てくるので、そこら辺も含めて、だれから見ても、働いている人から見てもおかしいのではないのと言われたときに、ここの会社がなさろうとしている事業に町は何も介入できないことになるのですか、指導はできることになるのですか。だから、特異な例で、一般の有限会社何々だったら普通の消費者を相手にして、それで普通の商売をなさるのですけれども、ただこれは介護云々の自立支援法に基づいて障害者の人たちを支援する部分で、なおかつ利益が上がる可能性のある事業を展開しようとしているという部分では、やはり皆さん心配している部分があるので、そこら辺をちょっと確認しておきたいです。
議長(五十嵐敏明君) 岩渕住民福祉部長。
住民福祉部長(岩渕勇次君) [ 151 ]  今ご指摘の町が指導ができるのかという部分でございますけれども、建物そのものについて目的外のものが建ったとかという場合については当然指導はできますけれども、運営の中、運営の部分についての指導というのは非常に難しくなるのかなという感じはしております。ただ、今一般的に言われていますのは、道の指導監査と別に第三者の評価機関というのも一般的になってきていますので、事業所自体も第三者から評価をしていただくというような部分からは、そういった周りの目といったものにつきましては、そういった部分からの指導というのですか、そういうものはあり得るだろうというふうには考えております。
議長(五十嵐敏明君) 3番、志田君。
3番(志田 力君) [ 152 ]  そういう部分では、町の指導には限界というものがあると。では、土地は賃貸なさるのですよね。土地の賃貸条件とか、その中にはそういう条項は盛り込めるのですか。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 153 ]  賃貸の契約内容にどういう条件を入れれるか、盛り込めるかということになってくると思います。ですから、賃貸する目的というのございますから、目的に対する条件、これは必ずつけれる。ただしかし、事業内容の運営までそれに入れれるかというと、これは難しいのではないかというふうに思います。例えば目的として入れる場合に、これを目的に貸す、ただしこういう場合はだめですよとか、そういう条件的なものはつけれるかもしれません。運営自体、事業内容等、そういうものについては、これは難しいのではないかというふうに思います。
議長(五十嵐敏明君) 7番、池田君。
7番(池田一也君) [ 154 ]  3回目ですので、最後にしますけれども、先ほど増本議員もおっしゃっておりましたけれども、私もこれ本当に頭悩ませているのです。今までのところが3カ所、3つですか、分かれてやっていて、今回1つになる。1つになるからこそ、今までできなかったけれども、これでやれるのだという部分、先ほど富沢課長から一部お話あったのかなとは思うのですけれども、明確に今やれていて、本当はやりたいのだけれども、できなかった部分が今ここができた暁にはこれができるのだという、そこの部分をちょっと明確にお答えいただきたいのです。
 それと、最後ですので言いますけれども、先ほど福嶋議員の質問で、今年の7月7日にecoネットについて移転することを確認するというのは、この申請するときにこれをつけなければ申請にならぬからつけたのかという質問に答弁されていないと思うのです。ですから、僕も聞き逃していたらごめんなさいですけれども、答弁いただきたいのです。
 それと、ecoネットなのですけれども、先ほど総務企画部長が横の連携はできていると、住民福祉課とかもちゃんとやっているのだというお話でしたけれども、7月7日時点でecoネットを入れるということは、経済部局、商工労働観光課とは打ち合わせが済んでの話なのでしょうか。先ほどの答弁のばたばたを見ているとちょっと疑問に思うものですから、確認をさせてください。経済部局にかかわることなものですから、では経済の委員会でどうだったのよという部分も出てくるものですから、横の連携がきちっととれていたのかと、経済部も含めてですよ。あなた方お二人席が隣同士だから連携とれたとか、そんなのではないですから、ちゃんと連携とれたのならとれていたと、そこも含めて答弁いただきたいと思います。

                          〔「関連」と言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 8番、井上君。
8番(井上節子君) [ 155 ]  聞いてみようと思っていたところを池田議員がおっしゃったので、関連として質問させていただきます。
 22年3月5日に福祉課に事業所の2人が来庁して、協議したというくだりがあります、最初。それで、7月7日に第2次募集の通知を受けたというので、第1次募集があって、それを新ひだか町では知っていたのか。この第1次募集のときにアクティブサポートが何らかの話を持ってきたのか、アクティブサポートが第1次の募集のときのことを承知していたのか、これが1つ聞きたいのと、そしてそのとき企業がちょっと小さいから、もう少し大きな、今言うような3つの事業が入ってこれとこれとやるという事業が三千九百何ぼの交付金の金額にマッチするような事業でなければいけないからということで、第1次はおりたと。それで、第2次募集の通知が来たのでということで、事業所に対して計画に向けた書類の作成を依頼するとあったので、町が依頼してこういうふうに事が運んだのかなというところがちょっと疑問だったので、お答え願いたいと思います。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 156 ]  まず、池田議員のほうのお話ありましたここだからできるというような事業の関係でございますが、先ほど觸澤議員にお答えした重複になりますけれども、今の場所でできない部分というのは、やはり直売所、また地域交流スペースでの交流イベントと高齢者、子供パソコン教室の実施です。それらについて新たにこの場所だからできるというような、施設等の整備を踏まえてできるというようなものでございます。
 あとは、ecoネット、概略の中の7月7日にecoネットについても移転することで確認するというのは、このときにお話が私どもにありまして、次の事業計画をつくる段階でそれを盛り込んでいったということでございます。

                          〔何事か言う人あり〕

福祉課長(富沢宏己君) [ 157 ]  済みません。そこの部分、申しわけございませんが、私も商工労働観光課のほうにお伝えをしておりませんでした。申しわけございません。
議長(五十嵐敏明君) 木内総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 158 ]  横の連携については、とれていると私発言しております。それは、とれていなかったということで訂正をさせていただきますが……

                          〔「それはないよ」と言う人あり〕

総務企画部長(木内達夫君) [ 159 ]  それで、私ども今ecoネットの関係で、実は私ピュア、そこに入っているのを承知しておりませんで、これは本当認識不足だなというふうに思いますけれども、いずれにしてもこういうたぐいのものは連携を今後とらなければいけないと、そういう考え方でおりますので、これはご理解いただきたいなというふうに思います。

                          〔「もう一回」と言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 7番、池田君。
7番(池田一也君) [ 160 ]  済みません。再度いただき、ありがとうございます。
 答弁修正したわけでしょう、今。南川さんの質問に対して、あなた方できていると言ったのをできていないと今修正したのだよ。こういうものを何せ担当の委員会にも伝えるのが遅い、どうのこうのとやっているときに、あなたたち役場部局内で連携がとれていないではないですか。困るのではないですか、こういうのは。だから、商工労働観光課として知らない、経済部として知らなかったのだったら、月10万円でしたか、その計画変更というものが必要になるではないですか。僕なんか思いましたよ、10万円月々払っているのだったら、今の新しいところ月々11万何ぼだというのでしょう。随分金銭的にも楽な、楽と言ったら怒られるかな、使い勝手のいいものになるのかなと思って聞いておりました。でも、今の答弁の変更というのは、かなり根幹から僕は崩しかねない修正だと思います。

                          〔何事か言う人あり〕

7番(池田一也君) [ 161 ]  今の議事録残らないから、僕が言いますけれども、その体質がこういうことを招くのだと思います。何が連携とれているですか、修正したからって終わるものではないでしょう。どう思いますか。
議長(五十嵐敏明君) 富田副町長。
副町長(富田 泰君) [ 162 ]  前段で総務企画部長のほうから、連携はとれているということでご答弁申し上げました。これは、この事業の推進に関しては関係する部分の話は協議は進めていたということで、たまたまその中にecoネットの部分で他に波及するという部分については今申し上げたとおり商工労働課の現在問題になっている部分についてこういう状況にあると、こういう情報を原課のほうに入れていなかったと、こういうことでございまして、この事業を進めるに当たっての用地等の関係での打ち合わせ、協議等については進めていたと、そういうことで、他に波及する部分については今申し上げたとおりで、こういう部分については他課にもまたがる、直接この事業の推進ではなくて、ほかの関連でまたがる部分もあります。この辺については、十分視野を広げて業務に取り組んでいかなければならないと、このようには思っております。
議長(五十嵐敏明君) 8番、井上君、いいですか、あなたの答弁は。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 163 ]  大変失礼しました。
 先ほど井上議員お尋ねの第1次のほうの日付の関係なのですけれども、22年度当初の申請の締め切りが2月17日に通知が来まして、2月末までに提出ということでありまして、この間につきましてはお話を私ども承っておりませんでしたので、第1次には申請をしていないということでございます。
議長(五十嵐敏明君) 8番、井上君。
8番(井上節子君) [ 164 ]  私の質問したことにちょっと足りないのです、答え。有限会社アクティブサポートさんは、第1次公募を何らかの形で知っていたのかということを知りたかったのです。
議長(五十嵐敏明君) 富沢福祉課長。
福祉課長(富沢宏己君) [ 165 ]  ここの部分については、私ども直接アクティブサポートさんのほうに私のほうからご連絡はしてございませんので、その部分がその時点でサポートさんのほうが知り得たかどうかという部分は、私のほうではちょっと確認はできておりません。
議長(五十嵐敏明君) 神垣健康推進課長。
健康推進課長(神垣光隆君) [ 166 ]  地域介護・福祉空間整備事業につきましては、道を通じて町村におりた通知文書をそれぞれ各事業所にお渡ししておりますので、それによってアクティブサポートからの計画書ができてきたものというふうに考えております。
議長(五十嵐敏明君) 8番、井上君。
8番(井上節子君) [ 167 ]  そこが不思議だったの。各事業所にそれを渡したということで、かねがね町長の公約を耳にしていたのか、この方はそういうことで自分の今いるところからこちらに移したいという気持ちになったのでしょう。相談に来たということで、推移して協議されているということですけれども、説明不足だったのです。先にそういうことがあったから、こうこうこうで第1次募集で知り得たということを言って、第2次募集のときに依頼に行ったというのであれば、こういう質問はしなかった。7日の日に事業所に対して計画に向けた書類作成を依頼するというところが最初からひっかかっていたの、知らないのに何で依頼したのか。であれば、縁の下か何か、水面下で情報交換していたからこういうことになったのかなと考えたものですから、理解しました。
議長(五十嵐敏明君) 神垣健康推進課長。
健康推進課長(神垣光隆君) [ 168 ]  井上議員先ほど3,945万3,000円全額この事業に充てるのかということでございましたが、この中には先ほど言いました第2次募集の中で小規模認知症グループホームの275平米以上のグループホームにつきましては消防法施行令の改正によりましてスプリンクラーの設置が義務づけられたところでございまして、その該当施設が1カ所ございますので、それの経費を見てございます。
 以上です。
議長(五十嵐敏明君) 8番、井上君。
8番(井上節子君) [ 169 ]  スプリンクラーの取りつけですか、これ消防の関係でつけるということですね。わかりました。
議長(五十嵐敏明君) 18番、細川君。
18番(細川勝弥君) [ 170 ]  私も所管委員会の副委員長という立場で、先ほど増本議員が9月7日と言っていましたけれども、8月30日の委員会で初めて説明を受けまして、わかったわけですけれども、そのときにいろいろ疑問の点は委員長もお伺いして、今後の指導の対応というのですか、そういうことについては理解できたのですけれども、一連、たまたまうちの委員会でこれに限らず例えば町長公宅の開放の件、それから体育館なんかも見まして、それぞれ所管の方、たまたま現場に行ったときの幹部職員の方、担当の方が、我々問題と思って委員長とともに行って、これと別件でもあったのですけれども、どうも認識度が低いと。それと、先ほどからも同僚議員から出ていますけれども、横の連携というのですか、縦の連携も何かちょっとはっきりしないところ、疑問なところもあると。酒井町長にも去年か、前にも私もご指摘申し上げていますけれども、水道料とかいろんな件でもその都度申し上げましたけれども、どうも連携がうまくいっていないと。グループ制とか云々言いまして、要するに庁内会議できちっとされているというふうにご答弁いただいたのですけれども、今回にしましても庁内会議がきちっと連係プレーがされていればこういう大事な問題がこんな長時間かけて審議しなければならないという前に、やはり手順が悪いというのはうちの所管で扱った3件ございます。そういうことで、庁内会議とか横の連携については、町長はもう大丈夫ですというようなご答弁でしたけれども、この点について町長の所見をいただきたいと、それでないとどうも、内容を聞いていましても手順が悪いというのが一番のあれで、それと福祉は私は別だということで、これできることは本当に申し分はないと。ただ、いろんな町民の疑惑が晴れるようなことは、委員長言ったように説明できるのが我々の仕事でもございますので、基本的な理事者の連係プレーが悪いと常に以前から何回かいろんな議案提案のときに私も質問して言っていますけれども、いまだにこういう大事な問題に及んでいるということで、町長のご意見、所見をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(五十嵐敏明君) 町長。
町長(酒井芳秀君) [ 171 ]  午前中から同趣旨のことを申し上げておりますが、今回の手順とか筋道の踏み方については、大変遺憾な事態になっているということは重ねておわびを申し上げるところでございます。
 それで、常日ごろこういうことがないようにと思って町政執行に当たっているわけでございますが、まだ私の考えとかそういうものが伝わらないというような部分もあり、また指導力不足と言われれば、そのようなことかもしれません。そんなことで、この点は今回肝に銘じて、これからの取り組みをさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(五十嵐敏明君) 18番、細川君。
18番(細川勝弥君) [ 172 ]  この案件も含めて、支庁、今は振興局ですか、上部機関への申請がありますので、申請して、もしこれが否決されるとかそういうことになりますと、これは我が新ひだか町として上部機関に対しての信頼度という問題もありますし、そのためにいろんな議論は必要なのですけれども、委員会を手順よくこれからしていただいて、それから庁内のほうももう少し引き締めていただきたいと。町長さんも外交、いろんな面で忙しいかと思いますけれども、幹部職員でいろいろお決めになったことは筋を通してきちっとやっていくと。ところが、前にもご指摘しましたけれども、決めたことがころっと変わってしまうという傾向が何回かございます。ですから、その辺をもう少し慎重にしていただいて、幹部職員の人、それから担当職員の人も汗をかいて頑張れるというような姿勢を、やはり足元をきちっと町長は見据えた上で外交のほうを今後続けていただきたいということを要望いたします。

延会の議決

議長(五十嵐敏明君) お諮りいたします。
 本日はこれにて延会したいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(五十嵐敏明君) 異議なしと認めます。
 本日はこれにて延会することに決定いたしました。

延会の宣告

議長(五十嵐敏明君) 本日はこれで延会いたします。
 ご苦労さまでした。

                                                      (午後 5時30分)