平成22年第2回新ひだか町議会定例会会議録

議事日程 第1号

                    平成22年3月9日(火) 午前9時30分開会

第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期の決定

追加日程
第 1 16番巻宏君の議員辞職について

第 3 行政報告(町長)
第 4 委員会審査報告〔平成21年12月21日 第8回議会定例会付託〕
    請願第 1号 地域生活交通への支援に関する請願について
    総務常任委員会 審査結果 趣旨採択
第 5 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について
第 6 報告第 1号 専決処分の報告について(損害賠償請求事件の和解及び損害賠償の額の
決定について)
第 7 議案第33号 工事請負契約締結について(静内体育館耐震改修工事)
第 8 議案第 1号 平成21年度新ひだか町一般会計補正予算(第7号)
 議案第 2号 平成21年度新ひだか町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
    議案第 3号 平成21年度新ひだか町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
議案第 4号 平成21年度新ひだか休養施設等特別会計補正予算(第3号)
    議案第 5号 平成21年度新ひだか町三石地区簡易水道事業特別会計補正予算(第3
号)
    議案第 6号 平成21年度新ひだか町下水道事業特別会計補正予算(第4号)
    議案第 7号 平成21年度新ひだか町介護サービス事業特別会計補正予算(第5号)
議案第 8号 平成21年度新ひだか町水道事業会計補正予算(第4号)
    議案第 9号 平成21年度新ひだか町病院事業会計補正予算(第5号)
第 9 議案第20号 新ひだか町地域活性化・公共投資臨時交付金基金条例制定について
第10 (平成22年度予算編成方針について)
    議案第10号 平成22年度新ひだか町一般会計予算
    議案第11号 平成22年度新ひだか町国民健康保険特別会計予算
    議案第12号 平成22年度新ひだか町老人保健特別会計予算
    議案第13号 平成22年度新ひだか町後期高齢者医療特別会計予算
    議案第14号 平成22年度新ひだか町休養施設等特別会計予算
    議案第15号 平成22年度新ひだか町三石地区簡易水道事業特別会計予算
    議案第16号 平成22年度新ひだか町下水道事業特別会計予算
    議案第17号 平成22年度新ひだか町介護サービス事業特別会計予算
    議案第18号 平成22年度新ひだか町水道事業会計予算
    議案第19号 平成22年度新ひだか町病院事業会計予算
    予算審査特別委員会の設置について
第11 一般質問

出席議員(25名)
  1番 中 島   滋 君   2番 富 永   信 君
  3番 觸 澤   清 君   4番 平 野 隆 俊 君
  5番 藤 井 益 美 君   6番 山 内 和 雄 君
  7番 船 越 英 治 君   8番 山 口 勇 夫 君
  9番 池 田 一 也 君  10番 畑 端   薫 君
 11番 磯 貝 廣 光 君  12番 志 田   力 君
 13番 築 紫 文 一 君  14番 福 嶋 尚 人 君
 15番 細 川 勝 弥 君  17番 田 中 紀 和 君
 18番 日向寺 敏 彦 君  19番 鳥 谷 末 雄 君
 20番 神 谷 浩 嗣 君  21番 増 本 裕 治 君
 22番 川 合   清 君  23番 井 上 節 子 君
 24番 五十嵐 敏 明 君  25番 進 藤   猛 君
 26番 南 川 州 弘 君

欠席議員(1名)
 16番 巻     宏 君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長より通知のあった議事説明者
    副町長                  富  田     泰  君
    副町長                  畑  端  憲  行  君
    総務企画部長               木  内  達  夫  君
    住民福祉部長               佐 々 木  政  義  君
    健康生活部長               宮  口  信  次  君

    健康生活部参与
                         小  松  幹  志  君
    総合ケアセンター総合施設長

    経済部長                 佐  藤  保  広  君
    農林水産部長               石  川  広  志  君
    会計管理者                上  村     勉  君
    三石総合支所長              大  平  秀  行  君
    三石国民健康保険病院長          三  浦  正  次  君
    三石国民健康保険病院副院長        八 木 橋  厚  仁  君
    総務課長                 本  庄  康  浩  君

    企画課長
    滞在・移住促進室長            曽  我  啓  二  君
    定額給付金給付推進室長

    バイオ・エコタウン推進室長        石  井  善  晴  君
    財政課長                 名 須 川     一  君
    契約管財課長               相  楽  竹  夫  君
    契約管財課参事              榊        要  君
    税務課長                 斉  藤  滋  一  君
    税務課参事                鈴  木     彰  君
    税務課参事                榎  本     勉  君

    福祉課長
    児童館長                 永  崎  広  実  君
    児童養育相談センター長

    福祉課参事                横  山  典  子  君
    保育所統括所長

    生活環境課長               渋  谷  正  弘  君
    アイヌ政策推進室長

    生活環境課参事              富  岡  登 貴 子  君

    健康推進課長               神  垣  光  隆  君
    地域包括支援センターしずないセンター長

    町立静内病院事務長            富  沢  宏  己  君
    町立静内病院総看護師長          谷     恵 美 子  君
    介護老人保健施設まきば施設長       藤  井  章  作  君
    介護老人保健施設まきば事務長       高  橋     保  君
    特別養護老人ホーム静寿園長        阿  部  公  一  君
    建設課長                 田  代  和  芳  君
    建設課参事                久  米     茂  君

    商工労働観光課長
    町民休養ホーム支配人           竹  田  幸  也  君
    老人福祉センター長
    林業研修センター長

    上下水道課長               松  本  博  行  君
    静内終末処理場長

    上下水道課参事              中  村  敬  司  君

    農政課長
    本桐基幹集落センター長          酒  井  哲  也  君
    延出基幹集落センター長

    農政課参事                江  本     要  君

    水産林務課長               田  代  芳  嗣  君
    水産加工センター長

    水産林務課参事              土  井  義  男  君
    会計課長                 長  舩  幸  生  君
    三石総合支所総務企画課長         田  辺  貞  次  君

    三石総合支所町民福祉課長         岩  渕  勇  次  君
    高齢者共同生活施設やまびこ施設長

    地域包括支援センターみついしセンター長
    デイサービスセンターみついしセンター長  羽  沢     進  君
    みついし居宅介護センター長

    三石国民健康保険病院事務長        川  端  克  美  君
    特別養護老人ホーム蓬莱荘所長       村  上     敬  君
    ケアハウスのぞみ施設長          長  船  輝  男  君
    三石総合支所商工観光課長         渡  辺  勝  造  君
    総務課主幹                土  井     忍  君
    総務課主幹                上  田     哲  君
    総務課主幹                藤  沢  克  彦  君
    企画課主幹                石  原  義  弘  君
    企画課主幹                伊  藤  信  夫  君
    バイオ・エコタウン推進室主幹       小 野 寺  大  作  君
    財政課主幹                坂     将  樹  君
    財政課主幹                高  堰  良  子  君
    税務課主幹                中  島  健  治  君
    税務課主幹                山  口  一  二  君
    税務課主幹                大  山  慎  司  君
    税務課主幹                佐  伯  智  也  君
    福祉課主幹                中  村     敏  君
    福祉課主幹                久  保  敏  則  君
    福祉課主幹                米  田  一  治  君
    福祉課主幹                阿  部  尚  弘  君
    静内保育所長               高  橋  和  子  君
    東静内保育所長              永  井  治  恵  君
    山手子育て支援センター長         中  田  寿 美 子  君
    生活環境課主幹              竹  田  三 智 子  君
    生活環境課主幹              浮  田  昌  輝  君
    生活環境課主幹              大 久 保  信  男  君
    生活環境課主幹              田  口     寛  君
    生活環境課主幹              渡  辺  浩  之  君
    健康推進課主幹              寺  越  正  央  君
    健康推進課主幹              角  田  し の ぶ  君
    健康推進課主幹              川  上  康  徳  君
    健康推進課主幹              池  田  由 貴 子  君
    町立静内病院主幹             渡  辺  洋  一  君
    特別養護老人ホーム静寿園主幹       池  田  孝  義  君
    建設課主幹                岩  渕  博  司  君
    建設課主幹                田  中  伸  幸  君
    建設課主幹                池        均  君
    建設課主幹                阪  井  典  行  君
    商工労働観光課主幹            道  鎮  和  宏  君
    商工労働観光課主幹            小  塚  洋  之  君
    商工労働観光課主幹            酒  井     隆  君
    上下水道課主幹              大 角 地     浩  君
    上下水道課主幹              神  垣  博  樹  君
    上下水道課主幹              新  山  光  一  君
    上下水道課主幹              野  垣  尚  久  君
    上下水道課主幹              伊  藤  敬  一  君
    上下水道課主幹              桂  田  達  也  君
    上下水道課主幹              浅  野  義  裕  君
    農政課主幹                若  生  富  夫  君
    農政課主幹                奥  野  幸  男  君
    農政課主幹                森  宗  厚  志  君
    農政課主幹                秋  山  照  幸  君
    農業実験センター長            城  地  哲  也  君
    農業実験センター主幹           岡  田  俊  之  君
    和牛センター長              萩  沢  慶  一  君
    水産林務課主幹              久  保     稔  君
    水産林務課主幹              早  瀬  秀  一  君
    水産林務課主幹              水  谷     貢  君
    三石総合支所総務企画課主幹        木  村  博  成  君
    三石総合支所総務企画課主幹        宝  金     司  君
    三石総合支所町民福祉課主幹        竹  達  勝  利  君
    三石総合支所町民福祉課主幹        米  田  和  哉  君
    三石総合支所町民福祉課主幹        中  村  哲  史  君
    三石総合支所町民福祉課主幹        大  平  響  子  君
    三石国民健康保険病院主幹         木  村     実  君
    三石総合支所商工観光課主幹        佐  伯  義  己  君

 教育委員会委員長より通知のあった議事説明者
    教育長                  河  村  一  夫  君
    教育部長                 塚  尾  英  夫  君
    管理課長                 磯  貝  正  之  君

    管理課参事                石  川  義  輝  君
    学校給食センター長

    社会教育課長               阿  部  晃  二  君
    社会教育課参事              渡  辺  喜 代 治  君
    体育振興課長               土  肥  一  司  君
    三石分室教育課長             山  際  政  則  君
    管理課主幹                野  本  武  俊  君
    社会教育課主幹              森     治  人  君
    社会教育課主幹              藪  中  剛  司  君
    体育振興課主幹              田  畑  善  側  君

    社会教育課主幹              麻  野  和  彦  君
    体育振興課主幹

    体育振興課主幹              田  森  由 美 子  君
    三石分室教育課主幹            片  山  孝  彦  君
    静内・三石図書館長            岩  渕  雅  美  君
    静内図書館副館長             東  川  廣  美  君
    三石図書館副館長             前  川  佳  子  君

 水道事業管理者より通知のあった議事説明者
    経済部長                 佐  藤  保  広  君
    上下水道課長               松  本  博  行  君
    上下水道課参事              中  村  敬  司  君
    上下水道課主幹              大 角 地     浩  君
    上下水道課主幹              神  垣  博  樹  君
    上下水道課主幹              新  山  光  一  君
    上下水道課主幹              野  垣  尚  久  君
    上下水道課主幹              伊  藤  敬  一  君
    上下水道課主幹              桂  田  達  也  君

 農業委員会会長より通知のあった議事説明者
    事務局長                 姥  谷     登  君
    事務局主幹                石  丸  修  司  君

 公平委員会委員長より通知のあった議事説明者
    事務局長                 清  水     全  君
    事務局主幹                菅  沼  太  吉  君

 代表監査委員より通知のあった議事説明者
    事務局長                 清  水     全  君
    事務局主幹                菅  沼  太  吉  君

 選挙管理委員会委員長より通知のあった議事説明者
    事務局長                 本  庄  康  浩  君
    事務局主幹                上  田     哲  君

職務のため出席した事務局職員
    事務局長                 清  水     全  君
    事務局主幹                菅  沼  太  吉  君

開会の宣告

議長(中島 滋君) [ 1 ] 欠席議員の報告をいたします。16番、巻君から一身上の都合により本日の定例会を欠席する届けが提出されておりますので、報告いたします。
 ただいまの出席議員数は25名です。
 定足数に達しておりますので、平成22年第2回新ひだか町議会定例会を開会いたします。

                                                      (午前 9時31分)

開議の宣告

議長(中島 滋君) これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

会議録署名議員の指名

議長(中島 滋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、24番、五十嵐君、25番、進藤君を指名いたします。

会期の決定

議長(中島 滋君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月18日までの10日間とし、3月13日、14日は休会といたしたいと思います。ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、本定例会の会期は本日から3月18日までの10日間とし、3月13、14日は休会とすることに決定いたしました。
 暫時休憩いたします。

                          休憩 午前 9時33分

                          再開 午前 9時55分

議長(中島 滋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

追加日程の議決

議長(中島 滋君) 16番、巻君から議員の辞職願が提出されています。
 お諮りいたします。16番、巻宏君の議員辞職についてを日程に追加し、追加日程第1とし、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、16番、巻宏君の議員辞職についてを日程に追加し、追加日程第1とし、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

16番巻宏君の議員辞職について

議長(中島 滋君) 追加日程第1、16番巻宏君の議員辞職についてを議題といたします。
 議員辞職願を朗読してください。
議会事務局長(清水 全君) [ 2 ]  朗読いたします。

辞職願

  平成22年3月9日  
 
 新ひだか町議会議長 中島 滋様  
                   新ひだか町議会議員 巻  宏  
 
辞職願  
 
 このたび一身上の都合により議員を辞職したいから許可されるよう願い出ます。  

   以上です。
議長(中島 滋君) お諮りいたします。
 16番、巻宏君の議員の辞職を許可することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、16番、巻宏君の議員の辞職を許可することに決定いたしました。

議長あいさつ

議長(中島 滋君) ちょっと私のほうからごあいさつ申し上げますけれども、3月定例会に当たりまして、本定例会は新年度の骨格予算でありますけれども、慎重審議していただきたいということと、私たちの任期も今日が最後、この議会が最後となる意義深い議会であるというふうに思います。町長の運営の方針はございませんけれども、議会として全町民の福祉の増進とか地域産業の振興等の見地から十分な議論が尽くされ、町民の要望の負託に反映するよう努力するようお願いしたいと思います。
 どうぞ議員各位には議会運営の特段なるご協力を賜りますようお願い申し上げまして、開会のあいさつといたします。

行政報告

議長(中島 滋君) 日程第3、行政報告の申し出がありますので、これを許します。
 町長。

                          〔町長 酒井芳秀君登壇〕

町長(酒井芳秀君) [ 3 ]  おはようございます。行政報告を申し上げます。
 初めに、津波警報発令による対応状況についてであります。平成22年2月27日土曜日15時34分ごろに南米チリ中部沿岸で発生した大地震に伴い、28日日曜日午前9時33分に本町沿岸を含む広い範囲に津波警報が発令されたことから、町としても災害対策本部並びに三石地方本部を設置し、その対応に当たったところであります。気象庁が予想する津波の高さなどの情報に基づき、沿岸住民等に避難勧告を発令するとともに避難所を設置し、住民の安全確保に努めたところでございますが、幸いにも被害の発生はなく、安堵したところでございます。災害対策本部の設置、避難勧告の発令など、対応の詳細については記載のとおりであります。
 次のページをおめくりください。次に、災害時における一時避難施設の使用協力に関する協定についてであります。平成22年3月2日付で町内にある次の記載の3ホテルのご協力により、これらのホテルとの間に災害時における一時避難施設の使用協力に関する協定を締結いたしました。この協定により、同日からは津波、洪水等の災害が発生するおそれがある場合、または発生した場合における一時的な避難場所としてこれらのホテルを使用することができるようになりました。
 次に、工事の仮契約についてであります。記載のとおり、工事に係る入札を行い、仮契約を締結いたしました。なお、詳細は別添資料のとおりであります。
 次に、工事に係る入札の執行についてであります。記載のとおり、17件の工事に係る入札を行いました。なお、詳細は別添資料のとおりであります。
 以上で行政報告とさせていただきます。
議長(中島 滋君) 行政報告の質疑については、議案審議後といたします。

委員会審査報告の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(中島 滋君) 日程第4、委員会審査報告を議題といたします。
 さきに付託の請願第1号 地域生活交通への支援に関する請願について、委員長の報告を求めます。
 総務常任委員会委員長、五十嵐君。

                          〔総務常任委員会委員長 五十嵐敏明君登壇〕

総務常任委員会委員長(五十嵐敏明君) [ 4 ]  

請願審査報告書

  平成22年3月9日  
新ひだか町議会議長 中島 滋様  
                            総務常任委員会  
                                 委員長 五十嵐敏明  
請願審査報告書  
 
 本委員会に付託の請願を審査の結果、次のとおり決定したから、会議規則第94条第1項の規定により報告します。  
 
 
 
 受理番号1、受理年月日、平成21年11月16日、件名、地域生活交通への支援に関する請願、請願者の住所及び氏名、新ひだか町三石歌笛1004番地、歌笛地区連合自治会長、笈口行夫ほか33名、紹介議員、平野隆俊様、以下記載のとおり、審査結果、趣旨採択。  
 
 委員会の意見  
 
 請願の趣旨に沿い、次のとおり議会の意志をも尊重しつつ、その実現に努力されたい。  
 
1 三石地区だけでなく、全町的に考えること。  
2 交通弱者の中で、通院者を最優先とすべきこと。  
3 早急に実施に向けて努力されたいこと。  

   以上でございます。
議長(中島 滋君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) これで質疑を終結いたします。
 本件に対し討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これから請願第1号 地域生活交通への支援に関する請願についてを採決いたします。
 お諮りいたします。この請願に対する委員長の報告は、趣旨採択です。この請願は、委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、請願第1号は、委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定いたしました。

諮問第1号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(中島 滋君) 日程第5、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 酒井芳秀君登壇〕

町長(酒井芳秀君) [ 5 ]  ただいま上程されました諮問第1号についてご説明申し上げます。
 諮問第1号は、人権擁護委員候補者の推薦についてでありまして、人権擁護委員候補者に次の方を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。
 人権擁護委員につきましては、同法第6条第1項の規定により法務大臣が委嘱するものでありますが、その候補者は市町村長が推薦することとされており、当該推薦に当たりましては町議会の議決を受けなければならないこととなっております。
 今回は、現人権擁護委員5名のうち2名の方の任期が本年6月30日をもって満了となることから、引き続きこの2名の方を再任候補者として推薦しようとするものであります。
 今回推薦する2名の方々につきましては、いずれも再任となりますが、お一人目が現住所、日高郡新ひだか町静内吉野町2丁目2番25号、氏名、加地明子氏、生年月日、昭和17年11月29日、67歳、職業、無職であります。
 もうお一人の方が現住所、日高郡新ひだか町静内こうせい町1丁目9番28号、氏名は橋陽子氏、生年月日、昭和23年6月20日、61歳、職業、無職であります。
 なお、今回委嘱されますと両氏ともに3期目となり、新たな任期は平成22年7月1日から平成25年6月30日までの3年となります。
 また、お手元の次のページに両氏の略歴を添付しておりますので、ご一覧願いたいと存じます。
 以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(中島 滋君) お諮りいたします。
 本件については、質疑、討論を省略いたしたいと思います。ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、本件は質疑、討論を省略することに決定いたしました。
 これから諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本件については、原案の者を適任とすることにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、諮問第1号は、原案の者を適任とすることに決定いたしました。

報告第1号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(中島 滋君) 日程第6、報告第1号 専決処分の報告についてを議題といたします。損害賠償請求事件の和解及び損害賠償の額の決定についてでございます。
 提案理由の説明を求めます。

                          〔健康推進課長 神垣光隆君登壇〕

健康推進課長(神垣光隆君) [ 6 ]  ただいま上程されました報告第1号についてご説明申し上げます。
 報告第1号は、専決処分の報告についてでございます。地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。
 1枚おめくり願います。専決処分書でございます。処分年月日は、平成22年2月24日、専決処分第1号として専決処分をしたものでございます。
 もう一枚おめくりください。損害賠償請求事件の和解及び損害賠償の額の決定について。
 新ひだか町は、平成22年2月5日に新ひだか町こうせい町1丁目2番30号、南佳織を相手方として発生した下記損害賠償請求事件において、新ひだか町の賠償額11万9,000円で相手方と和解する。
 損害賠償請求事件の概要でございますが、本件につきましては平成22年2月5日午後3時55分ごろ、職員が運転する公用車を北海道静内高等学校敷地内の駐車場に駐車し、降車しようとドアをあけたところ、車内に突風が吹き込み、勢いよく開いたドアが隣にあった相手方車両の運転席側側面に当たり同車を損傷させたものであります。
 なお、本件に係る過失割合につきましては、町側が10、相手側がゼロでございまして、本件の損害賠償額11万9,000円につきましては相手方車両の修理代9万5,000円と代車代2万4,000円でございます。町の公用車につきましても損傷があり、修理代として1万6,947円の修理費用がかかってございます。
 町民の模範とならなければならない職員がこのような不注意による車両損傷事故を起こしたことについて、まことに申しわけなく、深くおわび申し上げます。職員に対しては、再三にわたり交通法規の遵守、安全運転の徹底について周知、注意を喚起してまいりましたが、さらに事故の防止、交通法規等の遵守を徹底してまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。
 以上、報告第1号についてご説明いたしました。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(中島 滋君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 質疑なしと認めます。
 よって、質疑を終結いたします。
 本件に対し討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これから報告第1号 専決処分の報告についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本件は、承認することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、報告第1号は、承認することに決定いたしました。

議案第33号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(中島 滋君) 日程第7、議案第33号 工事請負契約締結について(静内体育館耐震改修工事)を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 田代建設課長。

                          〔建設課長 田代和芳君登壇〕

建設課長(田代和芳君) [ 7 ]  ただいま上程されました議案第33号についてご説明を申し上げます。
 議案第33号は、工事請負契約締結についてでございまして、次のとおり工事の請負契約を締結するものでございます。
 契約の目的は、静内体育館耐震改修でございまして、契約の方法は条件つき一般競争入札となっております。契約金額は9,849万円で、うち消費税及び地方消費税の額は469万円となっております。契約の相手方は、所在地、日高郡新ひだか町静内本町3丁目3番5号、名称は株式会社出口組代表取締役、出口博正でございます。
 詳細につきましては、次のページ、議案第33号参考資料1、契約書(案)をごらんいただきたいと思います。
 次に、工事概要についてでございます。参考資料2をお開き願います。今回の工事場所及び案内配置図でございます。今回の静内体育館の耐震改修の主な工事の概要を何点かご説明をいたします。1点目としまして、1階と2階に鉄筋コンクリート耐震壁の増設を9カ所設置いたします。2点目としましては、柱補強はコンクリート増し打ちが4カ所、炭素繊維巻き補強が5カ所の計9カ所となっております。3点目としましては、屋根の補強については鉄骨による屋根トラス補強を行います。4点目、地震時の変形を抑えるための耐震スリットを1階に4カ所設置をいたします。
 次のページをお開きを願いたいと思います。資料3でございますが、改修後の立面図でございます。上のほうで四角でバッテンをしておりますが、これにつきましては鉄骨によるブレス補強でございます。下のほうのちょうど真ん中辺には耐震壁を設置をしております。
 次のページをお開きを願いたいと思います。これも同じように改修後の北面、それから西面の立面図でございます。上のほうの鉄骨ブレス補強、下のほうに1カ所の耐震壁を設置しております。
 次のページをお開きをお願いいたします。資料5ですけれども、これにつきましては基礎伏せ図の平面図でございます。左側の面の基礎部分の鉄筋コンクリート耐震壁を2カ所増設をいたします。
 次のページをお開きを願います。資料6でございますが、これは1階部分の平面図でございます。左側の太い実線の部分2カ所でございますが、これにつきましても鉄筋コンクリート耐震壁を増設をいたします。右側に4カ所の黒い矢印がございますけれども、これにつきましては耐震時の変形を抑えるということで耐震スリットを設置いたしております。
 次のページをお開きを願います。資料7でございますが、これにつきましては2階部分の平面図でございます。左側に、ちょうど真ん中辺に4カ所で太い実線がございますが、これにつきましては耐震壁の増設が2カ所、それと増し打ちが2カ所の計4カ所となっております。図面の右側には、ちょうど真ん中辺の実線につきましては耐震壁の増設1カ所となっております。図面の左側の上と下に小さく柱補強と書いてございますが、この部分につきましてはコンクリートの柱の補強の増し打ちとなっております。また、図面の中で左側のほうですけれども、炭素繊維巻きシート補強と小さな字で書いてございますが、これの5カ所も柱の補強となっております。
 次のページをお開きを願います。これにつきましては、鉄骨屋根の伏せ図でございまして、印のついている箇所の鉄骨を屋根トラスで補強をするものでございます。
 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
議長(中島 滋君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 進藤君。
25番(進藤 猛君) [ 8 ]  今回のこの耐震工事のことについて、何点かお伺いしたいというふうに思います。
 1点目については、まず入札の関係について、ちょっと私も不勉強なものですから、勉強した部分があります。この入札については、恐らく建設業法に基づいて入札をされたものだというふうに思っていますけれども、その辺のことについてお伺いしたいというふうに思うのですが、建設業法に基づいてということで解釈してよろしいですか。
議長(中島 滋君) 契約管財課長。
契約管財課長(相楽竹夫君) [ 9 ]  質問にお答えいたします。
 そのとおりでございます。
議長(中島 滋君) 進藤君。
25番(進藤 猛君) [ 10 ]  それで、ちょっとお伺いしますけれども、実は私の手元にインターネットで引っ張った出口組さんの資料があります。これは、21年3月31日現在の資料ですので、ちょっと古い形ですけれども、この部分でちょっとご説明願えればありがたいと思うのですが、この中では、資料の中では建築一般として1級技術者が1名、そしてほかの2級についてはいないと、こういう状況の中で資料が載っていますけれども、この事実については現在どうなっているかちょっとお伺いしたいと思うのですが。
議長(中島 滋君) 契約管財課長。
契約管財課長(相楽竹夫君) [ 11 ]  現在1級の建築士が2名、2級はここに記載のとおりで、そのとおりです。ゼロということ。
議長(中島 滋君) 進藤君。
25番(進藤 猛君) [ 12 ]  ちょっと質問3回ということですので、何点かまた今の質問でしたいと思うのですけれども、この1級建築士2名、そして2級はいないと。それから、この資料によると、いわゆる建設業法に基づく5年以内に講習を受けているということが必須条件というふうに私は勉強で覚えているのですけれども、この辺について、それから建設業法に基づくとこういう記載があるのです。いわゆる営業所の専任技術者ですか、それから監理技術者と、これは兼任することはできないということですので、その辺の部分について再度ちょっとお伺いしたいと思うのですが。
議長(中島 滋君) 契約管財課長。
契約管財課長(相楽竹夫君) [ 13 ]  講習は2人とも5年以内に受講しております。もう一点の施工管理技術者と兼任のご質問でございますけれども、1級建築士が2人いることによって、それはクリアされております。
議長(中島 滋君) 説明不十分ですか。
 進藤君。
25番(進藤 猛君) [ 14 ]  私さっき申し上げましたので、21年3月31日、これは1名ということで、その後恐らく会社で契約を結んで正社員として登録されたと思うのですけれども、この後の工事の部分、いわゆるもう一つ出口さん請け負っていますよね。そういう関係でいくと、2名で本当に2つの工事できるのかどうかというのがちょっと私疑問に思ったものですから、その辺の説明もしていただけたらと。ちょっと私も舌足らずだったものですから、お願いしたいと思うのですが。
議長(中島 滋君) 契約管財課長。
契約管財課長(相楽竹夫君) [ 15 ]  建設業法で言う建築の場合、施工管理技術者は4,500万以上の工事で1人、それ以下の今回の高静小学校の体育館の改修工事になると思うのですけれども、それには2級の施工管理技士が4人おられますから、そこのところでクリアできるということでございます。
25番(進藤 猛君) [ 16 ]  さっき2級の方はいないとおっしゃっていませんでしたか。
議長(中島 滋君) 契約管財課長。
契約管財課長(相楽竹夫君) [ 17 ]  建築の1級と建築の2級がございまして、建築の2級はおられない。そのほかに施工管理技士という者が1級、2級ありまして、その2級が4人おられるということです。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) 福嶋君。
14番(福嶋尚人君) [ 18 ]  この体育館は築40年以上たっている体育館だと思うのですけれども、今回課長のご答弁ですと耐震工事が主としてあるということで、私建設常任委員会でも聞いたのですけれども、体育館の耐用年数というのがだんだん近づいている中で、耐震工事をするのは非常に大事ですけれども、耐震改修工事をした後、何年か後に改築工事をすることになるならば、このお金がもったいなくなるわけですから、建設常任委員会では私町長にお伺いしたいということで質問を保留したのですけれども、たしか新ひだか町の改革プランの中には体育館の改築というのは多分出ていたと思うのですけれども、この耐震改修工事だけでは現在の築40年以上の体育館の内部のトイレとかフローリングですか、いろんなところの耐用年数がぎりぎりに近づいて、非常に使いづらいということは前々から問題になっているのですけれども、この点については町長はどのようなお考えで今回の耐震改修工事のみをやられたのかお伺いいたします。
議長(中島 滋君) 教育部長。
教育部長(塚尾英夫君) [ 19 ]  それでは、福嶋議員の質問の関係ですけれども、ご承知のように体育館は43年に建設されております。築42年を経過いたしまして、老朽化が著しい状況がございます。しかしながら、年平均3万以上の競技者が利用しているということと、土日あるいは夜間には各種大会が開催されています。それにあわせて災害時においても避難場所に指定をされてございます。そういう点から、現在建設計画のめどが立たない状況でございますので、今回多額の費用になりますけれども、住民の安全を考慮しまして、今回の工事の発注になったということでご理解を願いたいと思います。
議長(中島 滋君) 福嶋君。
14番(福嶋尚人君) [ 20 ]  ですから、約1億円かける耐震改修工事をするなら、私言っているのは総合的に改築工事をすることで耐震改修工事もセットで、耐震改修工事やって何年か後にやるということは、よく問題なのは国道工事、一回水道工事やって、その後また下水道工事をするというのは非常に税金の使い方が無駄だということで、かなりそういうことがいろいろ指摘されていますから、耐震改修工事に約1億円のお金をかけるのは、改築工事をすることの費用にしたほうが私は税金の効果的な使用にもなるし、町民の皆さんにも喜んでもらえるのでないかと。老朽化して使いづらい体育館を、確かに今部長言ったとおり生命の安全もありますから、それは否定できませんけれども、約1億円もお金かけるならもっと改築工事のほうに考えていかれるのが私はよりベターだと思うのですけれども、町長のお考えを伺いたいと思います。
議長(中島 滋君) 教育長。
教育長(河村一夫君) [ 21 ]  国の方針として昭和57年以前の建物についての耐震性について十分でないということが示されているわけで、そうするとそのことは行政としてその建物の安全性をまず問われることになると。その中で、やはり町民が安心して利用できるような関係をまずつくることが大切だろうということの中で今回このような形で国の制度、補助金等々を受けながら、要するに耐震診断、それから耐震改修を行うということになると思います。ただ、中身の問題等については、今までの過去の中でフローリングの一部改修等々をやりながら競技に支障のない形ではきております。ただ、十分でないことは承知ではありますけれども、それは当面、やはり今の改修工事をした後、その施設の有効利用を図りながらということは、財政もいろんな形がありますけれども、ある程度総合的にこの体育館以外でもいろんな形のものがありますけれども、それを含めた中で検討していくような形になっていくのかなということになります。ただ、これはここだけではなくて、ほかの体育館等々もございますので、そういうことでちょっとご理解をいただければなというところがあります。ただ、今言ったように、国の制度がそういう形の中できているということを受けてということがあります。
議長(中島 滋君) ご理解ください。
 山内君。
6番(山内和雄君) [ 22 ]  この工事の入札条件についてお伺いいたします。
 行政報告の資料を見ましたら予定価格となっていまして、すごく差があるのです、各企業によって。今までは考えられないぐらい、2,000万以上の差があるのですが、1点、これは教えてもらえないかと思うのですが、この工事の設計金額というのは、もう終わったのですが、教えてもらえないものでしょうか。予定価格、それから最低制限価格については資料にありますので、わかりますが、設計金額は幾らなのか教えてもらえませんか。
議長(中島 滋君) 答弁できますか。
 暫時休憩します。

                          休憩 午前10時31分

                          再開 午前10時42分

議長(中島 滋君) 休憩前に引き続き会議を継続いたします。
 総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 23 ]  時間をとらせていただきまして、申しわけございません。
 それで、休憩前の山内議員の今回の工事に関して設計金額は幾らかと、こういうご質問でございますけれども、行政報告の資料でも予定価格、これにつきましては事後公表ということで公表しているところでございますけれども、設計金額につきましては今回工事案件の議決ということもございますし、これは外部に公表するということになりませんので、申し上げることはできないということでご理解をいただきたいと思います。
議長(中島 滋君) 山内君。
6番(山内和雄君) [ 24 ]  わかりました。議決後だったらいいということなので、議決された後、機会がありましたら教えてほしいと思っています。
 それで、実はこれだけ差があって、町長にちょっと聞いたのですが、この落札業者がこれだけ正確に工事を積算できる。そういう技術者が大手の会社から入ったのだと。だから、正確に積算できるのだと、そういう言葉を聞きました。非常にいいことなのですが、ではほかの企業については全然積算、正確に積算できる人がいないのだな、こう解釈します。それで、この事業については、恐らく補助事業等もありまして、恐らく設計金額もそんなに差が、予定価格と差はつけていないと思われるのです。設計金額イコール予定価格に近いのでないかな。ということは、1億超えている業者が半分以上いますから、それで積算ができないのではないかな。そういう企業がこの入札に参加している。逆にそういう企業を指導するのが行政の仕事もあるのかなと思いまして、非常に疑問を持って今回聞きました。そういう解釈で間違っていませんか。1人の設計者がいて正確に積算できた、そういう話を聞いたのですが、そういう影響が一番大きいのでしょうか。もし回答できたら。
議長(中島 滋君) 総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 25 ]  後段の部分はちょっと私から答弁できませんが、前段部分の誤解を招いたら困りますので申し上げたいのは、議決後であれば設計金額を公表できるかと、していただけるという解釈をしているようですけれども、議決後もできないということでご理解いただきたいと思います。
議長(中島 滋君) 山内君、よろしいですか。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(中島 滋君) 理解していないようですけれども、答弁きちっとわかるようにしてやってください。
 総務企画部長。
総務企画部長(木内達夫君) [ 26 ]  後段の部分でございますけれども、これはどの工事入札でもそうだと思いますけれども、設計をしまして、そして設計を閲覧するということになりまして、それに基づいて業者が入札に参加して札を入れると、こういう流れになると思いますが、業者側でどのようにそれを積算するかということについては、町としては全く関知できませんから、そういう意味では山内議員の質問に対してはお答えすることはできませんので、ご理解いただきたいと思います。
議長(中島 滋君) 山内君。
6番(山内和雄君) [ 27 ]  設計金額を公表できないというのは、根拠は何ですか。例えば文書公開条例等についてもできないのですか、すべて終わってから。できないことはないと思うのですが、その根拠をちょっと。
議長(中島 滋君) ちょっと休憩します。

                          休憩 午前10時48分

                          再開 午前10時48分

議長(中島 滋君) 再開します。
 契約管財課参事。
契約管財課参事(榊  要君) [ 28 ]  私のほうからご答弁させていただきます。
 設計金額の公表ということでございますが、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律というものがございまして、その中で公表すべき事項というものがございまして、その中には契約の相手、商号または住所、公共工事の名称等、そして着工の時期及び工事の完成の時期、そして契約金額というふうになってございます。したがいまして、設計金額等は公表しなければならないということになっていませんし、公表しますと今後予定価格等の設定にも影響が……

                          〔何事か言う人あり〕

契約管財課参事(榊  要君) [ 29 ]  そういう影響が出ることも考えられますので、設計金額の公表はしておりません。

                          〔「情報公開条例に基づいているの。公表してはならないよというのがあるんですか」と言う人あり〕

契約管財課参事(榊  要君) [ 30 ]  ならないというものはございませんけれども……

                          〔何事か言う人あり〕

議長(中島 滋君) 自信持って答えてください。
 山内君。
6番(山内和雄君) [ 31 ]  公表できないという理由はないのです。もう一回、議会終わってからでも、今回の工事案件には支障ないと思いますので、ぜひ公開というか、やっぱり照会があれば企業の皆さんもそれを参考にして努力するはずなのです、営業努力を。町長の考えを聞きたくて、20%切っているのか30%切っているのか、ほとんど切っていないのか、それさえもなおわからないのですから、できないはずはないと思いますので、ぜひご検討願いたいと思います。
 以上です。
議長(中島 滋君) 答弁はよろしいですか。

                          〔「答弁はいいです」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) それでは、山口君。
8番(山口勇夫君) [ 32 ]  体育館の建設に至って、この体育館の耐震改修の工事の期間ですね、この間に施設を使う人たちがたくさんいると思うのですけれども、この代替施設とか、そういったものを検討されているのか。また、この施設、全面改修、部分改修を含めて、いつの時期から始めて、工事の竣功は来年の2月28日になっていますけれども、いつごろから始めるのか教えていただきたいと思います。
議長(中島 滋君) 体育振興課長。
体育振興課長(土肥一司君) [ 33 ]  今の質問ですけれども、まず実際の工事始まるのは、3月5日に入札したばかりなものですから、業者もしくは建設課の職員関係者とまだ打ち合わせしていないものですから、実際の工事はおおむね4月以降だということは間違いないのかなということでは聞いているのです。まだその辺は、ちょっとはっきり答えられません。代替施設ということなのですけれども、おおむね4カ月ぐらいは体育館使えないだろうということは聞いていますので、多くの町民にご迷惑かけるのは間違いないと思います。それで、これについてはまだ期間がはっきりしていないものですから、例えばふだん学校開放やっているものですから、その学校の体育館を借りれるものか借りられないものか。30分ぐらいかけて、三石のスポーツセンターも比較的あいているものですから、そういったものも代替で使おうかと、いろいろ考えている今最中なのです。ということで、この辺で答弁お願いしたいと思います。
議長(中島 滋君) 山口君。
8番(山口勇夫君) [ 34 ]  まだ計画段階ということで、日にちがはっきりしましたら広報なり住民周知を徹底していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(中島 滋君) よろしくお願いします。
 川合君。
22番(川合 清君) [ 35 ]  1点だけ聞きたいのですが、高度な技術者というのは、いわゆる登録派遣の対象になるのですよね。それで、全国的に見るとこういう技術者の派遣会社がある。大きな仕事があったら、そこを渡り歩くという技術者がいるというふうにいろんな資料で出されているのですけれども、例えばうちの会社で、こういうものを町が予定していると。例えば施工期間2年度にわたったら2年間派遣をする。その工事が終われば、はい、それで終わりよと、こういう人たちがいるのですが、それは違法でも何でもないのですけれども、そういうことをこれからも想定される。仕事が少なくて、どうしても仕事欲しくなったらそういうことをやるというものはどこかで防ぐ必要があるのだろう。条件つき一般競争入札をしたら、1級建築士が2人いますよ。終わったら1人になりますよ。こういうことでいいのかという疑問を常々持つのです。それで、どこにも防ぎようがないけれども、町長の町政執行姿勢としてはそういうものは好ましくないと。場合によっては、一般競争入札でなくて指名競争入札にするとか、そういうことでは防げることができるというふうにも思うのです。そのあたり、山内議員の質問やほかの議員の質問の中にもそれでいいのかという疑問が根本にあるというふうに思っていますが、そのあたり町長、どうお考えになりますか。
議長(中島 滋君) 副町長。
副町長(富田 泰君) [ 36 ]  その辺は、要するに事業者が常に常雇の状態で体制を整えているところと臨時的にその期間だけ対応できるようにするというところ。常用で抱えているところは、当然そういう経費も、仕事がなくてもいるわけですから、かかるようになるのだろうと思うのです。それで、一般競争入札につきましては、いろいろ条件つきで地域限定だとかという形でやっています。ですから、その条件のあり方について今後ちょっと検討が必要なのではないかと、このように思っております。そういう事業所として体制がきちっと整っているところと仕事を請け負ったときにそういう形で、あるいは請け負おうとしたときに対応するというところでは、やっぱり勤務実態やら会社の経営上もいろいろあると思います。ですから、その辺の条件を今後きちっと整理していかなければならないのではないかと、このように思っております。今すぐにどういうふうにするというふうにはお答えできませんけれども、そういう部分も含めて検討しなければならない、それも早急にというふうに思っております。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 37 ]  お尋ねしたいのは、学校関係における耐震改修工事です。最後にでき上がる予定として23年2月28日、約1年間かけて行われるという形になります。学校という特殊な状況、子供たちがいるという状況の中での工事ですから、非常に難しい部分があるのかなと、こういうふうに考えておりますが、その辺のところどういうふうにお考えになっておられるのかお聞きしたいと思います。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 38 ]  大変失礼いたしました。では、行政報告のところでしっかりとやらせていただきます。
議長(中島 滋君) 質疑ございませんね。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) これで質疑を終結いたします。
 本案に対し討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これから議案第33号 工事請負契約締結についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第33号は、原案のとおり可決されました。

議案第1号から議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(中島 滋君) 日程第8、議案第1号 平成21年度新ひだか町一般会計補正予算(第7号)から議案第9号 平成21年度新ひだか町病院事業会計補正予算(第5号)までの9件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 名須川財政課長。

                          〔財政課長 名須川 一君登壇〕

財政課長(名須川 一君) [ 39 ]  それでは、ただいま上程されました議案第1号から第9号につきましてご説明をいたします。なお、議案第8号及び第9号につきましては、それぞれ担当課長、事務長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
 今回の議案第1号から9号については補正予算でございまして、平成21年度の最終補正予算でございますので、すべての科目にわたり今後の執行見込みを立てまして精査を行い、補正予算を計上しているところでございます。ご理解いただきたいと存じます。なお、事項別明細書の説明に当たりましては、事業の執行整理等に係るものにつきましては説明を省略させていただきますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
 また、本年度の国の第2次補正予算において緑の分権改革推進事業の実施が盛り込まれておりまして、この事業はクリーンエネルギー資源の実証調査などを対象とした国費が100%の事業でございます。市町村単位で提案事業費が5,000万円を上限としてございまして、本町においても木質系バイオのコスト調査及び温水プールの太陽熱利用の実証調査について提案をしているところでございまして、全道から17市町村の提案から現在9市町村に絞られまして、国で今審議されている状況になってございます。そこで、国のほうでは最終的にこの9市町村から3市町村程度に絞り込まれることになってございます。本件については、現状まだ採択、不採択が未確定のため今回の補正予算には計上してございません。このことから、採択になった場合、本定例会の会期中であれば補正予算の追加提案を上程させていただきたいと考えてございますし、議会閉会後に採択された場合については、大変申しわけございませんが、専決処分で繰越明許費も含めて手続をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それでは、議案第1号からご説明を申し上げます。議案第1号は、平成21年度新ひだか町一般会計補正予算(第7号)でございます。
 平成21年度新ひだか町の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億1,521万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ152億9,690万7,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 第2条は、繰越明許費の補正でございまして、繰越明許費の追加は、「第2表 繰越明許費補正」によるものでございます。
 第3条は、地方債の補正でございまして、地方債の変更は、「第3表 地方債補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書からご説明申し上げます。46ページをお開きをいただきたいと思います。3の歳出、1款議会費、1項議会費、1目議会費でございまして、99万1,000円の減額補正でございます。議会運営経費、議会事務局経費の執行整理でございます。説明は省略いたします。
 次のページ、47ページをお開きいただきたいと思います。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額で410万7,000円の減額補正でございまして、ここについても説明欄記載のとおり、総務関係の経費について執行整理をしてございます。説明は省略をさせていただきます。
 49ページをごらんいただきたいと思います。同じく2目で文書広報費でございまして、59万7,000円の減額補正になってございます。広報の作成経費、ホームページの作成管理経費等々、執行整理をしているものでございます。
 3目では、会計管理費で19万7,000円の減額補正でございまして、出納の事務経費に係るものの執行整理をしてございます。
 50ページへまいりまして、4目財産管理費では936万5,000円の減額補正になってございまして、静内庁舎の管理経費、その他公用施設の管理経費等々の執行整理になってございます。
 51ページをお開きいただきたいと思います。5目車両管理費では225万7,000円の減額となってございまして、公用車の一般車両管理経費でございまして、一部公用車の修繕料の追加のほかは執行整理となってございます。
 それから、6目企画費5万6,000円の減額でございまして、それぞれ男女共同参画推進あるいは企画の事務経費の整理でございます。説明は省略いたします。
 53ページをお開きいただきたいと思います。7目電子計算費では104万6,000円の減額補正でございまして、それぞれ情報システム管理経費あるいはLGWANの管理経費と、事務経費の執行整理をしてございます。
 54ページへまいりまして、8目支所費では104万円の減額補正でございまして、ここも総合支所の管理経費、事務費等の整理をしているものでございます。
 55ページをお開きいただきたいと思います。9目公平委員会費では3万1,000円の減額でございます。公平委員会の運営経費の執行整理になってございます。
 10目生活安全推進費では、補正額はゼロでございますが、財源内訳の振りかえがございまして、特定財源に国の地域活力創造交付金がここに充当されるものでございまして、交通安全の関係経費につきまして国の補助対象になるということで29万5,000円が特財追加で、一般財源が29万5,000円の減額となってございます。
 それから、11目地域振興費では1,357万円の減額になってございます。大きく減額でございますけれども、56ページには6番の生活路線維持事業、ここでは624万4,000円の減額でございまして、事業費の確定によりまして今回減額補正するものでございます。さらには、57ページにまいりますけれども、(12)の地域エネルギー調査研究事業、これについても事業の確定によりまして350万6,000円ほどの減額補正となってございます。
 58ページへまいります。12目公害対策費7万6,000円の減額補正で、事務経費の整理でございます。
 2項徴税費、1目税務総務費21万7,000円の減額補正でございまして、人件費の整理になってございます。
 59ページをごらんいただきたいと思います。2目賦課徴収費では1,465万8,000円の減額補正になってございます。賦課徴収事務経費の減額補正でございまして、ここの大きく減額する要因としては、住民税の制度改正に伴うシステム改修事業の委託料がございましたが、ここについては他の事業の抱き合わせ等々もございまして、委託料が大きく減額になってございます。あとの分については執行整理ということになってございます。
 それから、60ページへまいります。3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費では39万5,000円の減額補正でございまして、これらも事務経費あるいは給与費等の整理でございます。説明は省略をいたします。
 61ページをごらんいただきたいと思います。4項選挙費、1目選挙管理委員会費21万7,000円の減額でございまして、委員会の運営経費あるいは人件費等の整理になってございます。
 2目では衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査費274万5,000円の減額補正でございまして、選挙経費の確定によりまして整理をしているものでございます。
 62ページまいりまして、3目農業委員会委員選挙費では223万6,000円の減額補正となってございまして、農業委員会の選挙は無投票になって執行も確定してございます。それらの整理をしているものでございます。
 63ページへまいります。4目三石土地改良区総代総選挙費では26万1,000円の減額補正で、これも確定によりまして整理をしたものでございます。
 5目町長及び町議会議員選挙費、今回新たに追加補正になってございまして、補正額が35万4,000円、事業費の消耗品費で35万4,000円ほど追加計上してございます。4月18日に執行予定の町長、町議選挙における候補者の七つ道具等の購入費用、これが4月の新年度の予算では間に合わない、発注してからちょっと時間がかかることもございまして、今回3月補正でこの部分を追加するものでございます。
 それから、64ページへまいりますが、5項統計調査費、1目統計調査総務費では8,000円の減額でございまして、事務経費の整理でございます。
 2目では統計調査費184万4,000円の減額補正でございまして、各統計調査の事業の確定によりまして整理をしているものでございます。
 65ページをお開きをいただきたいと思います。6項監査委員費、1目監査委員費6万5,000円の減額補正でございまして、それぞれ監査委員の事務経費あるいは委員会の経費等について整理をしているものでございます。
 66ページへまいりまして、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費2,290万円の追加補正になってございます。それぞれの執行整理でございますけれども、(2)、社会福祉協議会運営助成事業155万4,000円の追加になってございまして、社会福祉協議会の補助金については当初人件費について、町職員と通常歩調を合わせるような形になってございましたが、当初前年と同額で予算を計上していたところでございまして、今回最終的にそれらの人件費についても整理をして追加補正となっているものでございます。以下、それぞれの団体については整理をいたしまして、減額補正となっているものでございますし、(10)の国民健康保険特別会計繰出金2,139万7,000円については特別会計のほうで内容を説明をいたします。
 67ページをお開きいただきたいと思います。2目障害者福祉費では1,480万1,000円の減額補正になってございまして、大きくは68ページにもまたがりますけれども、(5)の障害者地域生活支援事業1,058万6,000円の減額となってございます。その中でも19節負担金の中で地域活動支援センター事業補助金、当初2カ所、2事業所が対象になってございましたが、1事業所が道から直接補助を受けるというような状況になってございまして、その部分については1事業所減というような形になっていますので、その分が大きく減額補正になってございます。さらには、(11)、障害者自立支援対策推進事業594万の減額補正となってございまして、事業運営円滑化事業費扶助、扶助費の部分でございますけれども、これらも実績等を勘案し、推計した結果、減額補正となったものでございます。
 69ページへまいります。3目社会福祉施設費では39万円の減額補正になってございまして、それぞれ福祉センター、住民センター等、それぞれの施設の管理経費につきまして執行整理をするものでございます。
 70ページへまいりまして、4目生活館費では138万8,000円の減額補正になってございます。これも生活館の維持運営管理経費について整理をするものでございます。
 一番下段でございますが、6目老人福祉費では528万3,000円の減額補正でございまして、71ページに記載のとおり、それぞれの運営費について整理をしているものでございます。ただ、一番下段でございますけれども、(8)、休養施設等特別会計繰出金492万2,000円の減額補正でございまして、内容については特別会計で説明をさせていただきます。
 72ページをごらんをいただきたいと思います。7目老人措置費でございまして、2,913万円の減額補正となってございます。大きくは、(1)、老人措置事業1,178万1,000円の減額でございまして、これは養護老人ホームの入所者に係る経費でございますけれども、当初10名、待機者も含めて予定をしてございましたが、実際には4名の実績ということで、この部分については人数の減少によって整理をしているものでございます。以下、それぞれの事業等の整理になってございます。73ページをお開きいただきたいと思います。(5)の後期高齢者医療経費等については、医療費の推計あるいは特別会計の繰出金等もございまして、特別会計の繰出金については特別会計のほうで内容の説明をいたします。(6)の介護サービス事業特別会計繰出金1,076万7,000円の追加補正になってございまして、詳細についてはこれも特別会計でご説明を申し上げたいと思います。それから、(7)の日高中部広域連合負担金2,234万9,000円の減額になってございまして、これは介護サービス給付費の決算見込みを立てまして、当初予算よりは減額になるということになってございます。特に施設介護あるいは介護予防サービス給付費が当初よりも減少するという見込みでございまして、それぞれの市町村負担金について今回整理をするものでございます。以下、人件費の整理になってございます。
 74ページをごらんいただきたいと思います。8目老人福祉施設費では218万1,000円の減額補正になってございまして、老人いこいの家、ケアハウス等、次のページにまたがりますけれども、それぞれの施設の管理運営経費について執行整理をするものでございます。それで、75ページの(3)でございますけれども、高齢者共同生活施設運営事業31万7,000円の追加補正になってございますが、これはやまびこの施設でございまして、稼働率が当初よりもアップしてございまして、若干経費等の費用がかかるということになってございます。
 それから、76ページへまいります。9目住宅改良貸付費786万5,000円の減額補正でございまして、(1)のアイヌ住宅改良資金貸付事業、当初1軒の新築の貸し付けを予定してございましたが、最終的には実施ができなかったということで、この部分については整理をさせていただくものでございます。
 10目医療給付費では2,016万9,000円の減額補正になってございまして、説明欄記載のとおり重度心身障害者医療給付、ひとり親家庭等医療給付、次のページの77ページにまたがりますけれども、乳幼児等の医療給付、それぞれ医療費の実績等をもとに推計して整理をしているものでございます。
 77ページへまいります。2項児童福祉費、1目で児童福祉総務費では1万円の減額でございまして、事務経費の整理になってございます。
 78ページをお開きいただきたいと思います。2目児童措置費では911万2,000円の減額補正となってございまして、それぞれ私立認定保育所の経費あるいは児童手当の支給事業等々、それらについては実績等をもとに決算見込みより推計値を出して整理をしているものでございます。79ページ、お開きをいただきたいと思いますが、一番上段になります。(7)の子ども手当支給準備事業468万7,000円の追加補正となってございます。13節委託料でシステム導入業務の委託料でございまして、4月から始まります子ども手当の支給に関するシステム改修が必要になりまして、それらの委託経費を見込んでございます。なお、これらについては全額国庫補助金が対象になってございます。なお、この経費については年度内の執行が見込めませんので、繰越明許費の設定がございます。後ほどご説明をいたしたいと思います。
 それから、79ページの中段でございますが、3目児童福祉施設費では391万5,000円の減額補正でございまして、児童館、町立保育所等の執行整理をしているものでございます。以下、この説明が83ページまで続きますので、説明は省略をさせていただきます。
 83ページをお開きいただきたいと思います。4目児童デイサービスセンター費15万4,000円の減額でございまして、児童養育相談センターの運営経費でございまして、これも執行整理をするものでございます。
 それから、84ページへまいりまして、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費では1,882万9,000円の追加補正となってございます。追加になる部分については、84ページ、説明欄、(5)、病院事業会計負担金1,970万5,000円の追加補正になってございます。基本的には、病院会計については繰り出し基準とルール分の負担金で計上してございますけれども、今回特別交付税の省令改正がございまして、これは病床数、ベッド数で算入されるものでございますけれども、その単価が三石国保病院について単価アップがございまして、その単価差分について今回追加するものになってございます。以下、執行整理になってございます。
 それから、85ページへまいります。2目予防費では1,057万1,000円の減額補正でございまして、予防接種の事業の整理あるいは(2)では新型インフルエンザ対策事業1,012万5,000円の減額でございまして、接種率の低下等によりまして今後の推計値も含めて整理をしているものでございます。
 それから、3目では環境衛生費2,611万7,000円の減額補正になってございます。それぞれ静内葬苑あるいは三石斎場等の施設の運営経費等々の整理になってございます。そこで、87ページをお開きいただきたいと思いますが、この中では(8)、三石地区簡易水道事業特別会計繰出金で2,242万2,000円と大きく減額になってございます。詳細については、特別会計でご説明を申し上げます。
 4目保健活動施設費では153万8,000円の減額補正でございまして、保健福祉センターの運営事業等の整理をしているものでございます。
 88ページへまいりまして、5目保健活動費1,097万9,000円の減額になってございます。これも保健推進事業の事業費の整理をしているものでございまして、大きくは89ページにまたがりますけれども、13委託料914万9,000円の減額になってございます。住民検診業務あるいは妊婦一般健診業務等、当初見込みよりも受診率が下がっておりまして、それらの経費の減額を見込むものでございます。
 それから、2項清掃費、1目清掃総務費では6,597万5,000円の減額補正になってございます。(1)の一般廃棄物収集運搬経費では721万8,000円の減額、ここで大きく落ちる分については消耗品費で663万7,000円の減額になってございまして、ごみ袋の作成経費、当初かなり原料の高騰等も見込んで予算計上してございましたけれども、最終的には作成経費がこれだけ減額されるような形になってございます。それから、90ページへまいりまして、(6)の日高中部衛生施設組合負担金5,846万7,000円の減額と、ここでも大きく減額になってございますが、1つはごみの処理量そのものが前年から対比してもかなり減ってきているという状況がございます。さらには、燃料でありますコークス、この単価も当初かなり高騰するというような予想で85円ほどで単価を見てございましたけれども、最終的には45円程度におさまったということで、このコークスの単価差分で約6,500万ほどございます。さらには、光熱水費等で電気料等の減額等々も含めまして整理をしているものでございます。
 それから、91ページをお開きいただきたいと思います。5款労働費、1項労働諸費、1目労働諸費では21万6,000円の減額補正でございまして、それぞれ労働支援助成事業あるいは人件費の整理をしているものでございます。
 2目では雇用対策費で218万5,000円の減額補正でございまして、ふるさと雇用再生事業あるいは緊急雇用創出事業等々、事業費の確定見込みを含めて整理をしているものでございます。
 続いて、93ページをお開きをいただきたいと思います。6款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費では40万7,000円の減額補正でございまして、農業委員会運営経費あるいは事務局の事務経費等々の整理になってございます。
 それから、2目では農業総務費1万3,000円の追加補正でございまして、人件費の整理になってございます。説明は省略いたします。
 94ページへまいりまして、3目農業振興費では521万3,000円の減額補正でございまして、それぞれ利子補給事業等々、記載の事業費の執行状況によりまして整理をするものでございます。
 95ページをお開きいただきたいと思います。4目農業施設費では1万円の減額になってございまして、各施設の管理運営経費等について整理をしているものでございます。
 96ページへまいります。5目畜産業費では491万8,000円の追加補正になってございます。1つは、(1)、軽種馬振興事業では200万円、負担金、補助でございまして、軽種馬振興対策事業補助金ということでJAしずないに軽種馬振興の補助金として執行するものでございまして、上水氏からの指定寄附金がございまして、その分のうちの200万円をここに充当するものでございます。さらには、(5)、畜産振興団体助成事業、これは300万円の追加補正になってございますが、これも19節負担金、補助及び交付金の中で軽種馬生産振興会事業補助金ということで、静内軽種馬振興会に200万円、桔梗、親和、桜丘軽種馬振興会に100万円ということで、これについても指定寄附がございまして、その寄附金についてこの事業に補助金として出すものになってございます。以下については、それぞれの事業費の精査となってございます。
 それから、97ページをごらんいただきたいと思います。6目畜産施設費では101万6,000円の減額でございまして、それぞれの施設の管理経費等の整理をしているものでございます。(3)の堆肥施設管理経費では23万6,000円ほど増加になってございますが、施設の修繕等々の予定がございまして、それの追加補正になってございます。
 98ページへまいります。7目和牛センター運営費では444万6,000円の減額になってございます。それぞれ繁殖施設あるいは肥育施設の運営経費につきまして整理をしているものでございます。
 8目農地費では46万4,000円の減額補正になってございまして、それぞれの事業費の決算見込み等を立てまして整理をしているものでございます。説明は99ページにまたがってございます。
 さらに、2項林業費、1目林業総務費では6万4,000円の減額補正でございまして、有害鳥獣駆除経費手数料等の整理のほか人件費の整理になってございます。
 100ページへまいります。ここでは2目林業振興費で266万2,000円の減額補正になってございまして、(1)の21世紀北の森づくり推進事業と各事業について事業の執行整理をしているものでございます。
 それから、3目では林野管理費434万2,000円の追加補正になってございまして、(1)の林野維持管理経費で983万1,000円、17節公有財産購入費で986万4,000円の追加補正となってございます。これについては、実は現在土地開発基金で3カ所の土地を所有してございます。土地開発基金自体は公用もしくは公共用に供する土地または公共の利益のために取得する必要がある土地をあらかじめ取得するときは先行取得をすることが目的で、事業の円滑な執行を図るために設けている基金でございまして、この運用方法としては基金が直接土地を購入することができるものになってございます。今回この土地開発基金で取得しております土地3カ所、今農林水産業費でございますけれども、この後商工費あるいは土木費でもう二カ所出てまいりますが、この3カ所とも既にそれぞれの所管で供用が開始されていること、さらには土地開発公社が昨年の10月に解散したことから、今後の土地の先行取得を機動的に行うためにも今回一般会計でこれらの土地を買い取るということにしたいということで補正予算を計上しているものでございまして、ご理解を賜りたいと思います。そこで、今回林野維持管理経費で見ている土地でございますが、土地開発基金で平成18年3月16日に社団法人日本軽種馬協会から購入したものでございます。地番は田原632の4、632の5、632の6の地番でございまして、4,528.3平米の土地がございます。これについては、場所的には旧静内スタリオンステーションがあった土地でございまして、桔梗親和生活館の斜め向かい側の土地になってございます。これらの土地の基金からの購入費の計上になってございます。以下、それぞれの事業の精査をしているものでございます。
 そこで、102ページをお開きいただきたいと思います。4目林道事業費では113万7,000円の減額補正でございまして、これらも事業費の執行整理となってございます。
 3項水産業費、1目水産業総務費では9,000円の減額でございまして、人件費の整理です。説明を省略いたします。
 103ページをごらんいただきたいと思います。2目水産業振興費では70万6,000円の減額補正でございまして、それぞれ記載のとおり事業の整理あるいは研修センターの管理経費等の整理等になってございます。説明は省略いたします。
 104ページへまいります。3目漁港費では11万5,000円の減額補正でございまして、実績により精査をしているものでございます。
 105ページをお開きいただきたいと思います。7款商工費、1項商工費、1目商工総務費では13万5,000円の減額でございまして、人件費の整理になってございます。説明は省略いたします。
 2目商工振興費では227万9,000円の減額補正でございまして、各種事業及び施設管理経費の執行整理をしているものでございます。
 106ページへまいります。3目観光費では45万6,000円の減額補正でございまして、桜まつりの実施事業等々あるいは観光振興事務経費等の執行整理をしているものでございます。
 107ページをごらんいただきたいと思います。4目観光施設費では739万円の追加補正になってございまして、森林公園の管理経費と各施設の運営管理経費については執行整理をしているものでございます。108ページの(7)、その他観光施設管理経費972万3,000円の追加になってございまして、施設の管理経費については執行整理でございますが、17節の公有財産購入費985万4,000円の追加補正になってございます。これも先ほど林務のほうで説明いたしましたけれども、土地開発基金から買い取る費用でございまして、二十間道路の入り口にありますエントランス広場の横の隣接地に平成17年3月16日に土地開発基金が有限会社静内種畜牧場から購入した土地になってございます。地番は、田原554の1番地になってございまして、これらについても既に桜の種を植えて苗木の育成とか、担当課のほうでも供用開始していることもございまして、この部分についての買い取りの費用を見ているものでございます。
 109ページをごらんいただきたいと思います。5目経済対策費1,859万5,000円の減額補正になってございます。(1)、地域活性化・生活対策事業、これは平成20年度、国の2次補正によりまして経済対策であったものの基金を積み立てて21年度に執行している経費でございまして、これらについても一部事業の実績により精査をするものでございます。(3)の地域活性化・経済危機対策事業、これは昨年の6月に補正計上したものでございますけれども、これらについても事業の確定あるいは事務執行見込みを立てまして今回減額補正するものになってございます。さらに、110ページのほうでは(4)、地域活性化・公共投資等事業3,111万2,000円の追加補正ということになってございます。これについては、基本的には各事業の整理でございますけれども、111ページをごらんいただきたいと思いますが、25節積立金で3,967万2,000円の追加補正ということになってございます。この事業については、基本的に各種公共事業等の費用に充てるものでございますけれども、国のほうからこの事業につきまして、当初申請をして交付決定した額について、例えば入札で執行減になったもの等についても国のほうが当初決定した額で各市町村にその事業費に充てるように新たな事業も含めて検討してほしいということでございまして、21年度についてはもう既に事業執行がほぼ完了しているものがございますので、国のほうでは22年度の事業費に充てることも可能というようなことがございまして、今回これらの交付金の確定額というか交付決定額から実際にかかった実績額等を勘案しまして、それらの差額分をこの基金でございますけれども、地域活性化・公共投資臨時交付金基金積立金ということで3,967万2,000円ほど基金に積み立てをいたしまして、22年度の事業に充当するというようなことで措置をしようとするものでございます。なお、この基金につきましては、後ほど上程されます議案第20号で新たな基金条例の制定がございます。内容については、そのときに再度ご説明申し上げたいと思います。以上が経済対策費の内容でございます。
 ここで112ページをお開きをいただきたいと思います。8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費12万2,000円の減額補正でございまして、事務経費、人件費の整理になってございます。
 2項では道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費では1,887万6,000円の追加補正になってございます。次のページ、113ページをお開きをいただきたいと思います。説明欄(2)でございますが、道路用地購入事業1,887万6,000円の追加補正ということになってございまして、これも土地開発基金で所有する土地を今回一般会計で買い取るという中身でございます。所在地は、静内本町4丁目61の5、62の2、木場町1丁目26の5、26の7、26の6、27の1、27の2というふうで、ちょっと分筆で多岐にわたりますが、現況木場町1丁目1号線の道路認定をされている土地でございまして、それについてもう既に供用開始されているということもございまして、今回買い取りを予定するものでございます。池内ベニヤから平成17年2月8日に基金が買い取ったものになってございます。なお、ここの買い取る費用については1,940万3,000円ほどでございまして、この補正額については既定予算の用地購入費の整理も入ってございます。
 それで、次の項目にまいりますが、2目道路橋りょう維持費では848万3,000円の追加補正になってございます。町道の補修、防犯灯の維持管理経費については執行整理になってございますが、(3)の除雪対策経費1,020万6,000円の追加補正になってございまして、消耗品の30万円の追加、さらには委託料で990万6,000円の追加になってございます。当初見込みよりもかなり本年度積雪というか降雪が多くて、除雪に係る経費等が多額にかかっている状況にございます。3月までの執行見込みを立てまして今回追加補正するものでございます。
 114ページへまいります。3目道路新設改良費では1,582万9,000円の減額補正でございまして、それぞれ道路事業の執行確定あるいは執行見込みを立てまして整理をするものでございます。
 それから、116ページをごらんいただきたいと思います。3項河川費、1目河川総務費では5万1,000円の追加でございまして、樋門、樋管管理経費でございまして、道のほうの財源が委託料としてまた入ってまいりますので、その分を追加補正するものでございます。
 2目では河川改良費35万円の減額になってございます。これについては、執行整理になってございます。
 それから、3目排水機場管理経費では64万円の減額補正でございまして、古川排水機場、東静内排水機場の管理経費の執行整理になってございます。117ページをごらんいただきたいと思います。
 4項都市計画費の1目都市計画総務費では883万6,000円の減額補正でございまして、説明欄118ページにまたがりますけれども、都市計画審議会運営経費の整理、あるいは(2)では下水道事業特別会計繰出金876万6,000円の減額補正でございます。詳細については、特別会計で説明を申し上げます。
 それから、2目では公園費164万6,000円の減額補正でございまして、公園管理経費等について執行整理するものでございます。
 119ページをごらんいただきたいと思います。5項住宅費、1目住宅管理費では913万8,000円の減額補正でございまして、これについてもそれぞれの事業の確定等により執行整理をするものでございます。
 120ページをごらんいただきたいと思います。2目住宅建設費では4,057万5,000円の減額補正でございまして、公営住宅の改善事業等、事業の確定見込み等によりましてこれらも事業の整理をしているものでございます。
 121ページをごらんいただきたいと思います。9款消防費、1項消防費、1目消防費1,446万6,000円の減額でございまして、(1)、日高中部消防組合負担金の減額になってございます。これも組合のほうのすべての執行整理になってございまして、主に燃料費等の減額が起きないようにとなってございます。
 2目では災害対策費5万7,000円の減額補正でございまして、これらも各経費の執行整理をするものでございます。説明は省略いたします。
 123ページをごらんいただきたいと思います。10款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費25万8,000円の減額補正でございまして、教育委員会の運営経費の整理になってございます。
 2目では事務局費370万9,000円の減額補正でございまして、これについても各費目の執行整理をするものでございます。
 125ページをお開きいただきたいと思います。3目教育指導費では22万2,000円の減額補正でございまして、これも実績等により整理をするものでございます。
 2項小学校費、1目学校管理費では1,769万4,000円の減額補正でございまして、小学校のスクールバスあるいは小学校の管理経費等の整理でございます。大きくは燃料費の減が大きく削減要因となってございます。
 それから、128ページをお開きいただきたいと思います。2目教育振興費では64万7,000円の減額補正でございまして、これらについても各事業の執行整理になってございます。なお、(3)の教育用備品等整備経費30万円追加になってございます。これは、備品購入費の追加でございまして、30万円の指定寄附がございまして、ここで寄附金30万円を充当して備品整備を図るものでございます。
 3項中学校費、次のページへまたがりまして129ページをごらんいただきたいと思いますが、中学校費の1目学校管理経費では737万3,000円の減額補正となってございます。ここでも中学校のスクールバスあるいは学校管理の経費の整理になってございます。スクールバス等については整理もございますけれども、修繕料が一部老朽化に伴ってかかるもので160万程度修繕料の追加がございます。学校管理経費については、執行整理になってございます。大きくは燃料費の減額が主な要因になっております。
 それから、130ページへまいりまして、2目教育振興費では164万3,000円の減額補正ということになってございまして、これも各事業の整理等をしているものでございます。説明は省略をいたします。
 次のページへまいりますが、131ページ、4項幼稚園費、1目幼稚園費では5,000円の減額でございまして、私立幼稚園運営助成事業で事業の確定によりまして今回整理するものでございます。
 132ページをお開きいただきたいと思います。5項社会教育費、1目社会教育総務費では120万4,000円の減額補正でございまして、各社会教育の事業の実績あるいは見込み等により整理をしているものでございます。説明が134ページにまたがりますが、内容の説明は省略いたします。
 134ページをごらんいただきたいと思います。2目公民館費では169万3,000円の減額補正でございまして、これらについても公民館事業あるいは公民館の施設管理経費の整理になってございます。
 135ページをお開きいただきたいと思います。3目文化財保護費では30万2,000円の減額でございまして、郷土館の管理経費あるいはアイヌ民俗資料館等の施設の管理経費の執行整理になってございます。
 136ページへまいりまして、4目女性センター・みらい費でございますが、8万6,000円の追加補正になってございます。これらについては、一部清掃委託料等々の追加がございまして、追加補正になってございます。あとの部分については、それぞれの事業費の整理になってございます。
 それから、137ページをお開きいただきたいと思います。5目青少年健全育成費では19万円の減額補正でございまして、指導巡視の活動経費あるいは青少年健全育成の事務経費、これらの整理をしているものでございます。
 6目図書館費では26万2,000円の減額でございまして、図書館の運営経費あるいは事務経費の整理になってございます。説明は省略をさせていただきます。
 139ページをお開きいただきたいと思います。6項保健体育費、1目保健体育総務費では70万円の減額でございまして、各種保健体育の事業等の整理をしているものでございまして、説明は省略をさせていただきます。
 140ページにまいります。2目体育施設費では541万7,000円の減額補正でございまして、これらも各施設の運営経費の執行整理をするものでございます。説明が142ページにまたがりますが、それぞれの施設の管理経費の整理になってございます。
 それから、142ページへまいりまして、7項学校給食費、1目学校給食費では417万2,000円の減額補正ということになってございまして、143ページに説明がございますが、大きくは(2)の給食センター管理経費、センターの管理運営経費につきまして執行整理をするものでございます。さらに、(3)の学校給食調理経費では61万2,000円、11節需用費の賄い材料費でございまして、これについては調定等と連動するものでございますけれども、追加補正の要因としては20年度からの繰り越し分が一部ございまして、それらの分を今回追加補正するものでございます。以下、人件費の整理になってございます。
 145ページをお開きいただきたいと思います。11款災害復旧費、1項土木施設災害復旧費、1目河川災害復旧費では46万3,000円の減額補正でございまして、事業の確定によりまして事業費の整理をしてございます。
 2目道路災害復旧費、補正額はゼロでございますが、財源の振りかえがございまして、特定財源100万円追加、これは単独事業債を借りる予定でございまして、それの対象経費が最終的に増加したということで、起債の対象額が増えて一般財源が100万円ほど落ちるような形になってございます。
 2項農林水産業施設災害復旧費の1目林業施設災害復旧費では256万3,000円の減額でございまして、これも事業の確定によりまして整理をするものでございます。
 146ページをごらんいただきたいと思います。3項その他公共施設災害復旧費、1目観光施設災害復旧費3,000円の減額、2目では公園施設災害復旧費116万円の減額ということで、これもそれぞれの事業の確定によりまして今回整理をするものになってございます。
 147ページをお開きいただきたいと思います。12款公債費、1項公債費、1目元金1,646万3,000円の減額補正になってございます。(1)、償還元金でございまして、3年間の政府資金の繰上償還が21年度で終了いたしますが、当初見込んでおりました旧簡保資金、この許可の枠が最終的に減額されまして、1,612万5,000円ほど繰上償還の許可額が減額したことに伴いまして、この償還元金については減額補正になってございます。あとウタリ住宅の資金の繰上償還も1件ほどございまして、それらの整理をするものでございます。
 それから、2目利子では237万5,000円の減額でございまして、償還利子でございますが、これは20年度の借り入れ利率等の差がございまして、それらの整理をするものでございます。
 148ページへまいりまして、13款諸支出金、1項基金費、1目基金費では1億6,439万1,000円の追加補正になってございます。(1)、各種基金積立金1億6,616万8,000円の追加補正になってございまして、財政調整基金積立金では今回の補正による収支調整分、さらには土地開発公社の解散による清算分、それから土地売払収入、貸付牛等の売払収入等、あるいは一般寄附金等含めて1億1,526万8,000円を追加補正するものでございます。さらに、減債基金積立金では5,000万円の追加になってございまして、それについては公債費負担適正化計画に基づいて5,000万円を積み立てるものでございます。以下特定目的基金の部分については、預金利子あるいは寄附金等に基づきまして積立金の整理をするものでございます。(2)、各種基金繰出金では177万7,000円の減額補正でございまして、この繰出金でございますけれども、繰りかえ運用を図っています3つの基金、土地開発基金、漁業振興基金、まちづくり基金、これらの償還分について繰出金という形で執行するものでございまして、これも当初の見込みの利率の変動によりまして今回整理するものでございます。
 以上で歳出の説明を終わります。149から150ページには給与費明細書の添付がございます。ごらんをいただき、説明は省略をさせていただきます。
議長(中島 滋君) 財政課長、休憩したいのですけれども、よろしいですか。
 暫時休憩いたします。

                          休憩 午前11時49分

                          再開 午後 1時01分

議長(中島 滋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 財政課長。

                          〔財政課長 名須川 一君登壇〕

財政課長(名須川 一君) [ 40 ]  それでは、午前中に引き続きまして一般会計補正予算の歳入から説明を続けさせていただきます。
 ページが10ページからになります。一般会計の10ページになります。2の歳入でございまして、1款町税、1項町民税、ここから12ページの6項都市計画税につきましては、課税状況や現在までの収入状況によりまして決算見込みを立て、推計して予算を計上しているところでございます。1目個人町民税では1,724万6,000円の減額でございまして、景気の低迷等によりまして調定等が落ち込んでございます。それらの整理をしてございます。
 さらに、2目法人町民税では4,138万4,000円の減額補正でございまして、これも同じく景気の後退等によりまして法人税割等の調定額が予算よりもかなり減少しているということで整理をしているものでございます。
 その下段、2項固定資産税、1目固定資産税では1,218万7,000円の減額でございまして、収納率が当初の収納率より若干落ち込むというようなことを見込みまして減額の補正となってございます。
 以下12ページまで、それぞれの税目ごとに決算見込みを立てて整理をしているものでございます。説明を省略させていただきます。
 13ページをお開きいただきたいと思います。2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税、1目地方揮発油譲与税から、これから16ページの9款地方特例交付金、これにつきましては国や道からの譲与税あるいは交付金として受けるものでございまして、現在の決定額あるいは今後の収納状況等を推計し、予算計上しているものでございます。説明を省略させていただきます。
 16ページをごらんいただきたいと思います。歳入の16ページでございますが、9款までお話ししたような形で整理をさせていただいていまして、下段の10款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税では1億5,400万円の追加計上となってございます。普通交付税についてはもう既に決定をしておりますが、特別交付税についてはまだ3月交付分が未定となってございます。決算見込みや推計をしまして追加するものでございまして、当初20年度の特別交付税も不確定というようなこともございまして、かなり合併の加算分の減額等々もかたく見込んでございましたが、今回決算見込みを立てるとこのぐらい増額ができるという見込みで増加の補正を加えるものでございます。
 17ページをごらんいただきたいと思います。11款交通安全対策特別交付金、1項1目交通安全対策特別交付金10万円の追加補正になってございまして、これも決算見込みを立てまして推計をしているものでございます。
 さらに、12款分担金及び負担金から22ページまで使用料及び手数料等にまたがりますが、これらについては各費目ごとの利用実績あるいは利用者の見込み等、決算見込みを立てまして予算を整理しているところでございます。個々の説明は省略をさせていただきます。
 23ページをお開きいただきたいと思います。23ページからは、14款国庫支出金でございまして、国庫支出金については1項国庫負担金から27ページにまたがります3項委託金までになりますけれども、それぞれの事業の執行状況によりまして決算見込みを立てて予算を計上しているところでございます。説明は省略をさせていただきます。
 27ページをお開きいただきたいと思います。27ページの中段でございますが、15款道支出金、ここについても32ページまで道負担金、道補助金、道委託金等の計上でございまして、それぞれ国庫支出金同様事業の執行状況によりまして決算見込みを立てまして予算を計上して整理しているものでございます。説明は省略をいたします。
 32ページをお開きいただきたいと思います。32ページの中段でございますが、16款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入46万2,000円の減額補正でございまして、建物賃貸料等決算見込みを立てて整理をさせていただいてございます。
 2目では利子及び配当金15万6,000円の減額補正でございまして、それぞれ基金から生ずる利子等につきまして見込みを立てて整理をしているものでございます。説明は次のページにまたがってございます。
 33ページをごらんいただきたいと思いますが、同じく3目返還金では53万円ということで、北海道土地改良事業団体連合会出資金の返還金、出資金を原資とする融資制度の廃止によりまして今回返還されるものでございます。53万を追加補正するものでございます。
 2項財産売払収入、1目不動産売払収入では1,995万8,000円の追加補正になってございまして、立木の売り払いあるいは土地の売り払いの収入を見込んでいるものでございます。
 34ページへまいります。2目物品売払収入では説明欄のとおり指定ごみ袋の売払収入、以下貸付牛売払収入等で決算見込みを立てて整理をさせていただくものでございまして、トータルで46万8,000円の追加補正となってございます。
 さらに、3目では動産売払収入3,111万1,000円の追加補正でございまして、10月27日に解散をいたしました新ひだか町土地開発公社の清算金となってございます。この部分については、出資金が1,000万、それから運用益等が含まってございまして、すべて財政調整基金に積み立てるように歳出では見込んでございます。
 下段にまいりますが、17款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金、一般寄附金で12月以降の補正後の寄附金の整理をしてございまして、309万9,000円の追加補正になってございます。
 2目では指定寄附金でございまして、これも12月補正以降追加部分での整理でございまして、トータルで718万4,000円の追加補正となってございます。35ページのほうに説明がございますが、先ほど農業費のほうでも一部助成金等々に充当してございますけれども、一番下のほうに農業費寄附金500万円、指定寄附がございまして、これは歳出に充当しているものでございます。
 それから、18款繰入金、1項繰入金、1目基金繰入金、補正額が2億3,001万3,000円の減額補正ということになってございまして、基金からの繰入金でございます。財政調整基金からの繰り入れ、予算で見ていた2億2,709万9,000円、全額繰り入れを戻すような形で措置をしてございます。減債基金の繰り入れについては52万6,000円の減額でございまして、繰上償還等の整理の部分で端数の整理をしているものでございます。充当残ということで整理をしてございます。以下、奨学基金については実績に基づきまして繰入額を精査しているものでございます。さらに、地域産業活性化推進基金の繰入金、これは利息分の整理でございまして、21年度でこの基金の廃止がなるものですから、これらについては今回繰り入れをするということで整理するものでございます。
 それから、2目特別会計繰入金では62万3,000円の減額ということで、当初見ておりました国民健康保険特別会計繰入金、地方税滞納整理機構等の負担分についての部分で、この部分についても実績で整理をするものでございます。
 36ページへまいります。20款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料、1目で延滞金17万8,000円の減額になってございます。説明は省略いたします。
 2項町預金利子、1目町預金利子では100万円の減額でございまして、町の預金利子の計上でございまして、実際の利子の実績に基づきまして整理をしてございます。
 3項貸付金元利収入、1目貸付金元利収入158万7,000円の追加補正になってございまして、説明欄のとおりアイヌ住宅改良資金貸付金元利収入175万6,000円、一部繰上償還等もございまして、それらの収入を受けるものでございます。
 それから、37ページへまいります。4項では受託事業収入でございまして、次ページにまたがりますが、他町や北海道からの受託事業に係る収入でございます。事業の執行状況によりまして決算見込みを立て整理をしてございます。説明は省略をいたします。
 次ページへまいりまして、中段でございますが、5項雑入、項ベースで251万6,000円の補正額ということになってございまして、38ページから41ページにわたりそれぞれ雑入の収入費目の整理をしてございます。説明は省略をさせていただきます。
 42ページをごらんいただきたいと思います。21款町債、1項町債でございますが、事業の執行状況によって起債等の整理をしてございます。項ベースでの補正額が1億2,170万円の減額という形になってございます。以下、44ページまで町債等の整理になってございます。
 45ページをお開きいただきたいと思います。22款ゴルフ場利用税交付金、1項ゴルフ場利用税交付金、1目ゴルフ場利用税交付金200万円の追加補正でございまして、当初三石のゴルフ場が閉鎖されまして予算計上してございませんでしたが、昨年の5月からひだかの森ゴルフ場が新たにオープンしたことに伴いまして、これらの収入が見込めるということで今回追加補正するものでございます。
 以上で歳入の説明を終わります。
 7ページへお戻りをいただきたいと思います。7ページの上段でございますが、第2表、繰越明許費補正、追加でございまして、今回4つの事業について繰越明許費を追加設定するものでございます。3款民生費、2項児童福祉費、子ども手当支給準備事業ということで、子ども手当の支給準備に係るシステム改修等の費用につきまして年度内事業完了ができないということで、全額繰り越しする予定になってございます。金額が468万7,000円の繰越額になってございます。さらに、8款土木費、2項道路橋りょう費、事業名が地方交付金道路整備事業、金額が2,065万7,000円でございまして、本町本桐線の移転補償費に伴う費用につきまして、年度内に移転が完了しないという箇所がございまして、それらについて繰り越しを予定するものでございます。さらには、道道平取静内線交付金(交安)工事用地取得業務受託事業43万2,000円でございまして、これらも一部補償、補てん費の部分で年度内執行が見込めない部分がございまして、その部分について翌年度に繰り越すものでございます。9款消防費、1項消防費、全国瞬時警報システム整備事業、これは12月補正で計上していて、10割国の補助の事業でございますけれども、この事業についても年度内執行ができないということで910万全額翌年度に繰り越しを予定するものでございます。
 その下段にまいりますが、第3表、地方債補正の変更でございます。起債の目的欄、記載のとおり19件のそれぞれの起債につきまして、総額で補正前13億1,880万円から1億2,170万円を減額し、補正後合計でございますが、11億9,710万円にしようとするものでございます。補正前の利率3.0%以内、ただし書き以下は文言記載のとおりでございますけれども、これも補正後変わりございません。利率は3.0%以内、ただし書き以下文言記載のとおりでございます。
 以上で一般会計補正予算(第7号)の説明を終わります。
 続きまして、議案第2号の説明に入りたいと思いますので、別冊のほうの議案第2号をごらんいただきたいと思います。議案第2号は、平成21年度新ひだか町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)でございます。
 平成21年度新ひだか町の国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,987万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億5,097万8,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書により説明を申し上げますので、10ページをお開きをいただきたいと思います。国保会計の10ページになります。3の歳出でございますが、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費52万4,000円の減額でございます。各事務経費の執行整理等でございまして、説明は省略させていただきます。
 11ページをお開きいただきたいと思います。3項運営協議会費、1目運営協議会費6万円の減額でございまして、国民健康保険運営協議会の経費の整理でございます。
 その下段でございますが、2款保険給付費、1項療養諸費でございまして、この2款保険給付費につきましては14ページまでまたがりますけれども、それぞれの医療費等の実績あるいは今後の決算見込み等を整理いたしまして数字を精査してございます。総体的には、項ベースで申し上げますと、療養給付費の中では2,609万8,000円の減額ということになってございまして、療養費等については総体的には減額になる見込みとなってございます。
 それでは、13ページをお開きいただきたいと思います。2項高額療養費でございます。1目一般被保険者高額療養費では607万円の減額、2目退職被保険者等高額療養費では421万4,000円の減額でございまして、それぞれ執行見込みを立てまして整理をしているものでございます。
 14ページへまいりまして、4項出産育児諸費、1目出産育児一時金211万円の減額補正になってございます。これも実績あるいは見込み等をもとに整理をしてございます。
 5項では葬祭諸費、1目葬祭費5万円の減額でございまして、これも決算見込みを立てまして整理をしてございます。
 3款後期高齢者支援金等、それから次のページの6款までは各種の拠出金等でございまして、それぞれ確定通知があるものは確定通知額、それからそういうものがないものについては決算見込み等により整理をさせていただいてございます。説明は省略いたします。
 16ページをごらんいただきたいと思います。16ページの一番下段、7款でございますが、7款保健事業費、1項特定健康診査等事業費、補正額で686万5,000円の減額になってございます。17ページに説明がございますが、国保対象者の特定健診に係る費用の見込みでございまして、受診者数の減によりまして今回整理をしているものでございます。
 17ページの中段でございますが、2項保健事業費、1目保健衛生普及費76万8,000円の減額でございまして、それぞれの事業あるいは事務経費の執行整理をしているものでございます。
 18ページをごらんいただきたいと思います。8款病床転換支援金等、1項病床転換支援金等、1目病床転換支援金では1,000円の減額でございまして、これも実績等に基づきまして整理をしたものでございます。
 9款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目では一般被保険者保険税還付金59万4,000円の減額補正、さらに3目では償還金2,485万6,000円の追加補正となってございます。上段のほう、一般被保険者の過年度分の還付金等の整理でございますし、下段のほうにつきましては平成20年度の国保の療養給付費等負担金、交付金の確定によりまして国への精算還付金等が生じることから、それらの費用を見込んでいるものでございます。
 それから、19ページをお開きいただきたいと思います。ここでは、一番上段でございますが、1項償還金及び還付加算金の5目高額療養費特別支給金、補正額はゼロでございますけれども、財源振りかえ等がございまして、特財で30万円減、一般財源で30万円増ということになってございます。
 それから、11款繰上充用金、1項繰上充用金、1目繰上充用金358万6,000円の減額補正でございまして、決算額の確定により今回これらの整理をするものでございます。
 さらに、12款老人保健拠出金、1目と2目それぞれございますけれども、これらについては補正額はございませんが、財源の充当の振りかえをしているものでございます。
 なお、20ページから21ページには給与費明細書を添付してございます。ごらんをいただき、説明は省略いたします。
 歳入の説明に入りますので、6ページへお戻りをいただきたいと思います。国保会計の6ページ、2の歳入でございますが、3款国庫支出金、1項国庫負担金等でございまして、国庫支出金から次ページにまたがります4款道支出金につきましては、歳出の保険給付費の決定額あるいは決算見込みの額により推計をして予算計上しているものでございます。説明は省略をさせていただきます。
 7ページをお開きいただきたいと思います。7ページの中段でございますが、5款療養給付費の中の1項療養給付費交付金、1目療養給付費交付金9,840万9,000円の減額補正でございまして、退職被保険者に係る医療費等に係るもので、それらの減額が見込まれることから今回その負担分の減額も整理するものでございます。
 6款前期高齢者交付金、1項前期高齢者交付金、1目前期高齢者交付金では9,527万4,000円の追加ということでございまして、これは65歳から74歳までの前期高齢者の加入率等によりまして、全国との比較によって交付されるものでございます。これも決算見込みで推計いたしまして、今回整理しているものでございます。
 8ページへまいりまして、7款共同事業交付金、1項共同事業交付金、1目高額医療費共同事業交付金1,219万2,000円の追加となってございます。これらも決算見込みを立てまして推計し、整理をしているものでございます。
 それから、下段のほうにまいりますが、8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金では2,139万7,000円の追加ということになってございまして、国保会計の繰り出し、繰り入れについては、繰り出しのルールに基づきまして積算をしてございます。そこで、今回追加になるのは基盤安定の繰り入れ、これは保険税の軽減分等の増額、さらには財政安定化支援事業の繰り入れ、後期高齢者支援金に充当されるもの、これらの整理をして予算計上しているものでございます。
 それから、9ページへまいりまして、9款諸収入、4項雑入、5項雑入94万9,000円でございまして、それぞれ記載のとおり各負担金等の整理をしているものでございます。
 以上で国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の説明を終わらせていただきます。
 続いて、議案第3号にまいります。ピンク色の相紙の次が議案第3号になります。議案第3号は、平成21年度新ひだか町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)でございます。
 平成21年度新ひだか町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ35万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,920万8,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書からご説明申し上げます。7ページをお開きをいただきたいと思います。高齢者の7ページになります。3の歳出でございまして、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では14万3,000円の追加補正となってございます。これらについては、(2)の円滑運営臨時特例交付金事業ということで道の広域連合のほうから財源をいただいてこの事業を実施してございまして、今回まだ追加交付されるということで、最終的には広報掲載負担金等を追加いたしまして、整理するものでございます。
 それから、2項徴収費、1目徴収費では1万8,000円の追加補正でございまして、これについても徴収の口振の手数料が当初見込みよりも増加することで1万8,000円ほど追加をしているものでございます。
 8ページをごらんいただきたいと思います。2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金、1目後期高齢者医療広域連合納付金でございまして、40万3,000円の追加補正となってございます。北海道の後期高齢者医療広域連合への納付金でございまして、事務費の負担分と保険料の負担分等を納付するものでございます。今回広域連合のほうの決算見込みの整理によりまして事務費負担金については69万7,000円ほどの減額、さらに保険料については歳入とも連動いたしますが、保険料等の増加等が見込まれまして、110万ほどの増額となってございます。
 それから、下段でございますが、3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金では21万2,000円の減額でございまして、決算見込みを立てまして推計し、予算整理しているものでございます。
 それでは、歳入の説明にまいりますので、5ページへお戻りをいただきたいと思います。2の歳入でございまして、1款後期高齢者医療保険料でございまして、1目が特別徴収保険料、2目が普通徴収保険料でございます。これは、本人の希望によって普通徴収等にも移行が可能でございまして、当初見込みよりも保険料総体では88万3,000円ほど追加になりますが、特徴が減って普徴が増えるということで整理をしてございます。
 それから、2款使用料及び手数料、1項手数料、1目督促手数料5,000円の追加でございまして、執行整理をしてございます。説明を省略いたします。
 6ページへまいります。6ページについては、3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金で67万9,000円の減額補正でございまして、一般会計から事務費の繰入金、これは広域連合に負担するものでございますが、今回減額となることから一般会計繰入金で67万9,000円を減額するものでございます。
 6款広域連合支出金、1項広域連合交付金、1目高齢者医療制度円滑運営臨時特例交付金でございまして、先ほど歳出の一般管理費で申し上げたように、この交付金が14万3,000円ほど増額になることから、それらの経費に充てるために歳入で見込んでいるものでございます。
 以上で後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の説明を終わらせていただきます。
 続いて、議案第4号にまいります。議案第4号は、オレンジ色の相紙の次になります。議案第4号は、平成21年度新ひだか町休養施設等特別会計補正予算(第3号)でございます。
 平成21年度新ひだか町の休養施設等特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ493万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,067万4,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書から説明申し上げます。6ページをお開きをいただきたいと思います。3の歳出でございまして、1款老人福祉センター費、1項老人福祉センター費、1目老人福祉センター運営費でございます。老人福祉センターの運営経費につきまして、執行整理を立てまして全体を整理しているものでございます。493万8,000円の減額となってございます。主に燃料費の減、さらに修繕料はボイラーの配管、ポンプ等の修繕が見込まれまして追加補正を加えているものでございます。
 続いて、歳入の説明へまいります。5ページへお戻りをいただきたいと思います。2の歳入でございまして、2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金492万2,000円の減額補正でございまして、一般会計繰入金で収支の調整を図るものでございます。
 さらに、4款諸収入、1項雑入、1目雑入では1万6,000円の減額でございまして、記載のとおり遊具等の使用料ほか雑入の整理をしているものでございます。
 以上で休養施設等特別会計補正予算(第3号)の説明を終わらせていただきます。
 続いて、議案第5号にまいります。青色の相紙の次のページになります。議案第5号は、平成21年度新ひだか町三石地区簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。
 平成21年度新ひだか町の三石地区簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,386万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,880万4,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 第2条は、地方債の補正でございまして、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書からご説明いたします。8ページをお開きをいただきたいと思います。3の歳出、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1,364万9,000円の減額補正となってございます。(1)の一般管理経費では委託料で1,400万円の減額補正でございまして、当初企業会計の移行業務の委託料を見込んでございましたが、最終的に種々検討した結果、現段階ではまだ企業会計に移行しないほうがメリットがあるというような結果に基づきまして、今回この委託料については全額減額する予定になってございます。なお、22年度以降につきまして上水道会計とのシステム統合については検討して進めていきたいというような行政評価の結果がございまして、今回この移行事業については一たん取りやめるということで減額補正としてございます。
 9ページをお開きいただきたいと思います。2款簡易水道事業費、1項管理費、1目施設管理費172万9,000円の減額でございまして、簡易水道施設の管理経費等につきまして執行整理をするものでございます。
 2目建設改良費では827万4,000円の減額補正となってございます。これらも事業費の確定あるいは見込み等を立てまして執行整理をするものでございます。
 10ページへまいりまして、3款公債費、1項公債費、2目利子でございます。21万6,000円の減額でございまして、償還利子の整理をしてございます。20年度の借り入れの利率の確定により整理をしたものでございます。
 なお、11ページから12ページにわたりまして給与費明細書の添付がございます。ごらんをいただき、説明は省略をいたします。
 続いて、歳入の説明に入りますので、6ページへお戻りをいただきたいと思います。2の歳入でございますが、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目簡易水道事業負担金189万1,000円の減額補正でございまして、それぞれ説明欄の記載のとおり、実績等によりまして数値の整理をしているものでございます。
 2款使用料及び手数料、1項使用料、1目水道使用料では208万1,000円の追加でございまして、水道使用料については決算見込み立てまして増収が見込まれるということで追加補正をするものでございます。
 さらに、2項手数料、1目で水道手数料では8万9,000円の追加補正でございまして、これも実績等により整理をしているものでございます。
 続いて、7ページをお開きいただきたいと思います。3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金では2,242万2,000円の減額補正でございまして、一般会計繰入金で収支の調整を図るものでございます。
 5款諸収入、1項雑入、1目雑入では127万5,000円の追加でございまして、水道管の切断補償、他の工事等によりまして切断された部分の補償金として計上しているものでございます。
 6款町債、1項町債、1目簡易水道事業債では300万円の減額補正でございまして、事業費の確定により起債の整理をしたものでございます。
 恐れ入りますが、3ページへお戻りをいただきたいと思います。第2表、地方債補正の変更でございまして、起債の目的は水道施設整備事業債、補正前の限度額が3,000万円、合計欄も同じく3,000万円でございますが、補正後300万円減額いたしまして、限度額を2,700万円にしようとするものでございます。なお、利率については3.0%以内、ただし書き以降文言は記載のとおり補正前と変更はございません。
 以上で三石地区簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の説明を終わります。
 次に、議案第6号の説明にまいりますので、黄緑色の相紙の次のページになります。議案第6号は、平成21年度新ひだか町下水道事業特別会計補正予算(第4号)でございます。
 平成21年度新ひだか町の下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,034万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億4,229万4,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 第2条は、地方債の補正でございまして、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書からご説明を申し上げます。9ページをお開きをいただきたいと思います。3の歳出でございまして、1款下水道費、1項下水道費、1目一般管理費では36万4,000円の減額補正となってございまして、それぞれの管理経費等の執行整理をしているものでございます。説明は省略をさせていただきます。
 10ページへまいりまして、2目では施設管理費で223万8,000円の減額補正でございまして、静内終末処理場あるいは三石浄化センターの管理経費につきまして、決算見込みを立てて執行の整理をしているものでございます。
 続いて、11ページをお開きいただきたいと思います。3目で下水道建設費では1,521万6,000円の減額補正でございまして、公共下水道整備事業で1,374万9,000円、特定環境保全公共下水道整備事業では146万7,000円の減額ということで、それぞれの事業費の決算見込み等を立てまして事業費の整理をしているものでございます。説明は省略をさせていただきます。
 13ページをお開きいただきたいと思います。2款公債費、1項公債費、1目元金では1万4,000円の追加補正ということになってございます。これについては、償還元金でございまして、借換債の元金の部分で一部端数の整理の影響がございまして、今回1万4,000円の追加となってございます。
 さらに、2目利子では254万1,000円の減額補正でございまして、これについては20年度の借り入れ利率等が予算との差がございまして、それらの整理をするものでございます。
 なお、14ページから15ページに給与費明細書の添付がございます。ごらんをいただき、説明は省略をさせていただきます。
 続いて、歳入の説明に入りますので、6ページをお開きいただきたいと思います。2の歳入でございまして、1款分担金及び負担金、1項分担金、1目下水道分担金では169万1,000円の追加補正でございます。排水区域外の分担金、さらには受益者分担金、それぞれ実績等によりまして見込みを立て整理をしたものでございます。
 さらに、2項負担金、1目下水道負担金では30万円の減額でございまして、これも決算見込みにより整理をしたものでございます。
 さらに、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料については266万4,000円の追加ということで、特定環境保全下水道の使用料が増加が見込めるということで、今回整理して上げているものでございます。
 さらに、7ページへまいります。同じく2項手数料で、1目下水道手数料では36万5,000円の追加でございまして、これは実績等により見込みを立てて整理をしているものでございます。
 3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道費国庫補助金では595万円の減額になってございまして、事業費の確定により国庫補助金の整理をしているものでございます。
 4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金では876万6,000円の減額補正でございまして、一般会計繰入金で収支の調整を図ってございます。
 8ページをごらんいただきたいと思います。6款諸収入、1項雑入、1目雑入では194万9,000円の減額補正になってございまして、公共下水道施設使用負担金、これについては新冠町あるいは中部衛生施設組合からの負担金でございまして、それぞれ決算見込みを立てて整理をし、今回減額補正となってございます。
 7款町債、1項町債、1目下水道債では810万円の減額補正でございまして、事業費の確定により起債の整理をしてございます。
 それでは、恐れ入りますが、3ページへお戻りをいただきたいと思います。3ページでございますが、第2表、地方債補正の変更でございます。起債の目的、公共下水道事業債、補正前5,040万円を補正後4,370万円に、特定環境保全公共下水道事業債は1億2,820万円を補正後1億2,680万円に、合計ベースで10億9,030万円から810万円を減額いたしまして、トータルベースでは10億8,220万円の限度額にしようとするものでございます。なお、利率の3,0%以内の変更はございませんし、ただし書き以降文言も補正前と同様の文言になってございます。説明は省略いたします。
 以上で下水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明を終わります。
 続いて、議案第7号にまいります。黄色の相紙の次のページになります。議案第7号でございますが、平成21年度新ひだか町介護サービス事業特別会計補正予算(第5号)でございます。
 平成21年度新ひだか町の介護サービス事業特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ848万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億4,634万9,000円にしようとするものでございます。
 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
 それでは、歳出の事項別明細書から説明申し上げます。11ページをお開きをいただきたいと思います。介サの11ページになりますが、3の歳出でございまして、1款特別養護老人ホーム費、1項特別養護老人ホーム費、1目静寿園運営費でございまして、1,953万2,000円の追加補正となってございます。執行整理でございますけれども、この中で特に(1)の施設管理経費では2,478万2,000円の追加ということになってございまして、それぞれの費目では基本的には決算見込みによる整理をしてございますが、一番下段に25積立金、基金積立金で2,543万4,000円の追加補正としてございます。特別養護老人ホーム整備運営基金へ積み立てるべく予算措置しているものでございますけれども、静寿園の新しい施設の開設後、これらの収支調整分について決算ベースで今まで整理をしていたものが今回からこれについては3月補正予算で一たん整理をし、積立金に一たん積み立てるというような整理にしたいということで、今回これらの積立金を見るものでございます。なお、居住経費の軽減措置が平成21年度で終了するというようなこともございまして、一般会計からの繰り入れ等の整理もここでできるようなことになるものですから、21年度で一たんこういう整理をさせていただきたいということで、今回この部分について追加補正を見るものでございます。(2)の入所者生活経費については、それぞれ決算見込みにより整理したものになってございます。
 それから、13ページへまいります。2目蓬莱荘運営費では1,956万8,000円の減額補正になってございまして、これも執行整理でございますが、特に大きい減額については(1)、施設管理経費の15工事請負費、蓬莱荘の外壁の改修工事でございまして、国の経済対策によりまして今回蓬莱荘の外壁工事を予定してございましたが、それらの執行残によりまして今回整理をするものでございます。(2)の入所者生活経費についても決算見込みを立てて整理をさせていただいているものでございます。
 続いて、15ページをお開きいただきたいと思います。2款老人保健施設費、1項老人保健施設費、1目老人保健施設費では835万2,000円の減額補正となってございます。これについても老健まきばの運営経費等について決算見込みを立てて整理をするものでございます。特に大きく減額する部分については燃料費あるいは医薬材料費等の費用につきまして整理をさせていただいてございます。
 それから、16ページへまいります。3款居宅介護サービス費、1項居宅介護サービス費、1目静内居宅介護サービス事業費では6万2,000円の減額でございまして、居宅介護に係る経費の整理をしてございます。
 同じく2目三石居宅介護サービス事業費では73万4,000円の減額となってございまして、サービス経費の整理あるいは人件費の整理をしているものでございます。
 17ページへまいりまして、4款訪問介護サービス費、1項訪問介護サービス費、1目訪問看護サービス事業費では15万8,000円の減額でございまして、これらもサービス経費につきまして決算見込みを立て整理をしているものでございます。
 18ページへまいりまして、5款通所介護サービス費、1項通所介護サービス費、1目通所介護サービス事業費では86万円の追加補正となってございます。ここの部分では、通所介護の部分につきましては賃金等の振りかえ等もありますけれども、大きくは19ページの上段のほうに記載がございます22節補償、補填及び賠償金で179万円の追加計上になってございます。これにつきましては、デイサービスセンター休止に伴う損失補てんということで、新型インフルエンザの関係から特養施設が入所制限をしまして、デイサービスセンターのなごみが11日間休止をするというような形になってございまして、10月7日から19日までの11日間が休止というような形になっています。それらに係る社協への損失補てん分をここで予算計上するものでございます。以下、人件費の整理となってございます。
 以上で歳出の説明を終わります。
 なお、20ページから21ページには給与費明細書の添付がございます。ごらんをいただき、説明は省略いたします。
 続いて、歳入の説明に入りますので、5ページへお戻りをいただきたいと思います。2の歳入でございまして、1款サービス収入、1項介護給付費収入から次の7ページの2項自己負担金収入等がございますけれども、これらについては各サービスの提供実績等によりまして推計し、決算見込みを立てて計上しているところでございます。説明は省略をさせていただきます。
 自己負担金が7ページまでまいりまして、8ページをお開きいただきたいと思います。3款寄附金、1項寄附金、1目寄附金では48万7,000円の追加でございまして、12月に一たん整理をしてございますが、その後の追加等につきまして今回整理をさせていただいてございます。内容については、説明欄のとおりになってございます。
 それから、4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金では9万6,000円の補正ということで、一般会計繰入金で収支の調整を図るものでございます。
 9ページへまいりまして、6款諸収入、1項雑入、1目特別養護老人ホーム費雑入では、それぞれ決算見込みを立てまして、静寿園、蓬莱荘の雑入の部分の整理でございます。237万2,000円の減額となってございます。
 さらに老健あるいは居宅介護サービス費、次のページにまたがりますけれども、訪問看護、通所介護サービス費の雑入等の整理になってございます。10ページにまたがっての説明になってございます。
 以上で介護サービス事業特別会計補正予算(第4号)の説明を終わります。
 この後、議案第8号及び議案第9号につきましては、担当課長及び事務長からご説明申し上げます。
 私の説明は以上で終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
議長(中島 滋君) 次に、議案第8号の説明を松本上下水道課長。

                          〔上下水道課長 松本博行君登壇〕

上下水道課長(松本博行君) [ 41 ]  議案第8号 平成21年度新ひだか町水道事業会計補正予算(第4号)について説明いたします。
 第1条は、総則であり、平成21年度新ひだか町水道事業会計の補正予算は、次に定めるところによる。
 第2条は、業務予定量の補正でございまして、平成21年度新ひだか町水道事業会計予算第2条に定めた業務予定量を次のとおり補正する。
 上水道事業、給水戸数を10戸増加補正し、9,230戸、年間給水量を1,180立米増加補正し、183万9,080立米、1日平均給水量を9立米増額補正し、5,039立米とするものでございます。
 第3条は、収益的収入及び支出の補正であり、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
 収入については、第1款上水道事業収益28万7,000円増額補正し、4億3,390万円。第1項営業収益50万5,000円減額補正し、4億834万5,000円とする。第2項営業外収益79万2,000円増額補正し、2,555万5,000円とするものでございます。
 支出につきましては、第1款上水道事業費用924万円減額補正し、4億988万3,000円。第1項営業費用は1,065万9,000円減額補正し、3億3,812万6,000円。第2項営業外費用は141万9,000円増額補正し、7,075万7,000円とするものでございます。
 第4条は、資本的収入及び支出の補正であり、予算第4条本文括弧書きを改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億4,165万5,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額633万6,000円、減債積立金1,090万円、建設改良積立金506万円及び過年度分損益勘定留保資金2億1,935万4,000円で補てんするものとする。
 収入については、第1款上水道事業資本的収入は1,213万8,000円減額補正し、1億1,182万円。第2項負担金につきましては203万1,000円減額補正し、81万9,000円。第3項繰入金は1,036万7,000円減額補正し、5,493万1,000円。第4項補助金は107万円増額補正し、2,607万円。第5項補償費は81万円減額補正し、ゼロ円とするものでございます。
 次のページをお開きください。支出につきましては、第1款上水道事業資本的支出1,515万9,000円減額補正し、3億5,347万円、建設改良費1,510万9,000円減額補正し、1億4,228万9,000円とするものでございます。
 第5条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費の補正であり、予算第7条に定めた経費の金額を次のとおり補正するものでございます。職員給与費を10万4,000円減額補正し、7,092万4,000円とするものでございます。
 それでは、収入支出明細書にて説明いたしますので、5ページをお開きください。収益的収入及び支出明細書でありまして、収入については上水道事業収益は28万7,000円増額補正し、4億3,390万円とし、1項営業収益は50万5,000円減額補正し、4億834万5,000円。
 2項営業外収益は、79万2,000円増額補正し、2,555万5,000円とするものでございます。
 支出につきましては、1款上水道事業費用924万円減額補正し、4億988万3,000円。1項営業費用につきましては、1,065万9,000円減額補正し、3億3,812万6,000円。1目原水及び浄水費は、6万3,000円減額補正し、910万8,000円。
 2目配水及び給水費につきましては、416万円減額補正し、9,587万7,000円とするものでございます。
 次のページをお開きください。3目総係費につきましては、243万3,000円減額補正し、7,005万9,000円とするものでございます。
 4目減価償却費につきましては、126万円減額補正し、1億5,752万5,000円。
 5目資産減耗費につきましては、274万3,000円減額補正し、555万8,000円。
 2項営業外費用につきましては、141万9,000円増額補正し、7,075万7,000円。1目支払利息及び企業債取扱諸費につきましては、8万9,000円減額補正し、5,368万円。
 2目雑収入につきましては、58万5,000円増額補正し、559万6,000円。
 3目消費税及び地方消費税につきましては、92万3,000円増額補正し、1,148万1,000円とするものでございます。
 次のページをお開きください。資本的収入及び支出明細書でありますが、収入については1款上水道事業資本的収入につきましては、1,213万8,000円減額補正し、1億1,182万円。2項負担金につきましては、203万1,000円減額補正し、81万9,000円とし、3項繰入金につきましては1,036万7,000円減額補正し、5,493万1,000円とし、4項補助金につきましては107万円増額補正し、2,607万円。5項補償金につきましては、81万減額補正し、ゼロとするものでございます。
 支出につきましては、1款上水道事業資本的支出につきましては1,515万9,000円減額し、3億5,347万円。1項建設改良費、1目配水施設改良費につきましては、それぞれ1,515万9,000円減額し、1億4,228万9,000円とするものでございます。
 10ページ以降につきましては、平成21年度新ひだか町水道事業会計資金計画書、給与費明細書、平成21年度新ひだか町水道事業損益計算書、平成21年度新ひだか町水道事業予定貸借対照表にありますけれども、説明を省かさせていただきます。
 これにて説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
議長(中島 滋君) 次に、議案第9号の説明をお願いいたします。
 富沢静内病院事務長。

                          〔町立静内病院事務長 富沢宏己君登壇〕

町立静内病院事務長(富沢宏己君) [ 42 ]  議案第9号 平成21年度新ひだか町病院事業会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。
 今回の補正につきましては、予算執行計画に基づき、不用額あるいは不足額の整理を行ったものでございます。
 平成21年度新ひだか町病院事業会計の補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
 第1条は、業務予定量の補正で、平成21年度新ひだか町病院事業会計予算第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正する。第2号の年間取り扱い延べ患者数の入院を711人減し、2万6,641人に、第3号の1日平均患者数の入院を1.9人減し、73.0人にしようとするものであります。
 第2条は、収益的収入及び支出の補正で、収益的収入及び支出明細書でご説明いたしますので、4ページをお開きください。収入でございますが、1款病院事業収益、1項静内医業収益、1目入院収益で2,499万6,000円の減でございます。
 3目その他医業収益で305万1,000円の追加で、内訳は室料差額収益で43万7,000円の追加、保健予防活動収益で61万4,000円の減、その他医業収益で322万8,000円の追加になりました。
 2項三石医業収益、2目外来収益で409万8,000円の追加。
 3目その他医業収益で80万円の減額で、保健予防活動収益の減でございます。
 3項静内医業外収益、1目受取利息で13万4,000円の減。
 2目他会計補助金で141万4,000円の減で、繰り出し基準の病院事業共済組合経費が普通交付税に組み込まれたための減でございます。
 5ページにいきまして、3目その他医業外収益で202万9,000円の減でございます。
 4項三石医業外収益、1目受取利息で10万円の減。
 2目他会計補助金で2,027万9,000円の追加で、不採算地区病院の運営に関する経費による特別交付税の増によるものです。
 5項静内介護給付費収益、1目居宅介護サービス費収益で10万1,000円の減でございます。
 7項静内特別利益、1目過年度損益修正益で137万3,000円の減でございます。
 6ページをお開きください。支出でございます。1款病院事業費用、1項静内医業費用、1目給与費は148万7,000円の減、職員の異動等に係るものであります。説明は省略させていただきます。
 2目材料費で1,544万円の減、それぞれ薬品費で554万6,000円、診療材料費で989万4,000円の減となっております。
 7ページにいきまして、3目経費で1,889万7,000円の減で、説明は省略をさせていただきます。
 4目減価償却費で24万3,000円の減。
 5目資産減耗費で12万2,000円の追加でございます。
 8ページをお開きください。2項三石医業費用、1目給与費で93万6,000円の追加でございますが、説明は省略させていただきます。
 2目材料費で2,301万5,000円の追加で、薬品費、診療材料費、給食材料費、その他材料費でそれぞれ追加となってございます。
 9ページにいきまして、3目経費で75万3,000円の減でございますが、説明は省略させていただきます。
 4目減価償却費で13万8,000円の追加。
 5目資産減耗費で14万1,000円の追加でございます。
 3項静内医業外費用、3目雑損失で257万2,000円の減でございます。
 5項静内特別損失、1目過年度損益修正損で1,152万1,000円の追加で入院収益の積算に誤りがあったための追加でございます。
 恐れ入ります。11ページ前にお戻りいただきたいと思います。第2条をごらんいただきたいと思います。第2条は、収益的収入及び支出の補正で、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。収入の第1款病院事業収益で351万9,000円を減し、18億6,395万7,000円に、第1項静内医業収益で2,194万5,000円減し、12億1,129万円に、第2項三石医業収益で329万8,000円追加し、3億5,687万4,000円に、第3項静内医業外収益で357万7,000円減し、1億8,830万7,000円に、第4項三石医業外収益で2,017万9,000円追加し、1億514万4,000円に、第5項静内介護給付費収益で10万1,000円減し、31万9,000円に、第7項静内特別利益で137万3,000円減し、162万7,000円に、支出の第1款病院事業費用で351万9,000円減し、18億6,395万7,000円に、第1項静内医業費用で3,594万5,000円減し、13億3,333万5,000円に、第2項三石医業費用で2,347万7,000円追加し、4億6,070万2,000円に、第3項静内医業外費用で257万2,000円減し、5,368万7,000円に、第5項静内特別損失で1,152万1,000円追加し、1,452万1,000円にしようとするものです。
 次のページをお開きください。第3条は、資本的収入及び支出の補正でございまして、資本的支出明細書でご説明いたしますので、10ページをお開きください。支出の第1款資本的支出、1項静内建設改良費、1目資産購入費で16万7,000円減し、2項三石建設改良費、2目建設改良費で72万円の減でございます。
 恐れ入ります。11ページお戻りいただきまして、第3条をごらんいただきたいと思います。第3条は、資本的収入及び支出の補正でございまして、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。資本的収入が資本的支出額に対し不足する額5,618万7,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものとする。支出の第1款資本的支出で88万7,000円減し、1億2,932万円に、第1項静内建設改良費で16万7,000円減し、2,180万3,000円に、第2項三石建設改良費で72万円減し、3,856万4,000円にしようとするものであります。
 第4条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございまして、予算第7条に定めた経費の金額を次のように改める。第1号職員給与費で55万1,000円減し、8億7,425万5,000円にしようとするものであります。
 第5条は、他会計からの補助金の補正でございまして、予算第8条中3億580万5,000円を3億2,467万円に改める。
 第6条は、棚卸資産購入限度額の補正でございまして、予算第9条中に定めた棚卸資産購入限度額を次のように改める。棚卸資産購入限度額で831万6,000円追加し、5億9,333万8,000円にしようとするものであります。
 なお、1、2ページは平成21年度新ひだか町病院事業会計予算実施計画の収益的収入及び支出、3ページにつきましては資本的支出、11ページは平成21年度新ひだか町病院事業会計資金計画、12、13ページは平成21年度新ひだか町病院事業予定貸借対照表、14、15ページにつきましては給与費明細書でございますが、説明は省略させていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(中島 滋君) 暫時休憩いたします。

                          休憩 午後 2時10分

                          再開 午後 2時29分

議長(中島 滋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これから質疑を行います。
 まず、議案第1号 平成21年度新ひだか町一般会計補正予算(第7号)の歳出からページごとに行いますので、よろしくお願いいたします。46ページ、よろしいですか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 次、47ページ、48ページ。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 49、50ページ。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 51、52ページ。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 53、54。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 55、56。
 川合君。
22番(川合 清君) [ 43 ]  56ページの生活路線維持事業624万4,000円の減ということですが、これは確定によってこういう補正予算になったという説明ですけれども、原因はどういうことなのですか。利用客が増えたとか路線を1つ減らしたとか便数を減らしたとか、こういうことでの減なのですか。
議長(中島 滋君) 企画課長。
企画課長(曽我啓二君) [ 44 ]  そういうことではなく、キロ当たり単価とかが決まっていまして、前年度燃料高騰で燃費だとか高かったときの当初の申請でありまして、それが昨年下がったりして普通に戻ってきていまして、それでキロ当たり単価が下がったりしたものですから、実績でこのように600万ほど下がったということです。
議長(中島 滋君) よろしいですか。55、56、ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 57、58。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 59、60。
 山内君。
6番(山内和雄君) [ 45 ]  59ページの賦課徴収費で地方税滞納整理機構負担金、△74万とあるのですが、歳入の40ページで事務費負担金で300万入っているのですけれども、その関係どういうことなのか。
議長(中島 滋君) 税務課長。
税務課長(斉藤滋一君) [ 46 ]  滞納整理機構のシステムとしては、私どものほうから職員を今1名派遣してございます。その職員が行っておりまして、職員の給与費も含めて負担金として整理機構に出しておりまして、1年終わりますと、今度逆に給与、実際は町から出ておりますので、その職員の給与分が戻ってくるという格好になっているのです。精算されてくるという形で歳入に入ってくるというシステムになっておりますので、その金額の話でございます。
議長(中島 滋君) そのほかございませんね。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 61、62。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 63、64。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 65、66。
 山内君。
6番(山内和雄君) [ 47 ]  これは、説明なかったのですが、66ページに社会福祉協議会の負担金で155万4,000円、これはデイサービスの休んだ分だと思うのですが、これはあくまでも補償費……違うの。違ったら、質問取り消します。済みません。
議長(中島 滋君) 財政課長。
財政課長(名須川 一君) [ 48 ]  ここで説明したと思うのですけれども、人件費が7.5人分ですか、当初見ているのですけれども、町職員と同様の負担をさせるということなのですが、21年度当初、その辺が町の職員の確定をしなかったものですから、20年度と同額で実は人件費の整理をしています。今回補正で最終的に21年度の人件費相当分について整理をさせていただいているのがこの追加分であります。山内議員がおっしゃっている補償については、介護サービス特別会計のほうで計上させていただいておりますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(中島 滋君) よろしいですか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 次、67、68。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 69、70。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 71、72。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 73、74。
 川合君。
22番(川合 清君) [ 49 ]  広域連合の負担金が2,200万減って、説明では介護サービス事業費が減だという、こういう説明だったのですが、これはどういうことですか。利用者が少なくて町の負担が減った、こういうことになるのですか。
議長(中島 滋君) 健康推進課長。
健康推進課長(神垣光隆君) [ 50 ]  広域連合の負担金につきましては、各種介護サービスの負担分が各町から負担をしていただいていますけれども、特に施設介護サービス費の給付費の部分が減ってございまして、その減額した分でございます。
議長(中島 滋君) 川合君。
22番(川合 清君) [ 51 ]  施設介護費が減るということは、例えば特養なんていうのは常時満杯でしょう。それは、減らしようがないというふうになるし、グループホームその他で既に予定の定員よりもあきがもう出ているという、そういうことになるのですか。
議長(中島 滋君) 健康推進課長。
健康推進課長(神垣光隆君) [ 52 ]  21年から第4期計画が始まっていまして、第4期計画の整備部分の介護サービス費を全部計算して保険料を計算していますので、その部分から割合出した金額が21年度のサービス費ということになりますけれども、その部分が若干減ってきているという形になります。
議長(中島 滋君) 川合君。
22番(川合 清君) [ 53 ]  4期の整備計画でここまで施設介護の定員が増える計画だというふうにして、その部分が出ていくだろうと、町が負担しなければならないだろうと思って予算組んだと。ところが、あきが出てきたのか施設整備が追いつかないで町の給付費が減ったのか、そのあたりはどういうふうになるのですか。
議長(中島 滋君) 健康推進課長。
健康推進課長(神垣光隆君) [ 54 ]  私どもで把握している部分では、施設についてはあきはない状況だと思っています。ですから、施設整備の部分で若干おくれている部分があったので、減額というか、下がっているのでないかというふうに思っています。新冠町で東川小学校ありましたけれども、あの部分の整備計画を立てていましたので、その分計画に入っていましたので、それに若干おくれていますので、今年度か来年度になると思いますけれども、施設整備については。その部分を含んで計算していますので、そこで施設介護サービス費の部分が減ったというふうに認識しております。
議長(中島 滋君) ご理解できましたか。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(中島 滋君) そのほかございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 75、76。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 77、78。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 79、80。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 81、82。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 83、84。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 85、86。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 87、88。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 89、90

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 91、92。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 93、94。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 95、96。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 97、98。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 99、100。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 101、102。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 103、104。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 105、106。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 107、108。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 109、110。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 111、112。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 113、114。
 富永君。
2番(富永 信君) [ 55 ]  113ページの街路灯防犯灯管理経費の中の15の工事請負費の中で減額とか何かではなくて、防犯灯新設工事と街路灯移設工事の実績ちょっとわかったら教えてください。金額、何灯やったとか、そういうことです。
議長(中島 滋君) 岩渕君。
建設課主幹(岩渕博司君) [ 56 ]  ただいまのご質問にお答えいたします。
 新設の防犯灯につきましては、自治会要望などを取り入れて静内地区で10灯の新設でございます。このたび三石地区では要望がなかったので、静内地区で10灯でございます。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) よろしいですか。

                          〔「街路灯」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 街路灯も。
建設課主幹(岩渕博司君) [ 57 ]  街路灯の移設工事ということですね。こちらのほう、済みません、今手元にちょっと数字ございませんので、申しわけございません。
議長(中島 滋君) それでは、後で答えるということ。
 そのほかございませんね。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 115、116。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 117、118。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 119、120。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 121、122。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 123、124。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 125、126。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 127、128。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 129、130。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 131、132。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 133、134。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 135、136。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 137、138。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 139、140。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 141、142。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 143、144。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 145、146。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 147、148。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 次に、歳入のほうにいきますので、10ページをお願いします。10ページないですか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 11、12。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 13、14。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 15、16。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 17、18。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 19、20。
 川合君。
22番(川合 清君) [ 58 ]  公営住宅等使用料が2,331万1,000円減額補正なのですが、この少し詳しい中身教えてください。
議長(中島 滋君) 建設課長。
建設課長(田代和芳君) [ 59 ]  公営住宅の使用料につきましては、2,331万1,000円ということで、かなりの金額が削減になっております。これにつきましては、当初の金額からいくと7.5%の減となっております。そして、この理由としましては、今回厳しいこういう状況の中で収納率の見直しをしてございます。そして、詳しく話ししますと、現年で96.16%でございます。それが今回94%ということで、2.14%の減となっております。そして、過年度滞納分でございますが、当初の見込みが34、これが20%ということで、14%の減となっております。そして、この2つの影響額でいきますと約1,210万円となりまして、当初の予算の約52%に当たります。
 それと、2点目としまして、公営住宅の退去に関係するのですけれども、この辺は一概にはちょっと言えないかもわかりませんが、新規入居者を募集します。そして、近年の傾向でございますが、所得のある世帯の人が退去すると。そして、新規の方が入られるのですけれども、収入の低い方が入ってこられるという、これは傾向なのですけれども、この影響が月大体50万程度あります。ですから、年間で約600万ということで、当初の予算の26%を占めております。
 最後でございますが、毎年10月に新年度の予算を作成をしますが、最終的な家賃計算は3月に実施を行います。やはり近年こういう厳しい状況の中で入居者の所得が低下しているという影響が考えられ、最終的にはその予算額と実際に賦課のする、ここに差額が正直言って生じております。この差額の影響力としましては約500万円ということで、当初予算の22%に当たります。
 いずれにしましても、これだけの減額ということでございますので、今後はこれらの状況を踏まえまして、大きな金額の増減に余りならないような予算計上に努めてまいりたいと思います。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) 川合君。
22番(川合 清君) [ 60 ]  ちょっと大変、ご答弁いただいて深刻にもう少し考えなければいけないなというふうに思っているのですが、それで今答弁で最大ひっかかったのは、現年で収納率の予算を96.16%に見ていたやつが94%にとどまったというのが1点あるのですが、予算策定の段階は収納率としてはこれぐらいしか見込めないということになるのですか。
 それから、もう一点は確かめたいのですが、家賃の計算は大体10月ごろに来年度の家賃収入はこれぐらいあるだろうと計算するけれども、実際賦課するのは3月の段階で確定する。そうすると、その収入減による差額がどっと出てくると、こういうお答えだったかというふうに思うのですが、それで間違いないですか。
議長(中島 滋君) 建設課長。
建設課長(田代和芳君) [ 61 ]  21年度の当初予算の見込みは、今言われましたように96.14%ということでこれは間違いございません。
 それと、2点目の差額の関係でございますが、最終的に3月に今住まわれている方から収入のあれを集めまして、そして決定をするということで、10月から3月の間にその差額が生じるということでございます。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) 川合君。
22番(川合 清君) [ 62 ]  最後になるのですが、例えば滞納があって、3年以上住宅家賃を滞納しているというのは何件ぐらいあって、金額でどのくらいになるのですか。わかりませんか。
議長(中島 滋君) よろしいですか。
22番(川合 清君) [ 63 ]  いいです。
議長(中島 滋君) そのほかございますか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 街路灯のやつわかりましたか。
 岩渕君。
建設課主幹(岩渕博司君) [ 64 ]  先ほどは失礼いたしました。
 街路灯の移設工事についてご説明申し上げます。地区につきましては、三石地区で道道美河停車場線、これの道道拡幅に伴う街路灯の移設でございまして、基数は6基でございます。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) 次いきます。21、22。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 23、24。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 25、26。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 27、28。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 29、30。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 31、32。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 33、34。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 35、36。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 37、38。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 39 40。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 41、42。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 43、44。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 45、46。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) それでは、歳入の質疑を終わります。
 7ページをお願いします。7ページの第2表の繰越明許費補正及び第3表の地方債の補正を一括質疑お願いします。質疑、よろしくお願いします。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 以上で議案第1号の質疑を終わります。
 次に、議案第2号 平成21年度新ひだか町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の質疑を行います。
 歳入歳出について一括質疑をお願いいたします。
 川合君。
22番(川合 清君) [ 65 ]  一般会計からの繰入金、基盤安定、財政安定化支援というふうにもう補正に出てきているのですけれども、繰り上げ充用部分はいつの段階で整理されるというふうにお考えですか。
議長(中島 滋君) 財政課長。
財政課長(名須川 一君) [ 66 ]  毎年収支赤字になっていまして、累積で繰り上げ充用という方法で昨年度まで、21年度まできてございます。そこで、一般会計の状況も非常に厳しい状況でございますけれども、国保のほうの収支も今21年度予算ベースでは何とか単年度の収支はとれる。20年度もほぼとれたのですが、ちょっと医療費の関係等もございまして、若干赤字になっています。そこで、今国保会計のほうで今後5年間の収支状況等の今精査をしてございまして、それらの状況を踏まえまして今度の財政計画の見直し、これは以前にもちょっとお答えしていますが、6月の政策予算の段階で財政計画等の見直しも図っていきたいと思ってございます。その中で何年で解消できるのか、ちょっと今の段階では申し上げられませんけれども、そういった部分も政策的に国保の赤字解消部分について一般会計の補てんも含めて財政計画の見直しの中で検討していきたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) 川合君。
22番(川合 清君) [ 67 ]  私の記憶では、なかなか我が町と言ったらいいか、そこは毎年収支バランスとれないで繰り上げ充用を繰り返してきて、任期の最後のところでどっと金をつぎ込んで次の町長に引き継ぐというふうな形で繰り上げ充用金の解消は図ってきたような気がするのですけれども、そうではなくて6月の政策予算の段階でというふうに、そういうお答えなのですが、受け取り方には間違いないのですか。
議長(中島 滋君) 財政課長。
財政課長(名須川 一君) [ 68 ]  先ほど答弁したとおりでございまして、今の私どもの財政サイドの考え方としては財政計画等の中できちっとその部分についても今後の国保会計に対する赤字補てん等も見込んだ中で一般会計のほうの収支補正も図ってまいりたい。また、国保会計の部分については、一部制度改正等も今後あるようでございまして、いわゆる財調のペナルティー分野なんかについても見直しの動きも出てきてございます。そういうことも踏まえながら、計画的にこれらの赤字解消を図っていきたいということでございます。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) 川合君。
22番(川合 清君) [ 69 ]  もう一つは、16ページになるのですが、特定健康診査等事業費が686万5,000円減額修正されているのですが、特定健診、全国的に受診率が物すごく低いと。そういう中で、我が町が特に低いのでないかという、そういう報道をちらっと見たような気がするのですが、受診の状況についてはどういうふうになっているか、少し教えていただけませんか。
 それと、受診率が低いまま推移するとペナルティーにもつながるというふうにも聞いていますので、そのあたりのことをちょっと詳しく教えてください。
議長(中島 滋君) 生活環境課長。
生活環境課長(渋谷正弘君) [ 70 ]  ただいまご質問ございました特定健診なのですけれども、後期高齢者医療制度が始まった平成20年度から始まった制度でございまして、実は20年から24年の5年間の特定健診の実施計画を樹立してございます。その中で平成21年度におきましては当初予定で30%の受診を予定してございましたけれども、実際のところ半分程度の実施率となったところでございます。
 そこで、管内でもうちの受診率は下から3番目ということで、全道的に見ましてもそれほど高い状況にはございません。大変この事業、先ほど議員からもお話ありましたとおりペナルティーがあるということで、最終的には最大でございますけれども、10%のペナルティーを受けることになります。ただ、今回後期高齢者医療制度が現政権で見直して、なくなるかもしれないということで言われていますので、ちょっとこの特定健診がどういうような動きするのか、まだ見えていないところでございますけれども、私どもとしても来年以降積極的に受診率を上げていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) そのほかございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 以上で議案第2号の質疑を終わります。
 次に、議案第3号 平成21年度新ひだか町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の質疑を行います。
 歳入歳出一括質疑願います。質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 以上で議案第3号の質疑を終わります。
 次に、議案第4号 平成21年度新ひだか町休養施設等特別会計補正予算(第3号)の質疑を行います。
 歳入歳出について一括質疑をお願いします。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 以上で議案第4号の質疑を終わります。
 次に、議案第5号 平成21年度新ひだか町三石地区簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の質疑を行います。
 歳入歳出、第2表、地方債補正について一括質疑をお願いいたします。
 川合君。
22番(川合 清君) [ 71 ]  簡易水道整備事業で八百何十万のマイナスなのですが、減額補正なのですが、これは執行残というふうに考えていいのですか。全体は計画どおり整備事業は進めたけれども、入札その他でこれだけ実際の工事費が少なく済んだ、こういう理解でいいのですか。あるいは、やり残しているところはあるとかというふうになるのですか。
議長(中島 滋君) 上下水道課長。
上下水道課長(松本博行君) [ 72 ]  事業は予定どおり進んで、執行残でございます。
議長(中島 滋君) そのほかございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 以上で議案第5号の質疑を終わります。
 次に、議案第6号 平成21年度新ひだか町下水道事業特別会計補正予算(第4号)の質疑を行います。
 歳入歳出、第2表、地方債補正について一括質疑をお願いいたします。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 以上で議案第6号の質疑を終わります。
 次に、議案第7号 平成21年度新ひだか町介護サービス事業特別会計補正予算(第5号)の質疑を行います。
 歳入歳出について一括質疑をお願いいたします。
 山内君。
6番(山内和雄君) [ 73 ]  19ページに、先ほど言いましたデイサービスセンターの休業補償というのが179万出ているのですが、今回のこの休業という措置は私は適切ではなかったと前に言ったのですが、その対策として1つ、館を運営するほうでは出入り口を新たに設けてほしいというような要望を聞いたのですが、それが1点。
 もう一点、このような事態が起きたとき、やっぱり感染対策のマニュアルというのが必要で、そういうのがあったら契約もしやすいと。こういう契約内容ですから休止できるよと、そういうマニュアルをつくるようなことを言ったのですが、それができているのかどうか。もしできているとしたら、簡潔に内容を教えてほしいのです。
議長(中島 滋君) 健康生活部長。
健康生活部長(宮口信次君) [ 74 ]  2点目のマニュアルの関係なのでございますけれども、前に私のほうで総合ケアセンター、静寿園も含めた形で簡単なマニュアルをつくるというようなことで、病院のほうで中心になってワーキンググループを今立ち上げまして、その段階で静寿園だとかまきばの職員も入りまして今進めているところで、これからもう少ししたらできると思います。今ワーキンググループの中でもって練っている最中でございますので、その辺ご理解ひとつお願いしたいと思います。
 それと、入り口の関係なのですけれども、そういうような施設側のほうでもできればというようなお話があったのですけれども、実際に施設側からその形をとっても完全に感染の防止になるか、その辺も含めてもう少し研究をさせていただきたいということで、ちょっと時間をいただければと、こう思っておりますので、ご理解をひとつお願いしたいと思います。
議長(中島 滋君) 山内君。
6番(山内和雄君) [ 75 ]  わかりました。
 しかし、感染対策、ちゅうちょして入られないのです。その上にまた別の病院でもノロウイルスが発生しまして、季節関係なくして感染が発生しているので、大至急、そんなに難しくないはずなのです。きちっとやっぱりそういうマニュアルを明確にしたほうが非常にやりやすいですから、保健所なんかも対応できますので、よろしくお願いします。
 以上です。
議長(中島 滋君) そのほかございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 以上で議案第7号の質疑を終わります。
 次に、議案第8号 平成21年度新ひだか町水道事業会計補正予算(第4号)の質疑を行います。
 収益的収入支出、資本的収入支出、第2条及び第5条について一括質疑をお願いいたします。質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 以上で議案第8号の質疑を終わります。
 次に、議案第9号 平成21年度新ひだか町病院事業会計補正予算(第5号)の質疑を行います。
 収益的収入支出、資本的収入支出、第1条、第4条から第6条までについての一括質疑をお願いいたします。質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 以上で議案第9号の質疑を終わります。
 議案第1号から議案第9号までの9件に対して討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これから議案第1号 平成21年度新ひだか町一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号 平成21年度新ひだか町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第3号 平成21年度新ひだか町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第4号 平成21年度新ひだか町休養施設等特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第5号 平成21年度新ひだか町三石地区簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第6号 平成21年度新ひだか町下水道事業特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第7号 平成21年度新ひだか町介護サービス事業特別会計補正予算(第5号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第8号 平成21年度新ひだか町水道事業会計補正予算(第4号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第9号 平成21年度新ひだか町病院事業会計補正予算(第5号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。

議案第20号の上程、説明、質疑、討論、採決

議長(中島 滋君) 日程第9、議案第20号 新ひだか町地域活性化・公共投資臨時交付金基金条例制定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 名須川財政課長。

                          〔財政課長 名須川 一君登壇〕

財政課長(名須川 一君) [ 76 ]  それでは、ただいま上程されました議案第20号についてご説明申し上げます。
 議案第20号は、新ひだか町地域活性化・公共投資臨時交付金基金条例制定についてでございます。
 新ひだか町地域活性化・公共投資臨時交付金基金条例を別紙のとおり制定しようとするものでございます。
 この基金条例につきましては、一般会計の補正予算でも説明をしてございますが、本年度の地域活性化・公共投資臨時交付金、この一部について22年度の事業に充当できるというようなことになってございまして、補正額で申し上げたとおり積み立て予定額としては3,967万2,000円程度になろうかと思いますが、この額をこの基金に積んで22年度の公共投資等の事業に充てるための基金になります。
 それでは、1枚おめくりをいただきまして、基金条例の内容について説明をさせていただきます。新ひだか町地域活性化・公共投資臨時交付金基金条例。
 第1条は、設置でございまして、新ひだか町における公共投資を円滑に実施するために必要な事業に要する経費(以下「事業費」という。)の財源に充てるため、新ひだか町地域活性化・公共投資臨時交付金基金を設置するものでございます。
 第2条は、積み立てでございまして、基金は、地域活性化・公共投資臨時交付金の一部をもって積み立てるものとし、基金に積み立てる額は、予算において定める額とするものでございます。
 第3条は、管理でございまして、基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。
 第4条は、運用益金の処理でございまして、基金の運用から生ずる収益は、一般会計歳入歳出予算に計上して、この基金に繰り入れるものとするものでございます。
 第5条では、処分でございます。基金は、事業費の財源に充てる場合に限り、その全部又は一部を処分することができるものでございます。
 第2項では、基金は、造成年度の翌年度にその全部を処分するものとする。平成22年度において全額これは処分するというような形になってございます。
 第6条は、基金の使用でございまして、基金を使用するときは、その金額を一般会計の歳入に繰り出し、その歳出として支出するものとする。予算を通して執行するというような規定になってございます。
 第7条は、委任規定でございまして、この条例に定めるもののほか、基金の管理及び運用について必要な事項は、町長が別に定めるという条文になってございます。
 附則でございますが、第1項、施行期日でございまして、この条例は、公布の日から施行する。
 第2項は、失効でございまして、この条例は、平成23年3月31日限り、その効力を失うものでございます。
 以上、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
議長(中島 滋君) これから質疑を行います。質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 質疑なしと認めます。
 よって、質疑を終結いたします。
 本案に対して討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
 これから議案第20号 新ひだか町地域活性化・公共投資臨時交付金基金条例制定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。

議案第10号から議案第19号の上程、委員会付託

議長(中島 滋君) 日程第10、議案第10号 平成22年度新ひだか町一般会計予算から議案第19号 平成22年度新ひだか町病院事業会計予算までの10件を一括議題といたします。
 22年度予算編成方針について説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 酒井芳秀君登壇〕

町長(酒井芳秀君) [ 77 ]  平成22年度新ひだか町各会計予算案のご審議をお願いするにあたりまして、その編成方針を申し上げます。
 私は、平成18年4月、合併により誕生した「新ひだか町」の初代町長として就任し、町政執行の重責を担うことになって以来、4年の歳月が経過しようとしております。
 この間、「公正・思いやり・郷土愛」と「融和と一体」を町政に臨む基本姿勢として、「住んでよし、来てもよし!個性が光る新ひだか町」の実現に向け、第一次産業の振興などまちづくりのための各種施策や合併後の最大の課題でありました行財政改革の推進について全力を傾注してきたところであります。
 その中で、過去からの課題や困難な問題にも直面いたしましたが、町議会議員の皆さんや町民の皆さんの温かいご支援ご協力により、着実に町政を進めることができましたことに対して、心から感謝とお礼を申し上げます。
 以下、平成22年度予算案の基本方針について申し上げます。
 本年4月は、町長及び町議会議員の任期満了に伴う選挙が執行されることから、提案いたしました予算案は、町政運営の基本となる経費を中心とした、いわゆる骨格予算として編成することとし、人件費や公債費等の義務的経費のほか、国の制度に基づく事業や平成21年度以前から計画的に実施している継続事業、さらには政策的な要素はあるものの実施時期などを勘案し当初予算に計上することが必要な事業の経費について、所要の措置を講じることといたしました。
 また、予算編成にあたっては、引き続き行財政改革を継続するほか、国の予算の動向や地方財政計画等に沿った予算編成に努めるとともに、骨格予算ではありますが、行政の継続性を踏まえながら、景気の低迷や経済・雇用情勢が依然として厳しい状況のなかで、切れ目のない対策が必要でありますので、当初予算において所要の措置を講じることといたしました。
 以上の基本方針に基づいて予算編成した結果、一般会計136億1,916万5,000円、対前年度比0.7%減、特別会計等87億1,731万7,000円、対前年度比10.2%減、合計223億3,648万2,000円、対前年度比4.6%減となりました。
 以下、歳出予算の主なものについて、ご説明申し上げます。
 民生関係については、国の新たな子育て支援対策として制度化される子ども手当支給事業について、所要の予算措置を講じることといたしました。
 労働関係については、季節労働者の雇用機会を創出するため、引き続きふるさと雇用再生事業及び緊急雇用創出事業について、所要の予算措置を講じることといたしました。
 農林水産関係については、ホッカイドウ競馬存続の正念場の年であることから、ホッカイドウ競馬への支援事業のほか、有害鳥獣駆除対策や森林整備加速化・林業再生事業、地域水産物供給基盤整備事業など、地場産業の振興について、所要の予算措置を講じることといたしました。
 土木関係については、継続事業である本町本桐線など町道整備事業のほか、公営住宅神森団地の全面改善事業について、所要の予算措置を講じることといたしました。
 教育関係については、障がいを持つ児童・生徒に対して学校生活上の支援を行うため、特別支援教育支援員を増員するほか、三石地区小学校の統合に向けてスクールバスを購入することとし、所要の予算措置を講じることといたしました。
 一方、これらの歳出に見合う歳入の主なものについて、ご説明申し上げます。
 歳入の自主財源として大きなウエートを占める町税については、景気の低迷により個人及び法人町民税の減収が見込まれることから、対前年度比4.5%減の27億6,119万5,000円を計上いたしました。
 地方交付税については、地方財政計画では6.8%増となっておりますが、地方公共団体個々により交付額が異なることから、堅実な額を見込むこととして61億5,046万5,000円を計上いたしました。
 町債については、後年度の財政負担の増大を避けるため、発行については必要最小限として10億4,840万円を計上いたしました。
 以上、提案いたしました平成22年度予算案の基本方針について、その概要をご説明申し上げましたが、予算案の細部につきましては、後刻説明することといたしますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、平成22年度の予算編成方針といたします。
議長(中島 滋君) お諮りいたします。
 議案第10号から議案第19号までの10件については、会議規則第39条第2項の規定によって提案理由の説明を省略したいと思います。ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第10号から議案第19号までは、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。
 お諮りいたします。議案第10号から議案第19号までの10件については、全員で構成する予算審査特別委員会を設置して、これに付託し、審査することにいたしたいと思います。ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第10号から議案第19号までの10件については、全員で構成する予算審査特別委員会を設置して、これに付託し、審査することに決定いたしました。
 お諮りいたします。ただいま設置いたしました特別委員会の委員長には2番、富永君、副委員長には24番、五十嵐君が就任することにいたしたいと思います。ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 予算審査特別委員会の委員長には2番、富永君、副委員長には24番、五十嵐君に決定いたしました。
 暫時休憩いたします。

                          休憩 午後 3時20分

                          再開 午後 3時37分

議長(中島 滋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

一般質問

議長(中島 滋君) 日程第11、一般質問を行います。
 なお、4番、平野君の質問に関連して説明資料が提出されておりますので、ごらんください。
 質問通告順により発言を許します。
 登壇の上、一括質問をお願いします。
 24番、五十嵐君。

                          〔24番 五十嵐敏明君登壇〕

24番(五十嵐敏明君) [ 78 ]  私どもの任期最後の定例会となりました。その一般質問のトップバッターとなりまして、年がいもなく緊張いたしておりますが、事が教育の問題でございますので、物静かに行いたいと思っています。本日は、教育委員長にご出席をご要請申し上げたところ、快くご出席をいただきまして、大変ありがとうございます。
 さて、21年12月定例会でございましたが、三石地区小学校の統合を教育委員会で決定した旨の教育行政報告を私ども受けました。それ以降、私は統廃合懇談会等での教育委員会の説明、説明資料、さらには文教委員会での説明論議等、あるいはまた答弁記録を見せていただきました。23年4月から統合実施を大前提にしている、そういう進め方の中で単式学級が最良であるとの説明が多くなされていた気がいたします。私の教員の第一歩は、僻地3級でございました。赴任したその3月にようやく電気がついたという場所でございまして、バス停から約10キロほど徒歩で学校まで行く。そして、私が受け持ったのは4年生、5年生、6年生の3学年、今はございませんが、当時は複々式という形態の学校でございました。この複式教育に携わり、そして推進をしてきた者として、先ほどの単式学級が最良であるという、それは私の今までの歩みを否定されているような感じを強くしてなりません。そこで、学校の統廃合構想を作成された考え方をお伺いいたしますとともに、廃校後の校舎等の活用についてどのようにお考えになられているかを教育委員長から直接お伺いをいたしたいと思っております。
 次に、私は町民の多くがご心配なされております児童生徒の学力対策についても強い関心を持っております。平成20年12月定例会において平野議員もご心配の余り、学力向上対策を教育委員会にお尋ねをいたしております。教育委員会との見解としては、学力向上対策としては各学校に質の高い教師をいかに配置するか、ということが大事であると考えておりまして、そのために年齢的バランスを考慮しながら評価の高い教師を人事異動により配置することが最も重要であると考えておりますというご答弁で町民の皆様方に教育委員会の考え方を表明されたわけであります。子供たちには、豊かな心をということを強く求められておられ、その方針のために奮闘されておられる教育委員会としては、もう少し豊かな施策を持っていただけないものかと委員長にお尋ねをいたします。
 以上、2点についてお伺いをいたしますので、ご答弁いただきますようお願いを申し上げて壇上からの質問といたします。
議長(中島 滋君) 山田教育委員長。

                          〔教育委員長 山田一孝君登壇〕

教育委員長(山田一孝君) [ 79 ]  ただいまの五十嵐議員のご質問、教育行政についての1点目でございますが、学校の統廃合構想及び廃校後の校舎等の再活用についての答弁を申し上げます。
 まず、学校の統廃合構想についてでございますが、合併後教育委員会におきましては新ひだか町立小学校統合整備基本構想を策定いたしまして、これを指針として学校や保護者、関係機関と協議を重ねながら町内小学校の統廃合を進めているところでございます。この基本構想は、新ひだか町の小学校の現状と課題を踏まえ、長期的な視野に基づいて策定されまして、社会の変化に対応する学校づくりを目指すとともに、単式学級が望まれることから複式の学級を解消した学校運営に移行することを目標としているところでございます。また、統合の配置計画は平成20年度から24年度までを第1次計画、平成25年度以降を第2次計画といたしまして、第1次計画では静内東部地区小学校と三石地区小学校を対象としておりました。第2次計画では、第1次の進捗状況を見ながら取り組むことといたしておりますので、あわせて学校区の見直しを検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。現在までの状況といたしましては、平成21年4月に川合小学校が東静内小学校へ統合いたしましたし、また三石地区の5校は平成23年4月に三石小学校へ統合する予定となっております。廃校後の校舎等の再利用につきましては、地域住民の要望や意見を参考にいたしまして、活用または処分について検討いたしますとともに、役場庁舎内の組織であります公共施設整備検討委員会におきましてもご検討いただきますようお願いをしていきたいというふうに考えているところでございます。
 さて、2点目の学力向上対策につきましては、平成19年度からの全国学力・学習状況調査の調査結果を受けまして、児童生徒の学習状況や学習意欲、学習習慣等の課題を踏まえ、確かな学力の育成を図るために各学校で改善プランを作成し、学力向上のために学習指導の充実や教職員の指導力の向上に努めてまいります。そのために、各学校でわかる授業を展開するとともに、家庭学習の定着を図るために小学校では学年掛ける10分、つまり3年生ですと30分という勘定になります。中学校では1時間以上の家庭学習の定着を保護者に理解を求めるために学校と家庭が連携を図るように努めていく考えであります。また、教職員のより一層の資質と能力の向上のために校内指導体制を確立するとともに、各種研究会、研修会への参加を促してまいりたいと思いますし、教職員の充実に向けて人事交流についても配慮していきたいと考えております。さらに、学校評価や学校関係者評価の実施や集約、そして発信を行う体制づくりの支援とともに、学校の教育環境の整備や特別支援教育支援員の増員を図り、学力向上を目指してまいりたいと考えております。
 以上申し上げてお答えとさせていただきます。ありがとうございました。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 80 ]  壇上からのご答弁、ありがとうございました。
 それでは、質問をいたしております2点の問題について細かくお聞きをいたしておきます。教育委員長には、教育委員会の考え方のところでまたお聞きを申し上げたいと思っています。経過あるいは事実関係等については、教育長初め事務方の皆さん方にご答弁をいただく。教育行政ということではございますが、校舎の再活用等の部分、これは町長部局とも十分な関連がございますから、時折町長並びに関係の部課長さんにお尋ねをさせていただきたいと、このように考えております。
 それでは、今壇上からお話がありました学校の統廃合構想、こういうものを教育委員会で作成されたというお話でございます。教育長にお伺いをいたします。その構想作成された時期はいつなのか、それが1つ。
 2つ目は、構想作成前に有識者といいますか、教育関係者といいますか、こういう方々と教育委員会委員の皆さんが全員意見交換等をされたことがあるのかどうか。
 そして3つ目は、同様に議会とも教育委員さん方と意見交換等、そういう場が持たれているのかどうか。まず、教育委員会の作成前の状況についてお尋ねをいたします。
議長(中島 滋君) 管理課長。
管理課長(磯貝正之君) [ 81 ]  ただいまのご質問3点ございましたけれども、基本構想についてはいつ策定されたのかというご質問でございますが、この基本構想につきましては平成19年8月27日に開催されました第3回目の新ひだか町教育委員会の会議で策定をいたしております。
 それから、2点目の有識者等の意見は聞いたのかということでございますけれども、基本構想の策定に当たりましては将来の児童生徒の推移を十分に考慮しまして、教育委員会内部でのプロジェクトチームをまず編成をいたしました。十分な内部協議を実施いたしまして、各教育委員との協議を図りながら策定にこぎつけたという経過でございます。
 それから、3点目の議会との協議はどうだったのかということでございますが、策定した年と同じ年、平成19年9月4日の文教常任委員会の会議でご説明をさせていただきまして、理解をいただいたところでございます。
 以上、答弁とさせていただきます。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 82 ]  それでは、委員長にお伺いをいたしますが、今ご答弁をいただいた中で小学校の現状と課題というご答弁がありました。小学校の現状と課題を踏まえて長期的な視野に基づいて作成したのだと、こういうことでございます。小学校の現状と課題というのは、どういうふうに押さえられておられたのか、その考え方についてお伺いをいたします。
議長(中島 滋君) 教育委員長。
教育委員長(山田一孝君) [ 83 ]  新ひだか町の各学校につきまして申し上げますと、昭和48年に東静内小学校が改築を完了しております。続きまして、49年に高静小学校、51年に春立小学校、54年が山手小学校、静内小学校、61年に桜丘小学校、62年に三石小学校、次の年の63年に歌笛小学校、平成になりましてから平成4年、本桐小学校、5年が鳧舞小学校、8年、延出小学校、9年が川上小学校ということで、それぞれ改築が完了いたしまして、次代を担う子供たちの教育環境が改善されたわけであります。しかしながら、過疎化及び少子化傾向が著しい現状の中、各学校の児童数も減少傾向にありまして、現在高静小学校、静内小学校、山手小学校、桜丘小学校、三石小学校の5校以外の学校が複式学級となっております。さらに、児童数減少により今後教頭、養護教諭、事務職員が未設置になる学校が予想されます状況の中で、豊かな学力、豊かな心、健やかな体を内容とする生きる力をはぐくむ教育を基本に教育環境を整備しなければならないということから、統廃合を検討する必要があるものというふうにとらえているところでございます。
 長期的な視野ということについて申し上げますと、教育の機会均等の理念のもとに教育水準を向上させるべく絶え間ない努力が重ねられてきたところでありますけれども、学習環境を可能な限り改善するということによりまして、子供同士が互いに切磋琢磨して人格を磨き合う。倫理観や規範意識を確実に身につけ、しっかりとした学力と幅広い人間性をはぐくみ、地域から信頼される学校教育の実現を目指すと。ここに長期的な視野での目標とするというところであろうというふうに考えているわけであります。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 84 ]  基本的な考え方についてお話がございました。
 それで、教育長にお伺いをいたします。この基本構想の中でも、町教委として将来の統合のあり方という中で、新世紀を生き抜く力をはぐくむ上で極めて大切とされる確かな学力と豊かな心の育成にこたえるためにも単式学級の学校の設置が望まれますというのが教育委員会は統合のあり方の中でうたっているわけです。これだけでは、ちょっと統合をして単式のある学校、単式学級の学校に設置をしていくという、その理由には私はちょっと足りないのではないのかなというふうに思っておりますので、なぜ単式学級が本当に教育長は望まれておられるのか、そこのところをお伺いをいたします。
議長(中島 滋君) 教育長。
教育長(河村一夫君) [ 85 ]  単式学級がなぜかと、複式もそのよさはありますけれども、学校が過度に小規模化することにより、さまざまな教育上の支障が生じるというふうに考えております。まずは、級友同士が学び合い、助け合う環境がつくれないために授業の幅や厚みがなくなり、教諭による一方的な授業に偏りがちになるというところがあるのかなと。それから、学習集団として小規模校のほうが、言うなればきめ細かな指導ができる利点はございます。生活集団としては、一定の規模を持つことも重要なところであるのではないかなというふうに思っているところであります。それから、人間関係が固定されてしまうと、やはり社会性を育成することは難しくなり、家族のような人間関係をつくる反面、リーダー性が育たないというところと、それからやはり上級学校へ進学後、やはり教師との距離が上手にとれないというか、そういった問題もあるのではないかというふうに考えます。また、運動会などの学校行事も子供への負担が大変増えることで、やはり学業だけではなく、スポーツ活動などにしても少人数では体験できないことから、子供たちの可能性を制限するような状況を考えるというところがあるのかなというふうに思っております。私も旧三石町において、川上小学校が休校になったと。その前の状況を見ますと、学芸会等々を見ますと1人何役もやっていると、そういう負担があります。確かにそれは先生方も一生懸命やっているところがありますけれども、場合によっては私が行ってスポットライトのお手伝いするとか、そういうことの中で子供たちが何回も出てくる場面があるのです。運動会にしても、やはりどっちかというと子供だけの行事がある程度制約されて、そこに自治会の協力があって、自治会の皆さんが地域の運動会等も含めてやっているというところはありますけれども、そういう状況を考えると、将来的に子供のことを考えると、単式の学級のほうがより教育環境としてはいいのではないかなというふうに思っております。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 86 ]  今ご答弁にありました。学芸会で教育長がスポットライトをするとか、子供にとってはどこのおじさんかわからない人が来て一生懸命手伝っていただくと。この子供とおじさんとの触れ合いそのものが私は教育だというふうに思っているのです。それで、私は壇上で私の教員の第一歩のお話をさせていただきました。バスもないところでございますから、炭を焼く山奥から本当に学校に2時間ぐらいかけて毎日毎日、雨の日も雪の日も来てくれるのです。そうしたときに、私は何か子供にお土産を持たせてやらなければならないなという気持ちで毎日接していたわけです。そのお土産というのは何なのか。学校に来て本当によかったなという、そういう充実感をその子供たち一人一人にやっぱり持っていただくというのが私なりのお土産だったというふうに思っています。私自身もその複々式教育を2年間やってきた。そこから今日38年間続いた教員生活の原点があるというふうに私自身も考えておりますし、それから今現在三石町の中で複式教育に携わっておられる先生方も複式のいい面をいかに引き出していくかという努力を日夜重ねられているわけです。余り単式が好ましいのだ、好ましいのだということになると、1つ間違うと今努力をしている先生方を否定をするような、こういう状況に陥っていく危険性がある、こういうことだけはまず申し上げておきたいなというふうに思っております。
 そこで、今お話しなされたことは、この構想の中の、いわゆる小学校の活動という部分の中のお話しなされたのだろうというふうに思います。ところが、私も三石小学校で5年間勤務をさせていただきました。学級担任ではありませんでした。管理職ではございました。しかし、私は好んで教科を持たせてもらいました。教科を持たせてもらって、教室で子供たちあるいは校内で子供たちと接することによって子供の生活をきちっと把握ができる、そういう利点を私は利用しながら子供と接してきた。そういう状況を思い起こしてみると、今教育長が言われた単式の利点という部分、それと複式の部分、実際にやっている部分と教育長が頭の中で考えられている部分とかなり距離があるのではないのかなという思いをしてならないのです。旧三石町の教育、これはまさに地域に根差した教育であったというふうに私は考えております。地域に根差した教育、このことから考えると、全道に出しても決して引けをとらないぐらい密着なものがあった。その中で子供は健やかに育っていったのではないかというふうに思います。
 平成17年に道教委が新しい先生のためにということで、学校教育の手引というものを出しております。僻地複式教育ということで、今申し上げましたように新しい先生のための手引です。その中で僻地教育の特質ということで、1つの学級が少人数のため、個に応じた指導の充実が図りやすい。2つ目は、地域が豊かな自然環境に恵まれており、それらを教材化したり体験的な活動に生かしやすい。3つ目、地域が学校に対して期待と関心を持ち、協力的で学校と家庭、地域社会との密接な連携が図りやすい。教職員の数が少ないために共通理解が図りやすく、協力的な指導体制が組みやすい。今申し上げたこの4つ、道教委の考え方ですが、これは私ども現場でやっているものと同じ考え方に立っているということだけは申し上げておきたいなと、こういうふうに思っているわけです。
 私も幸いにして、この新ひだか町、旧静内町の規模の大きな学校に勤務をさせていただきました。恐らく体力的には、やっぱり小規模校のほうがあるのではないかというふうに考えています。その1つの例を申し上げます。教育長は、給食等の関係で残菜の量だとか、そういうものは毎日報告を受けられておられると思いますが、いかがですか。
議長(中島 滋君) 教育長。
教育長(河村一夫君) [ 87 ]  毎日ということでございませんけれども、給食センターの中には検討協議会ということで各学校から来られている先生方とあります。そういう会議の中等々でいろんな課題があって、その中での報告では受けております。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 88 ]  私、教育長にどこの地域が残菜量が多くて、そしてどこの地域が全く残菜がないということについて直接的にはお伺いいたしませんが、私が守秘義務をまだ有しておりますので、その有している範囲内で申し上げていきますと、私は小規模校の中でいるところでは残菜はほとんどなかったという体験を持っております。なぜその残菜がないかというと、学校まで朝起きて来る、ほとんど自転車通学等をやっているわけです。そして、朝起きて、家庭でそれぞれの仕事をやっている。そして、朝食は定期的にといいますか、これを食べている。そして、学校に来て、今運動場は大きな学校も小さな学校も面積的にはそんなに変わらないのです。変わらない状況なのです。こちらの静内の大規模校に来ますと、運動場で全員が遊ぶということについては危険を伴うということから制限が行われる。例えば月曜日の朝の体育館の使用は低学年だとか、こういう区別が行われているのです。その子供にとっては運動量、それから水を飲む、これが子供は生命なのです。その生命が小規模校の中では満遍なく活動として行われている。だから、給食の残菜もないのです。ところが、こちらのほうに来ると生活そのものが乱れてきているのです。だから、朝食の食べない子供も来ている。朝食を食べないで来るから脳が活性化されない、集中できない、そういう子供がいる。そして、これが好き、あれが好き、これは嫌いと、こういう区別が実際に食事の中で行われているという実態があるのです。そういう面から考えていったら、本当に確かな学力、力をつけていく、人間として豊かな心をつけていく、どっちが大切なのかということが、私は片方に偏って考えるべきではないのでないかというふうに思っているのです。
 新冠の学校にも私勤務しました。新冠の学校も2校を残して統合しました。私が勤務したのは、東川小学校、あの厚賀沢のところです。太陽、美宇、東川、大狩部、この小規模校の中で4校会というのをつくって、年に3回、さらには修学旅行はみんなで行くという、この僻地の学校の集団的な生活をさせる、多くの友達と活性化させていくという、そういう手段のために集合学習というのをやっておった。さらには、若園と明和、それから朝日、ここの部分の沢が1つある。小規模校といえば、複式を持っていたのは当時は明和と若園ですから、そこは2校会というものをつくって、これも同じように4校会とした。そういう活動をずっとやっていた。そういう継続の中であそこは統合をしていったわけです。ですから、急にある日突然、各学校から集まって、はい、この学校をつくりましたよという状況ではありません。長年の蓄積した経験が、それが生かされているという、こういう状況になっているわけです。
 そこで、町長にお伺いをいたします。町長は、日高の期成会の会長という立場でいろいろ活動をされておられます。日高の沿線をずっと見ていきますと、山の学校というのは浦河の野深小学校、それから当町の桜丘、新冠の朝日小学校、そして日高町、旧門別の里平、この4つしかないのです。あと、富川からこの海岸線、えりもも含めて海岸線で山の学校というのはこの4つしかなくなってしまった。そこで、山には山の自然があって、自然が子供を教育してくれるのです。地域の父さん、母さんがだれだれと呼び捨てにして怒るのです。だから、そこに地域の人との本当の交わり、交流がある。地域の子供はみんなの子供という、そういう状況の中で子供は育っていく。そういうことを考えたときに、期成会の会長として今申し上げた日高管内のこういう状況というのはどういうふうにお考えになられているか、感想をちょっとお聞きしたいのです。
議長(中島 滋君) 酒井町長。
町長(酒井芳秀君) [ 89 ]  お答えをいたします。
 五十嵐議員の若かりしころからの教職のお姿を想像しながら質問を伺っておりました。私自身も、今は40人程度の学校となっていますけれども、歌笛小学校という小学校の出でございます。それで、今お尋ねの、いわば山里にある学校とでも申しましょうか、そこで培われた私自身の人となりとでも申しましょうか、これは非常に貴重なものであったと思います。それは、もちろん周辺の山で遊び、川で遊びという中での友との、いわば切磋琢磨、また近所の大人たちがおっしゃいますように、本当に呼び捨てというか、我が子のように扱ってくれる。いわば他人であっても親というような感じを思い出します。そういう面では、そういう農山村ですとか漁村ですとか、小規模校のよさというものは、おっしゃることもっともだなというふうに理解もできます。
 また一方で、ある程度の規模の学校で広く町を出て北海道、また国内外へと羽ばたく子供の基礎的な学力とか社会性とかを身につける。そういった面では、一定規模の学校が必要でないか。すなわち単式でないといけないのではないかという論もわかりまして、この統合問題については教育長のほうからたびたび報告を受けながら同じような方向性でまいりましたけれども、総合開発期成会長としてはこのような人口減ということが、すなわち少子化ということになって、それぞれの地区でのいわば心のふるさとたる小学校が閉校に至るということはまことに寂しいものがあるということであります。そんなことで、今後においてはまちおこし、種々各町で取り組んでおりますけれども、そういったことに力を入れて、子供たちが減らないようにするというようなことが肝要なことであるなと、このように思っています。いずれにいたしましても、閉校という事態は寂しいことではあるということで、所感ということで申し上げておきたいと思います。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 90 ]  教育委員長にお尋ねいたしますが、この静内地区の、いわゆる市街地3校の現状の児童数も以前から比べたらかなり減っております。山手、静小等はもう学年に1クラス、こういう学年が圧倒的に多くなってきている。こういう状況を見たときに、市街地におけるこれからの児童数の推移の部分、あわせて学区の変更等を検討された経緯があるのかどうか、これの見通しについて教育委員会のお考えをお伺いします。
議長(中島 滋君) 山田教育委員長。
教育委員長(山田一孝君) [ 91 ]  平成21年度の児童数でございますが、高静小学校が550人、山手小学校が187人、静内小学校227人の在籍ということになっております。これを平成27年度の児童数の予測を見ますと、高静小学校が521人、山手小学校194人、静内小学校167人という予想がされております。これによりまして、当分の間は現状のままで継続していくという考え方を持っております。しかしながら、山手小学校も静内小学校も建設後30年を既に経過しておりまして、大規模改修の時期に来ております。両校を改修すれば、多額の財政負担が強いられるということがございますので、状況を十分に考慮しながら対応する必要があるというふうに考えております。なお、将来現在の校舎がどのようになるかによりまして、学区の変更についての見直しも出てくるというふうに考えております。
 以上です。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 92 ]  それでは、教育長に具体的な部分でお伺いをしますが、川合小学校と東静内小学校が統合されて早くも1年たちました。それで、今旧川合小学校の建物の現状はどういうふうになっておられますか。
議長(中島 滋君) 教育部長。
教育部長(塚尾英夫君) [ 93 ]  川合小学校の現状どういうふうになっているのかということでございますが、施設の活用等につきましては地元と協議をしてまいりました。その中で地元のほうからは、生活館にかわる集会施設が欲しいのだというようなことは、正式ではないですけれども、そういう申し入れを受けております。町としては、具体的に方向性がまだ見出していない状況でございますので、三石地区の統合に合わせて22年度中にある程度の方向を示したいというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 94 ]  では、校舎そのものは今教育委員会のものなのですか、それとも町長部局のものなのですか。
議長(中島 滋君) 教育部長。
教育部長(塚尾英夫君) [ 95 ]  一応教育委員会のほうで管理している形になります。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 96 ]  教育委員会の管理ということになれば、教育財産という、こういう形になるのですか、一般的に。
議長(中島 滋君) 教育部長。
教育部長(塚尾英夫君) [ 97 ]  一応そのような認識でおります。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 98 ]  それで、今委員長さんからもご答弁ありましたように、廃校後のもの、地域住民の要望や意見等聞かれて、そして一定の方向をまとめたいという、こういうお話でした。そこで、教育長にお伺いしますが、地域住民の要望、意見をどういうふうに吸い上げていく考えなのですか。今図らずも教育部長は、正式ではないけれども、委員会に来ているという、こういうお話があったわけです。どういうふうな手順だとか、だれを対象にして教育委員会としては吸い上げていくのか、この辺は極めて大事なことだというふうに思っています。
議長(中島 滋君) 教育部長。
教育部長(塚尾英夫君) [ 99 ]  今のご質問でございますけれども、2月に開催されましたまちづくり懇談会の中で連合自治会を通じて5月ごろまでにどういう活用ができるのか、地元でちょっと考えてほしいということの投げかけをしてございます。それを受けて、私らのほうで検討会議等でさらに詰めていきたいというふうに考えております。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 100 ]  ちょっとご答弁を返して悪いようなのですが、まちづくり懇談会で投げかけたという段階だけでよろしいのですか。地域には地域のきちっとした住民組織というのがあるわけですよね。ございますよね。こういう組織に対して教育委員会として統合しますよ、こういうふうに教育委員会の方式です、こういうお話はされているのですか。きちっとされているのですか、会の代表の方。そして、私はそういう組織の責任者がいるわけですから、そういう方を通して意見を吸い上げるということであれば、それはわかります。ただ、地域懇談会、町政懇談会でただ言ったというだけでは、私は教育委員会としての責任は果たしていない、こういうふうに考えます。いかがですか。
議長(中島 滋君) 教育長。
教育長(河村一夫君) [ 101 ]  まちづくり懇談会については、三石地区においては、各地区において連合会組織がなされております。連合自治会長さんもそこに参加をしているという状況、またほかの自治会長さんも参加しているということですので、その人方に先ほど言ったように5月までに地域としてどういうような考えを持つのかということをお願いしてあります。改めてこちらから地域の代表の方にお出かけをしてその意見等を聞くというところと、あとあわせてやはりほかの人の意見もあるだろうということもありますので、そこら辺についてはこれから広報等で周知をしながら、どんな活用がいいのかと。それからまた、先ほど町長言いましたけれども、地域づくりにつながっていくような、そんな形になればという、そういう考えでいるということでご理解をいただきたいと思います。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 102 ]  ぜひ町の方針として、私は早く出していったほうがいいのではないか。町長も12月の行政報告の中で私の質問に対して早急に調査をしながら、そして対処していかなければならないというお話がございました。私は、横から見ていると、そのテンポがちょっと遅いのではないのかなという感じがしてならないのです。隣町の状況を申し上げて大変失礼かとは思うのですが、先ほど申し上げましたように、私も東川小学校建設に携わりました。皆さん、ご案内のようにこういう校舎をつくって、設計の仲間に入ってやってきました。ここは、今住宅型有料老人ホームという、こういうところで有意義な再活用がなされています。地域の方々も喜んでおるし、町の方々も人は増える、地産地消で物は買う、医療は町で機関を使ってというふうなことで、だんだん、だんだん有効に活用されている。それで、この新冠の場合には、3月31日の閉校式、そして5月2日に既に臨時議会を開催をして、そして明和の学校、東川小学校の学校、大狩部の学校、これの売買の契約を5月2日の臨時議会でやっているのです。3月31日閉校です。それで、5月にやっている。このぐらいのスピードがあるのです。ということは、この3月31日の閉校以前にそういう話をきちっと何らかの形でなされていて、そして、はい、私は買い取ると。そして、大狩部は、これは競争入札で落札という状況をつくっているのです。こういうスピード感を持つためには、早急に町と、それから教育委員会ときちっと連携をとりながら方針を打ち出さなければならない、そういうふうに思っています。ぜひこれは早急にやっていただくことが、より地域の後の活性化につながっていく道であるというふうに私は確信をしておりますので、ぜひひとつ要望をしておきたいというふうに思います。
 具体的な問題でもう一つ、教育長にお尋ねします。私が勤務した延出小学校、そこには幌村文庫があります。毎年30万、もう30年以上は続いているというふうに思います。極めてこれは大事な財産だというふうに私は思います。今時点で教育長は、この幌村文庫の扱いをどういうふうにしようと考えておられるのかお伺いします。
議長(中島 滋君) 管理課長。
管理課長(磯貝正之君) [ 103 ]  今お話のありました幌村文庫におきましては、昭和46年からご寄附をいただいておりまして、今年で39回目ということで、金額にしてもかなり多額の金額でございます。その資金によりまして、現在まで8,898冊の多くの図書を購入しているという状況でございます。今のお話のありました今後ということでございますけれども、学校図書館という考え方もありますけれども、地域文庫ということも視野に入れながらいろんな方策を探っていきたいというふうに考えているところです。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 104 ]  ぜひひとつ教育委員会が責任をきちっと持って方針を立てていただくことが、寄附をして続けてくれた、いわゆるおれは貧乏で読むことができなかったその本をぜひ今の子供たちに読んでもらいたいという幌村春雄さんの意思をこれからも受け継いでいくべきだし、そのことを地域の子供にさらに私は味わってもらいたいというふうに思いますので、その体制を教育委員会としてきちっととっていただきたいというふうに思います。
 それから、行政報告の質問の折に私も申し上げました。5つの学校から出る一般備品については、それは処理の仕方があるだろう。しかし、音楽教材であるとか体育教材であるとか、こういう教材をどう有効的にしていくのか、有効にしていくのか。ただ単にそれを廃棄をするとかということでなくて、前にも申し上げたように、いわゆる海外ではそういうものも願っているところもある。そういうところに教材を送っていく、それも一つの、僕は教育という観点から見た場合に非常に大切な処理の仕方ではないかというふうに思っています。この考え方について、教育長はどういうふうに思っていますか。
議長(中島 滋君) 教育長。
教育長(河村一夫君) [ 105 ]  前にもそういう話がありまして、当新ひだか町の教育委員会の前の前の委員長さんも今そういう形で活動しているということを承っておって、やはりそういう恵まれない地域の方々、海外にもたくさんいるということで、そういうことについて検討していきたい。ただ、海外に送るとなると、輸送その他の問題がありますので、そこら辺はどうなのか検討しながら進めていきたいということでご理解を賜りたいと思います。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 106 ]  ぜひひとつ私の意見を取り上げてやって、有効にしていただきたいということを願っております。
 時間の関係もございますので、ちょっとこの辺で1点目の部分については終わらせたいと思っております。まだまだ聞きたいことがありますけれども、この後何人かの同僚の議員の皆さんから同様の質問があろうかというふうに思いますので、その後お願いをしたいというふうに思います。
 そこで、2番目の学力向上対策について教育委員長のご見解をいただきたいと思います。学力と先ほど申し上げた、いわゆる生活環境、そして基本的な生活習慣等、関連は密接なものが私はあるというふうに思っています。そういう視点から、教育委員長は当町における児童生徒を取り巻いている環境をどのようにとらえておられるのか。この面について委員長の考え方をお聞きいたします。
議長(中島 滋君) 山田教育委員長。
教育委員長(山田一孝君) [ 107 ]  先ほども申し上げましたけれども、全国学力・学習状況調査の結果によりますと、毎日朝食を食べていないというふうに思っている子供たちの割合が全道との比較で高い状況にあること、そして家庭におきましてはテレビを3時間以上視聴する割合も高いと。また、家庭学習で1時間以上勉強している子供の割合が低いということが示されております。このようなことから、学校に対して子供たちの実態をまず把握いたしまして、教職員との共通理解を図ると。また、これをもとにしまして、学力向上に向けた取り組みが必要なのだろうというふうに考えているところでございます。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 108 ]  それで、私も静内小学校あるいは山手小学校に勤務をいたしまして、守秘義務範囲の中で申し上げたいというふうに思いますが、私が山手の学校に勤務していたときに、4月に新しい先生を迎える、転勤する先生を迎える。迎えたときに私がその先生に申し上げる最初のことは、児童の名前をいるかいないか聞かされても答えることはしないでほしいというふうに指導をいたしました。これは、どういうことかというと、親を探すために子供の所在を聞くという、こういう手段なのです。ですから、だれだれが山手の学校におりますか、はい、おりますよと言ったら、それは親が山手の校区内に住居しているという、こういう特定をされる可能性がある。それは、通常の方からの、そういう連絡ではなくて、親を探すための何かがある、こういう状況で子供を探す。だから、私は今申し上げたように初めての先生方、絶対そういう電話がかかったときには校長か教頭に全部電話を譲ってほしい。校長、教頭が対応します。まず、これが最初の指導なのです。このことからご理解をいただけると思いますが、この地域は非常に大人の世界によって子供がいろんな面にぶつかっているのです。障害が出ているのです、そういう部分で。だから、ただ子供だけをどうだこうだというふうに責めていっても、そこはなかなか解決ができない。親の離婚の問題もある、家庭的な問題もあるのです。そして、ちょっと時間がないから詳しいことは聞きませんが、先ほどの壇上で評判のいい教師だとか、あるいは質のいい教師だとかというお話があったけれども、私はそういうものを学校として対処をしていくには、学校の総合力しかないだろうというふうに思っています。新卒の先生が担任をした。そのところで子供の問題が起きると、必ずその原因は親のところの原因になってくるわけです。そうすると、学校を出た本当の若い先生が親の関係、夫婦間の関係のところまで入っていけるかというと、なかなか入っていけない。そうすると、どうすればいいのかということになると、年配の先生だとか校長、教頭、これが行っていろいろ人生的な相談も受けなければならないという部分も当然出てきて、そういう形で子供を救っていくという、こういうことが必要だ。そうすると、学校の総合力でそれを対処していかなければならないという、こういう部分なのです。ですから、壇上で申し上げたように、質のいい教師だとか評判のいい教師、これはどういう定規を持って教育委員会が指しているかは、私は不明です。わかりません。だけれども、そういう目で教育行政が見ていった場合には、この町のこの地域の子供たちは救っていくことはできないだろうというふうに思うのです。そして、今年代が高い教頭、校長さん方は、教育委員会の指導かどうかわからないけれども、ほとんど教科指導は持っていない。どちらかというと、校長室に行政として押し込めて、そこからいろんな命令を出していく、こういう風潮が教育行政の中にあるのではないか。学校全体がともに知恵を出す、汗を流す、そして頑張っていく、そういう共通な気持ちがだんだん、だんだん薄れてくるような施策を教育行政はとっていないかという、そういう心配もある。いずれにしても、本当にここのところは三石地区の状況と静内地区の状況とは全く違う。これを私は教育委員の皆さん方お一人お一人が十分分析をした上で対策を立てていかなければ学力向上も望まれないのでないかというふうに思います。
 まだまだ細かいことを聞きたい部分がございますけれども、それぞれ時間等もございますので、最後に教育委員長に総括的なご答弁をいただきたいというふうに思います。当委員会にも女性の委員といいますか、それよりも保護者の教育委員、こういうふうに地方教育行政組織法が改正をされて、いわゆる子供と近い、家庭と近い立場にいる、そういう人を教育委員に選任しなければならないという、こういうことが法律的に決められました。そして、当町でも西村さんという立派な保護者の方を教育委員として迎えられた。これは、全国的な教育委員会改革の第一歩であり、それに基づいて当町もそういう措置をとって、教育委員会全体の活性化を、これを求めていった。その一つのあらわれが今申し上げた形だというふうに思います。
 そこで、先ほども作成段階での有識者との話し合いについては、外部の方とは折衝、懇談をしていないというお話でございました。私は、これからの教育委員会のあり方というものは、やっぱり多くの町民の方々とひざを交えていく、こういうことがぜひ必要なことではないかと。そして、直接生の声を現場の先生方、校長さんからも聞く、こういう姿勢が必要ではないか。そして、議会との、委員さんとの意見交換の場を数多く持って、いわゆる大きな形の中で論議を重ねながら子供、町民の幸せ、施策を求めていく、そういう私は教育委員会であっていただきたいなという強い希望を持っておるわけですが、教育委員長に最後にこの考え方についてお考え、表明をしていただきたいというふうに思います。
議長(中島 滋君) 山田教育委員長。
教育委員長(山田一孝君) [ 109 ]  ありがとうございました。私どもも建設的な立場からのご意見をこれからも聞いてまいりたいと思っておりますし、当然のことながら、そういうことを前提といたしまして、関係団体との話し合いということは必要性に応じてやっていきたいというふうに思っております。また、議会の皆様にも必要があればそういうことでお話し合いをしていただきますように対応していきたいというふうに思っています。
 また、先ほど西村委員のお話がちょっと出ましたけれども、大変新しい委員さんを迎えまして、非常に委員会も活性化しております。といいますのは、私どものような古株と違いまして、わからないことについては非常に熱心に聞いてくれますし、また教育長のほうも細かいことまで説明をするということで、非常に議論がしやすいというような状況になっておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。どうも今日はありがとうございました。
議長(中島 滋君) 五十嵐君。
24番(五十嵐敏明君) [ 110 ]  山田委員長には、ご出席をいただきましてありがとうございました。
 以上で私の質問終わります。

延会の議決

議長(中島 滋君) お諮りいたします。
 本日はこれで延会したいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(中島 滋君) 異議なしと認めます。
 本日はこれにて延会することに決定いたしました。

延会の宣告

議長(中島 滋君) 本日はこれで延会いたします。
 どうもご苦労さまでした。

                                                      (午後 4時46分)