咲く花も、散る花も美しい。
日本屈指の桜並木、二十間道路。

 
 美しい桜が直線で7kmにもわたって咲き誇る一本道、二十間道路。そのスケールは、日本屈指です。左右の並木の幅がちょうど二十間(約36m)あることから、二十間道路と呼ばれるこの通りは、日本を代表する桜の名所として「日本の道百選」、「桜の名所百選」などにも選ばれています。そもそもは、かつてこの地にあった宮内省の御料牧場を視察する皇族の行啓道路として造成されたのがはじまり。1916(大正5)年から3年をかけて近隣の山々の桜が移植されました。5月にはこの美しい桜をひとめ見ようと、全国各地から毎年20万人もの花見客が詰めかけます。
 
 
 
 
 
二十間道路の桜並木
 桜の7割はエゾヤマザクラ。その半数以上が樹齢80年を超える老木のため、町では保全対策に力を注いでいます。
 
 
 
   
 
「日本の道百選」顕彰碑
建設省の「日本の道百選」に選定されたことを記念して、1987(昭和62)年に建立されました。
 
花のトンネル
二十間道路から牧場へ続く脇道。
道路の両側300mに桜の木がトンネルのように並びます
 
 
  日本の道百選(昭和61年/建設省)
北海道二十景北の彩時記(昭和62年/北海道郵便局)
北海道まちづくり100選(昭和63年/北海道まちづくり100選実行委員会)
さくら名所百選(平成2年/(財)日本さくらの会)
新・日本街路樹100景(平成6年/読売新聞社)
ふるさと景観賞(平成10年/北海道故郷桜元気快の会)
北海道遺産認定(平成16年/北海道遺産構想推進協議会)
第11回花の観光地づくり大賞(平成21年/(社)日本観光協会)
 
 
エゾヤマザクラの春、コスモスの秋。
色と香で感じる季節のうつろい。

 
 並木の桜が一斉に咲き揃う春。「しずない桜まつり」が開催されます。出店では特産品などのお土産がいっぱい販売されています。また、期間中はふだんは見学できない「龍雲閣」が特別に一般公開されます。
 龍雲閣は1909(明治42)年に建築された皇族のための貴賓舎で、伊藤博文をはじめ、大正天皇や昭和天皇も皇太子時代に滞在し、宮内省所管の御料牧場を見学されました。御殿造りの優美な建物の中には、伊藤博文公の書や狩野探幽の屏風絵などを展示しています。
 春の桜を充分に堪能したら、今度は、秋の二十間道路へお出かけください。並木の紅葉も、春には負けず劣らず見事な眺めです。また、桜並木の下には、2万3千本のコスモスを植えた「コスモスロード(秋桜路)」が続き、秋の名所として観光客の人気を呼んでいます。
 
 
 
 
 
   
龍雲閣
 明治の面影をいまに伝える優美な御殿造り。
数々の貴重な資料を収蔵しています。
 また5月上旬のしずない桜まつり期間中に合わせて一般開放(無料)しています。
◎時間 9:00〜16:00
◎新ひだか町静内御園111番地 
TEL 0146-46-2011(家畜改良センター新冠牧場)
◎JR静内駅から車で25分
 
   
 
 
しずない桜まつり(5月上旬)
 桜の開花時期により開催日が変わります。
◎4月下旬〜5月上旬の期間中は、しずない桜まつり情報をお伝えする「エゾヤマザクラの声」のページを開設しています。
 
秋桜路(コスモスロード)
 秋の桜と書くコスモス。濃紅色の花が秋風に揺れる、二十間道路の秋の名所です。静内農業高等学校の協力により花壇を作っています。
 
 

 
花見の帰りには、桜のお土産
桜まつりの期間だけ発売される限定ビールをはじめ、桜ようかん、桜まんじゅう、桜うどん、桜の押し花クラフトまで、新ひだか町でしか手に入らない逸品がずらりと勢揃い。花見客から高い人気を得ています。
 
 
     
 
押し花クラフト
 
桜まんじゅう
 
桜ようかん