わがまちの誇り、「みついし昆布」

 
 
 
 浜辺に敷き詰め、たっぷりと自然光を浴びさせる。砂利浜の小石と小石の空間がほどよい通気をもたらし、湿気を吸収する。太陽熱を受けて、ほどよい塩気がからみ、旨味が昆布に凝縮される。独特の風味は、この天然干しでしか出すことができない。これが、三石昆布の最も古くて最も新しい製造方法である。だから、時代は変わっても、この風景は変わらない。浜辺の早朝の昆布干し、これこそが三石の誇るふるさとの姿。自然を友とし、守り育て、ともに歩む。穏やかでいて、力強い、ふるさとの風景そのもの…。
 
 
 

学名「ミツイシコンブ」

 北海道産の昆布としては、松前地方のものが主流であったが、昆布漁場も沿岸に広がり、日高沿岸一帯で生産されるようになった。松前産のものが減少したため、三石産がこれに代わり、日高沿岸の昆布は「ミツイシコンブ」と総称されることとなる。
 名付け親である宮部金吾博士により、明治35年に学名となっている。丈の長い三石昆布は長切り昆布として声価を博し、日高の水産物の王座を占めてきた。大正7年、札幌市で開催された開道50周年記念博覧会で、北海道長官より表彰され、かつ宮内庁御用達となる。以来、三石昆布は昆布の最高峰として君臨し続けている。

 
 
 
 
 
 
 
三石昆布のキャラクター
コンブマン